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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
旅は道連れ エディ君との珍道中 シントラがすごい
今日ついに帰国日。
18:00過ぎのフライトなので、昼間が有効活用できる。

というわけで、シントラまで足を伸ばしてきた。
ちょっとリスクがあってどきどきだったけど。

電車でリスボンから40分。

さらにシントラ内での移動はバスが必須。
遠出をすると、なにかあったときが怖い。

以前パリで帰国日の午前中、自転車レースを見るために遠出をしたら、列車駅からタクシーしか交通手段がなく、
加えて、日曜日はお休みという個人タクシーばかりで、どうなることかと思ったことがあった。
なんとかお休み中のタクシー運転手を見つけ、駅まで運んでもらった、などという
綱渡りをしたのだった。

あんな目にはもう遭いたくないよ、、、
などといいつつ、懲りずにレッツゴー!

と、張り切って出かけたはいいが、シントラに着いてびっくり。
世界遺産なのに観光客がいない。

駅について4組がバスに乗ってシントラを目指したが、私が行こうとしていたムーア人の遺跡で降りたのは
私ともうひとりだけ。

すごくさびしい林を通るので、急に心細くなってきた。

あとで人が少ない理由が判明。
朝9:30からオープンで、私が着いたのは丁度その時間。

観光客は出だしが遅かったようだ。

というわけで、唯一バスを降りた中国人の少年に声をかけてみた。
で、一緒に回りましょうということに。

あー、よかった。
朝9:30.誰もいない山林をひとりで歩くのはやっぱりイヤだ。


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とにかく半端でなく好青年で、なんともラッキーだった。

まずはシントラのムーア人の城塞。
入り口はこんな。人っ子一人いない山中分け入るのは勇気がいる。
あと30分もすれば、観光客がどっと来たみたいだが。

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ムーア人の城塞を遠くから見た風景。
我々(私と中国人のディ)は、2人であのてっぺんまでおっちらおっちら登ったのだった。

城塞跡は結構広範にに広がっていて、何箇所かに物見やぐらがある。
エディ君はすべてに登りたがっていた。

私は飛行機の時間とのかねあいで、飛ばせるところは飛ばすつもりだったのだが、まあいいか、と
一緒につきあうことにした。

足元がぐらぐらと危ないところでは、後ろを振り返って、「気をつけて」と声をかけてくれ、
足場のおぼつかないところでは手を差し伸べてくれ、かつ肩の力が抜けていて、超気が楽な相棒だ。

英語はいまいとつだけど、フランスの大学を出ているので、フランス語もたしなむ。
フランスでの仕事の合間に世界各地を旅しているようだ。

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で、次に巡回バスで訪れたのが、ペナ宮殿。
これがルネッサンス、ゴシック、マヌエル様式のごちゃまぜだそうで、ぱっと見た感じはアラビアン。

中に入って見学すると、これまた部屋ごとに華美。
ひとつ気づいたことは、部屋が小ぶりなこと。

ポルトガル人、ベッドも小さくて、やはり昔から小柄な民族のせいなのか
だだっ広い部屋が豪華とは思わない傾向にあったようだ。

室内写真禁止。写真大好きなエディ君はがっかりしていた。

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いやあとにかくこの日は上りばっかりだった。
ムーア陣の城塞も、ここペナ宮殿も、入口まで行くのに勾配。

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ムーア人の城塞から見たペナ宮殿。
林に囲まれ森閑として、これは世の中で初めて見る光景と思った。

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最後はシントラの町中の王宮へ。
エディ君はこのあとロカ岬にいくからと、ここでお別れ。

握手をして、一緒に写真を撮って別れる。

王宮はどうやら中国のガイドブックでは、それほどレートが高くなく、絶対お勧めの場所ではないのだろう。
が、私はシントラにきたらこの3ヶ所は必ず行く、と決めていたので、初志貫徹。

地味な部屋ばかりで、うーむ、これが王宮か、、と思ったのだが、
最後の方の部屋が突如入ってびっくり。

アズレージョ(タイルの装飾)とはめ込みの絵の競演は、まさに豪華絢爛。

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とまあこの3つを堪能して帰途に。

しかし国鉄駅まで行くバスが待てど暮らせど来ない。
15分に1本なのに30分こない。ダイヤではくるはずなのに。

焦りまくって、やはり先を急ぐ韓国人の女の子と一緒に列車駅まで一目散走った。
歩くと20分と聞いていたが、下りなので、15分ぐらいで行けそうだった。
初めから歩けばよかったと後悔しつつ全速力。

が、走っている途中、駅まであと500mのところでバスが来るのが見えた。
バスの周遊券を持っていることだし、あわててその先のバス停まで走って、最後の500mだけ
バスに乗る。
意味ない動きだった。

と、こんなあんなはあったけれど、シントラ、世にも類い稀な場所だった。
2010.10.16 Sat | Travel-Portugal| 0 track backs,
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