日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ターザン
風邪で寝込んでいるツーレ、そろそろ復調か。
夜になっておしゃべりが多くなってきた。

「ねえ、くまたろうさんって熊谷さんっていう名前なの?」

「ねえ、タンネンバウムさんって、樅子(もみこ)さんっていう名前なの?」

それぞれ本名を明かすと、

「え?なぜなぜ?」

そんなの知らんがな。





ツーレが風邪ひいて寝込んだ。
私は風邪の直前で踏ん張ったけれど。

新聞を片付けていたら、雑誌ターザンが出てきた。

彼が買ったものらしい。興味のある話題だと、時折買っている愛読雑誌だ。

彼が熱心に読んだであろうその表紙には、でかでかとこう書かれていた。
「免疫力」
2010.10.31 Sun | Private| 0 track backs,
リスボンの由緒正しき缶詰屋さん Conserveira de Lisboa が素晴らしい
そのものズバリな命名をされた「リスボンの缶詰屋さん」Conserveira de Lisboa
創業80年のお店らしく、中を見るだけでも楽しい。

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なにしろ店内には、海の幸の缶詰がズラリ。
壮観だ。

老舗のプライドというか、缶詰の配列は整然。
包装にも工夫が凝らしてある。

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カウンターにはいにしえのレジが置かれ、博物館的要素もある。

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ガラスケースの中には、昔の缶詰シリーズ。
当初からこの店は、缶詰の包装に拘ってきたらしい。

今でこそレトロな図柄だけど、その昔はモダンだったのかも。

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こんな感じだ。
さらに、缶詰を開けるためのミニ工具もあり、以前はあれに巻きつけて開けていたのだろう。

ポルトガルは魚がおいしい。そして、みんな魚をよく食べる。
様々な魚を缶詰にする風潮があったからこそ、この品揃え。

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私も買ってきた。
ムール貝、イワシ、ツナ。
うーん、あまり冒険しなかった。

様々な種類があったけれど、わからない魚も多種。
一応パッケージにイラストで中身の魚が描かれているので、それで想像つくものもある。

釣り好きの人にはたまらないに違いなく。

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缶詰のパッケージのみならず、買った時の包装もまた凝っている。

店員が手際良く包んでいくさまが小気味よい。
古いものほど洗練されている、そんな見本を見た思い。

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お店の情報はこちら:
地下鉄ならバイシャ・シアドから歩く。
Stアントニオ教会にも程近い。

http://www.conserveiradelisboa.pt/
2010.10.30 Sat | Travel-Portugal| 0 track backs,
リスボンの下町
出張中は余りまとまって時間が取れなかったから、適当にふらりと下町を歩いたりした。
このあたりは、スペインやイタリアにもありそうな狭い路地。

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でもこれはポルトガルっぽい。
ギターと黒衣の女性。
ファドと呼ばれるポルトガルの民謡はギターの伴走で奏でられる。
スペインのフラメンコよろしく演奏時間が夜遅いので、聞きにはいけなかったけど。

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イタリア・ベネチアの裏道でも、洗濯物の色を意識した干され方をしていた。
こうなると洗濯物も一種の見世物。

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道のまん真ん中に紐を張って洗濯物を干しているなんていう光景も。

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ポルトガルの下町というと、アルファマ地区が該当するのだろうけれど、
前回かなりそのあたりを歩いたので、今回はバイシャアルトへ。

こちらは中国人街になっていて、アルファマよりも見方によっては下町、という気がした。
こちらは法律事務所かな。

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道の上で繰り広げられる市民生活。
怒号あり、捕り物帳あり、鳴き声あり、井戸端会議あり。

でも余りに庶民の生活ぶりが丸見えで、ちょっと引いてしまった。
アルファマを歩いたときは、観光として見物する感覚だったけど、
今回は余りに猥雑な中に放り込まれた感覚になって、かすかな恐怖すら感じ、急いでその場を去った。

治安がすごく悪い、ということじゃないけれど、
恐らく観光客が余り足を踏み入れない場所、踏み入れないほうがいい場所だ。

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そしてふたたびギター。
ポルトガル、なんとなく哀愁がよく似合う。

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2010.10.28 Thu | Travel-Portugal| 0 track backs,
ポルトガル/リスボン お勧めの観光地 ② 国立アズレージョ美術館 その2
先日のポルトガル出張の続き。

例のタイル美術館では、思いがけないものに遭遇した。
茶器!
とてもとても違和感ある置かれ方で、目を引いた。

なにしろ工事中の部屋に、ぽつんとこれが置かれている。

余りに意味不明で、係員の女性にその訳を聞いた。

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すると、彼女の答えはこうだった:

今年は日本とポルトガルの平和・友好・商業150周年にあたるそうだ。

そこで、この場所で、レセプションが行われ、お茶会がひらかれた。
そのときの記念の品なのだとか。


へえ、最近博物館や水族館などを貸し切ってレセプションをやるのが流行りだけど、
タイル美術館でやるとはオツだなぁ、と感心。

ところがその翌日、まさか我々の学会のレセプションの場所として再度ここに足を運ぶことになるとは
思いもしなかった。


その係員の女性は、こう続けた。「こっちにきて」
ついていくと、図書コーナーに子供たちが作ったタイルの展示があった。

「日本とポルトガルの子供たちが手分けして合作したものなの」と。

なるほど、良く見ると富士山、カブト、「犬」などの絵や字があった。

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右下のタイルには、製作に携わった子供たちの名前と、交流150周年の旨書かれている。

ただ、「この場所につい最近まで、日本・ポルトガル交流150周年ポスターが飾ってあったのに、
もうはがされてしまったみたい。残念見せたかったわ」とも。

それでも十分。
思いがけないところで日本に出会って、心踊った。

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アズレージョと呼ばれるこのタイル。
クラシックな図柄と色合いが特色で、1830年頃が最盛期だったようだ。

現在でも製作されているものの、ほかの芸術作品同様すっかり多様化し、
アヴァンギャルドな作品も多々。

古典的な以前のものは例えばこんな感じ:

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上の階にはリスボン市内を描いた絵巻のようなアズレージョ。

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だが、これが現代となると、アズレージョとしてくくってしまっていいものやら、
やや躊躇してしまうような作品が並ぶ。

アズレージョに限らず、画風や潮流が画一的だった時代から、個々の主張・思想にゆだねられる時代へ。

私には、指針があった”いにしえ”の芸術の方がわかりやすい。

どうも最近のものは、直観・インスピレーションで向き合わなければいけない感じで、
作品と対峙して、なにも湧きあがってこないときの敗北感が痛い。

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2010.10.26 Tue | Travel-Portugal| 0 track backs,
状況暗転
今日は少々所用があったので、会社へは大幅遅刻で出社。

金曜日に地獄に突き落とされるようなメールがきて、慌ててイギリスに電話して、まくしたてたものの、
日本のお客さんの方はそろそろ退社時間ということで、もう月曜にあとはやるしかないと諦めた。

それ以来気になっていた案件だけど、イギリス側の担当者は今日は休みと言っていたので、どのみち対応不可。
出社して事実確認をして、イギリスへの連絡は明日にしようと思っていたら・・・

表面的に伝わっている事態よりもさらに深刻なことが発覚。
それも、ある人がたまたまひょんなことで語ってくれたことからたまたま明らかになった。
ただでさえ窮地に追い込まれているのに、Final blowである。

もう血圧が一気に上昇。
イギリスの担当者の出社を待っていては遅いから、彼の上司にぶちまけた。
彼も驚愕していた。

まあとにかく、事実確認だけは最低してもらうことにして、今日は終了。

こういうことがいつかおこるかもしれない、、そう社内で訴え続けていたんだけど。
現実になってしまった。


さて、ミルラムとガーミンが浅草で遭遇した。
(写真はとりあえず取り下げ、別途まとめて)

ドミニク君がはしゃいでいた。
チームが決まった気配はないが。

ちなみに私はレース後、彼のことを見かけた。
上はアンダーウエア一枚でバイクに乗って帰って行った。

その光景が意味するところはつまり、、、というわけで、思わず苦笑いしたのだった。
2010.10.26 Tue | Private| 0 track backs,
宇都宮ジャパンカップ終了
帰りの新幹線、ツーレがひとこと:
「あー、無茶苦茶面白かった!」

とはいえ彼は、今回どんな選手が出ているのかも知らず、クリテがあることもよく把握せずに宇都宮に土曜の午後やってきた。

「ツーレさん、好きな選手は?」と友人に聞かれたが、
多分いないと思う。

自転車乗るんですか?
いいえ、スキー派です。

でもロードレース好きなんですか?
うーん、レース観戦に行きたがるところを見ると、好きだと思われる。

はてさて、じゃあ一体、ツーレはロードレースの何が好きなんだろう?

よくわからないけど、あの雰囲気。そして、とにかくスポーツをする人が好きみたい。


今回ジャパンカップで一番おもしろかったものは?と本人に聞いたら、
「ビリッケツの選手の苦しく喘ぐ様子に感動しつつ、頑張れー!と思いきり応援したこと」
と言っていた。


そういえば、例年応援に行くマラソン大会(以前は東京国際女子マラソン、今は東京マラソン)でも、
声をからして「頑張れー!」と誰彼かまわず声援を送っている。

自分がクロスカントリースキーで、鼻のあたりにツララをつくりながら、
顔を歪めて必死で前へ前へと進む姿と重なるものがあるのじゃないかと思う。


ロードレース、人それぞれの、ツボがあるようだ。


私的には、今回のレースで一番感激したのは野寺キャプテン(シマノの監督さん)
・・・のお父さん。


いやあ、とにかく本当に素敵なお父さんです。
大感激しました~。
そして、今日はお疲れ様でした。


さて、かくいうわたし、最近は、
1週目:今までになく強行軍の国内出張x2
2週目:海外出張
3週目:丸一日がかりの国内出張+風邪
週末:ジャパンカップで宇都宮

ということで、宇都宮に向かう新幹線の中で、結構グロッキーだった。
なにが具合悪いというのではないけど、からだが重くてだるくて、不安いっぱい。

ところが友人夫妻2組と会い、散々おしゃべりして疲れてもおかしくない状況で、
ふと夜宿に帰ると、んん??なんだかからだの重さは取れていた。

そして、日曜日、風邪の症状は完全に消えている。
なし崩し的に消え去った模様。

あとは仕事上のトラブルシューティング残るのみ。
金曜日は予告もなしにありえないメールが仕事先からきて驚愕したが、
恐らく同僚たちとああでもない、こうでもないと一緒に議論を重ねれば、少し
気が楽になるんじゃないかな。
2010.10.24 Sun | 国内探索| 0 track backs,
ジャパンカップ@宇都宮
晴天に恵まれた土曜日の宇都宮。
出張から帰国後、初めて拝む太陽だ。

連日曇天ばかりで時差ぼけがいまひとつスッキリ解消した気がしなかったが、これでOKだろう。

日中太陽を浴びないと、どうも夜、さらっと眠りに落ちない。


さて、森林公園で行われたオープンレースの後にはこんな光景。

オスカル・プジョルがマイク片手にTVカメラに向かい、NG出しつつ、笑顔を振りまく。


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ちなみに、彼の骨盤を見て、これはありえないと思った。
ウエストと腰の落差がほとんどない。
腿も、ふくらはぎも極細。
これでアスリートとは、びっくり。

ちなみに彼はテオ・ボスの代理で来日したので、クリテのみの出場。
書類手続きが間に合わなくて、日曜開催のジャパンカップ本体のレースには出られないんだ、とつぶやいていた。

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2010.10.23 Sat | 国内探索| 0 track backs,
宇都宮入りして人生の大ピンチ
宇都宮入りして、夕方、会社のメールをチェック。

ガーン!!!転地がひっくり返るようなありえない事態発生。

今まで苦心して積み上げてきたプロジェクトに大ピンチが発生した旨イギリスからメールがきた。

もしそうなったら相当深刻なことになる。
自分の首が飛ぶかも。。。

真っ青になってすぐさまBBでイギリスに電話。

先方は「That's why I wanted to have a tele conference with you.」だから電話会議したかったんだ、と電話の向こうで言っている。

実はおととい、電話会議の申し出があったが、契約関連の話だったので、電話ではどっちが言った、言わないでもめるから、言質をとるためメールにしたいと連絡していた。

こんな天地がひっくり返る大事件なら、最初からそういえばいいのに!!
一刻を争うなのに、なんで今頃言うんだ!!

はらわた煮えくり返りながら、なんとか落ち着こうと、一旦先方の言い分だけを聞き、お客さんと上司と同僚に電話かけまくる。

あー、宇都宮どころじゃない・・・焦りつつ電話で話していると、そばをブラッドリー・マッギー様ご一行が、そしらぬ顔で通り過ぎていった。
タクシーで、お食事に行かれた模様。
2010.10.22 Fri | 国内探索| 0 track backs,
ポルトガル/リスボン お勧めの観光地 ② 国立アズレージョ美術館
リスボンのジェロニモス修道院の素晴らしさは、初回の訪問で書いたし、あそこは有名どころなので
そういうところは抜かして、ガイドブックでは一押しという書かれ方ではないけど
今回行ってつくづくよかった!という場所に触れてみたい、、という企画第二弾。

今日はアズレージョ美術館。

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こちらの難点は、地下鉄も市電もすぐそばを通っていないこと。
バスで行くことになるが、24番だの718番のバスに乗るといい、なんて言われても、どこから乗ればいいのやら。

ということで、なかなか食指が動かないのだけど、行く甲斐十分にあり。

私の場合、バス停がわからず行くのを一瞬躊躇したのだが、ふと考えて、サンタアポローニャ
の地下鉄駅まで行ってみることにした。

ここは青い地下鉄ラインの終点。
アズレージョ美術館に一番近い駅となる。
あとはほぼ一本道といった感じなので、ここまで行けばバスがありそう、
と狙い定めて行ったところ、地下鉄駅を降りてすぐ目の前に24番と718番のバス停があった。

アズレージョというのはポルトガルでよく見られるタイルの装飾。

様々なタイプのタイル展示してあるだけの美術館だろうけれど、
それでもなかなか貴重な品が見られそう、ということで行ってみた。

行ってびっくり。
誰も中にこんな豪華な礼拝堂があるなんて教えてくれなかった。
金箔とアズレージョのコンビネーション。

生まれて初めて見る光景だ。

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まばゆい金ピカの豪華絢爛な内陣は、ややもすると成金趣味っぽい感じになるけれど、
それをアズレージョがほどよく抑えている。

アズレージョは、単に壁を飾るだけでなく、教会の上部とか、窓枠とか、建物の特定部分に
最初から意図して造られるそうで、そのために建築とのマッチングのさせ方に
様々な手法があり、想像以上に奥行きの深い芸術品だと感心した。

このタイル技術はポルトガルだけでなくフランスやオランダでも発達したそうだが
ポルトガルでは普通の家にもこういうタイルがはめ込まれていたりして、
庶民の生活にしっとりと溶け込んでいる。
この国の人たちの気質にマッチングしているようにも感じられる。


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更にこの美術館、なにがいいといって、元修道院をそのままそっくり使用している点。
なので回廊があり、建物自体の妙もある。

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会議の合間を縫って大急ぎで行ってきたアズレージョ美術館。
がしかし、その翌日、2回目のレセプションがこの場所で行われると知り、ちょっとがっかり。
場所は当日までサプライズで、伝えられなかったのだ。

とはいえ、やっぱり入場料払ってでも行ってよかったと後でつくづく思った。
レセプションではそれほどゆっくり見られなかった。

何より、レセプションのときにはすでにしまわれていたあるものに
で会うことができた(続く・・・ 多分1週間後ぐらいに)


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2010.10.21 Thu | Travel-Portugal| 0 track backs,
ポルトガルで出会った・・
まだポルトガルの穴場を書きたいと思いつつ、写真選びとかが結構時間かかりそうで、暫くおくことにして、
今日はこの話。

シントラで出会ったかの国のエディ君。
今連日ニュース報道で取りざたされている隣国だけど、そんなの局所的な問題だな、
と思わせるほど日本に対する敵対心はなく。

もっともフランスの大学で学んで、今そのまま居座って勤めていて、
ひとりでスウェーデンだのあちこちの国にふらりと遊びに行って、
いろんな国を経験してているから、垣根を余り感じないのだろう。

そもそも今の騒動、TV報道で見ると全土で嵐と言う感じだけど、
実際かの国から昨日帰国した同僚に聞くと、身近な出来事ではなかったと言っていた。


このエディ君に話しかけたのは、シントラ駅で列車を降りて、バスに乗ったあと下車してから。

バスを降りたはいいが、ムーア人の城壁は開館前ということもあり、全然人がいなくて、見渡す限り森林で、
余りに心細くて、私はいったいなんでこんなところにきてしまったんだろ?状態だった。


手には中国語でびっしり何やら書かれラインマーカーが惹かれた紙を持っていた。
なんでもネットから印刷したシントラの観光案内なのだとか。

で、それが面白いことに、「シントラに行ったら、この三か所を周るべし」、「xxは歩いても行ける」などと
地球の歩き方とかなり同じようなことが書いてあるらしかった。

観光ガイドって、万国似たり寄ったりなのかな。


国鉄駅では列車を降りた途端、インフォメーションに走って行き、地図をもらっていたエディ君。
ついでにバスの時刻表もしっかりもらっていた。

地球の歩き方にも駅構内にインフォメーションがあるといったことが書かれている。

私はそれを見て、真似して地図をもらっておいた。
だけどバスの時刻表はもらわず。
だって、たどり着けたときにしか乗れないわけだし、乗れるときに乗ればいいし。
どうせバスは15分間隔だし。
(だが帰りはバスが大遅刻で到着で、飛行場に間に合うか、とかなり焦ったのだが。)


そんなわけで、シントラの街をバスで移動するたびに、エディ君がいちいちバスの時刻表を確認して、
「次ここに行くには、このバスに乗れるね」などとA型っぽいふるまいをしていた。

そのくせ、このエディ君、結構おっちょこちょいで、
一旦買った観光チケットを切符チェックポイントに到達する前になくして
ポケット中をまさぐって、レシートやあらゆるチケット類を全部出しては、
あれ、ない!とパニックになったり。


さらに彼はポルトガルには2日間だけフランスから遊びに来てたのだけど、
フランスとポルトガルに時差が1時間あることを忘れて、飛行機の時間をその分間違えたとか。

結局ポルトガル行きの飛行機に乗りそこなって、仕方なくその場で往復チケット買いなおしたって、
ゲラゲラ笑って話してくれた。


なんともおおらかないかにも大陸育ちの人だった。


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2010.10.20 Wed | Travel-Portugal| 0 track backs,
目の前は海!コメルシオ広場
すぐ目の前は海。
ちょっとベネチアのサンマルコ広場を彷彿とさせるような、足元に海がある、というあの感覚。

遥かに海に向かって開けたこの場所にいると、その昔の人たちが遥かかなたを目指した気持ちがわかるような。

果てしない広がりに誘われて一歩踏み出したくなるそんなオープンな雰囲気が、この場所にはある。

リスボンのコメルシオ広場。


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リスボンで見た光景は、たとえば:

色とりどりの洗濯物がベランダの上ではためいて、時折水滴が頭上から滴ってきて、

胴周りが大き目の黒装束のおばちゃんたちが路地裏で大声でしゃべりまくり、

間口の小さい暗い店の奥では、一心不乱にイワシの内蔵をとってるおじさんの姿があって、

時折熊手を片手におばちゃんが、怪しげな男を怒涛のごとく追いまわし、、、

そんな喧騒と質素さと素朴さと大胆さと猥雑がごちゃまぜになった界隈。


でも、それとは好対照をなすような整然さもあちこちに確かに存在していて、
下町のイメージが強烈な分だけ、その落差に驚く。


ポルトガルの栄光は、街を歩いていると、あるときはあからさまに、あるときはひっそりと、
各所で見受けられ、昔とった杵柄といったというか、とにかくポルトガルの底力を見る思い。


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自分でも意外。
ポルトガルがこんなに気に入るなんて。

前回アルガルヴェからリスボンに移動したときは、あしらわれ方に失望したり
下町のごちゃごちゃを見て、リスボンと決めつけたりしたけど、

歩けば歩くほど、なんだかしっくりくる。
前にも書いたけど、身の丈に合っている。
背伸びせずに歩ける町。

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2010.10.19 Tue | Travel-Portugal| 0 track backs,
ポルトガル/リスボン お勧めの観光地 ① サン・ロケ教会 Igreja São Roque その2
昨日の続き、サン・ロケ教会。

まず、入口をはいると天井画と絵画・パイプオルガンが目につく。
なかなか豪華。

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パイプオルガンに注目すると、おや?どこか違う。

そう、「水平トランペット」と呼ばれる突起が水平に出ている。
普通パイプオルガンというと垂直に管が続くだけなのだけれど。

イベリア半島では17世紀ごろに、この水平トランペット型パイプオルガンが隆盛だったそうだ。

トランペットの音色を奏でるそうで、もうこうなると
鍵盤楽器と呼ぶべきか、管楽器と呼んだらいいのか、どうもよくわからない。

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さらにこちらの教会は、ザビエルの一生の絵だけでなく、8つあるチャペルがまた素晴らしい。
チャペルというと、なんとなく別室の小部屋といった礼拝堂を思い浮かべるけれど、そうではない。

素人くさい言葉でいうと、教会の左右にあるくぼみのようなスペースが礼拝堂。
本教会では左右4つずつの礼拝堂がある。

中でも地球の歩き方ご推薦の礼拝堂はCapela de Sao Joao Baptista(St.John=聖ヨハネ・バプティスタの礼拝堂)。

場所は入って左側の4つ目のくぼみ。

「めのうやモザイクで飾られたリスボンでも有数の美しいチャペル」
「イタリアバロック芸術の傑作」といううたい文句。

さて、ここからは付属美術館でもらった資料から引用する。
さすがに日本のガイドブックよりも丁寧な解説付き。

こちらの礼拝堂はJohn Vand王の名によって建てられたもの。
デザインはイタリア人建築家のLuigi Vanvitelliと、Nicola Salviの両人で
総監督はフレデリック・ルドヴィッヒという建築家。

完成は1752年。
他の礼拝堂と一線を画している点は、宝石や、疑宝石、金箔ブロンズを多用している点。
ローマン・バロックの特色なのだとか。


ではこの礼拝堂、めのうは一体どこにあるかというと・・・

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上を見上げると、このとおり。
つまり、天井部に巨大めのうがあった。

ウェッジウッドも真っ青、とライブレポートで書いたあれである。

確かに上を見上げないと気がつかない。地球の歩き方に感謝。

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さて次に、ではモザイクは?と目を凝らすと、こちらの方は正直さほど大したことはない。

ラヴェンナやパドヴァ美術館、アクイレイアでビザンチンや古代の最高傑作たちを目の当たりにしてしまっただけに、やや失望感も。

とにかく床面はやたらうす暗く、すすけているので、最大級の出来栄えかというと。。。

ただ、タイルのひとつひとつが細かくて、手の込んだ仕上がりにはなっている。
繊細な作品ではあるけれど、見逃してしまったら、まあ仕方ない、という感じ。

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さて、このサン・ロケ教会、それほど人がどっと押し寄せる場所ではない。
というのもこの地味な外観。
これでフェイントをかけておいて、中はきらびやか、という裏切りが妙に楽しい。

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先に書いたとおり、隣には付属の美術館があり、こちらに先にいっておくといい。
私は昼休みに行ったため、ミサの最中で教会に入れず、仕方なくこちらに入ったのだが、
たった2.5ユーロ。

展示物もさることながら、こちらでもらえるサンロケ教会そのものの説明書がよくできている。
英語もちゃんとある。
これを先に貰ってから教会に入ると、しごくためになる。
しかも教会自体は入場無料だ。(写真は美術館入り口)

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2010.10.18 Mon | Travel-Portugal| 0 track backs,
ポルトガル/リスボン お勧めの観光地 ① サン・ロケ教会 Igreja São Roque その1
リスボン回想:

「サン・ロケ教会が素晴らしかったよ」
国際会議の合間に出掛けてきたという日本人の研究者2人からそう言われ、
昼休みに一目散で行ってきた。

感想は?と問われれば、一言、「無理してでも行ってよかった」。

なぜこの教会を私は今まで見逃していたのだろうと考えて、
やっぱり「地球の歩き方」の影響だろうと思う。

「地球の・・」の評価は「★★」。3つ星ではない。

どういった記載がされているかというと、
外見の割に中は豪華、メノウの礼拝堂が素晴らしい、天正遣欧使節の少年達が宿泊した場所、、
といった程度の情報はあるけれど、ただそれだけ。
余りそそられる内容でもない。

が、今回行ってみて、うーん、この記事はUnder-ratedだ、と思った。
つまり実物は評価以上と。

そしてこの場所には、本には掲載されていない大きな目玉があった。
入って左奥にひっそりと隠れているSacristy 聖具室。


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付属美術館でもらったパンフレットによると、この場所は17世紀に建立。
聖具を入れるためのものだろう、大きな引き出しのついたチェストがあり、
材質は、シダとシタン材。象牙がはめ込まれている。

チェストの上は、3段に絵画が飾られているのだが、注目は一番下。
右周りにフランシスコ・ザビエルの生涯が20枚の油絵で描かれている。

17世紀のポルトガルの画家アンドレ・レイノーソ。
同国初のバロックの画家なのだとか。

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キリスト教流布に果たした功績が讃えられ、死後 ザビエルは聖人化(canonization)されることになった。
その際(1619年)に、これら一連の絵画作品がこの場所に安置されたそうだ。


彼が日本に上陸したのは、1506-1552年のその生涯のうち、後年のこと。
絵画の順番でいうと15番目から18番目が日本がらみになっている。

まず15番目の絵。
「ザビエル、鹿児島経由日本入りする」

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16番目。
「ザビエル、山口の宮廷にて、大名に説教をする」

お侍たちの絵が、和洋折衷なのが面白い。
レイノーソは、想像でこれを描いたのだろう。
靴や服装の見本は中国の宮廷の様子だろうか。
しかし一番右手のお侍は、チョンマゲらしきものを結っていて、なかなかいい線いっている。

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17番目。
「ザビエル、日本で病気の女性を癒す」
となるとキリストの奇跡に重なるものがある。

宣教師も師匠同様ミラクルメーカーでなければならないらしい。

日本人女性は、なんだかマリア様を彷彿とさせる。
これまた和というより洋っぽい雰囲気だ。

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18番目
「ザビエル、日本から中国へ、嵐の航海」
ザビエルは、日本のあと、マカオ西方の上川島に上陸したと伝え聞く。

悪天候の中、船の帆は張り裂け、ドラマチックな作品。
風や波のうねりが、なかなかうまく表現されている。

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19番目。「ザビエル、上川島に死す」
木の根元で居眠りしているようにも見えるけれど、天使が手招きして、彼は静かにあの世へと。

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最後の1枚。
「ゴアの聖ポール寺院にて、ザビエルの遺体を受け取る」

明るい色調。
嘆き悲しむというよりは、天国に召された者の幸福感がにじみ出ている。

まあ、舞台稽古のようなオーバーアクションと言えなくもないが。


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なにはともあれ、予期せぬ場所でザビエルの日本探訪の足跡に出会い、
改めてポルトガルと日本の結びつきを再認識した次第。


天正少年使節団は1584年8月10日リスボンに着き、この場所で迎えられた。

須賀敦子さんが1950年代に渡欧したことですら驚きに値するというのに、
インターネットも、ガイドブックもない16世紀に異国を訪れた少年たちは
一体どんな感想を持ったのだろう。

426年前に日本人が足を踏み入れたという由緒正しき教会。
ザビエルの絵のある聖具室のみならず、内部に8つある礼拝堂も素晴らしい。

でも、ガイドブックでは2つ星。ちょっと侮っていやしないか。
いやいや、それでいいのかも。
とっておきの穴場として、そっとしておくのも悪くない。
2010.10.17 Sun | Travel-Portugal| 0 track backs,
旅は道連れ エディ君との珍道中 シントラがすごい
今日ついに帰国日。
18:00過ぎのフライトなので、昼間が有効活用できる。

というわけで、シントラまで足を伸ばしてきた。
ちょっとリスクがあってどきどきだったけど。

電車でリスボンから40分。

さらにシントラ内での移動はバスが必須。
遠出をすると、なにかあったときが怖い。

以前パリで帰国日の午前中、自転車レースを見るために遠出をしたら、列車駅からタクシーしか交通手段がなく、
加えて、日曜日はお休みという個人タクシーばかりで、どうなることかと思ったことがあった。
なんとかお休み中のタクシー運転手を見つけ、駅まで運んでもらった、などという
綱渡りをしたのだった。

あんな目にはもう遭いたくないよ、、、
などといいつつ、懲りずにレッツゴー!

と、張り切って出かけたはいいが、シントラに着いてびっくり。
世界遺産なのに観光客がいない。

駅について4組がバスに乗ってシントラを目指したが、私が行こうとしていたムーア人の遺跡で降りたのは
私ともうひとりだけ。

すごくさびしい林を通るので、急に心細くなってきた。

あとで人が少ない理由が判明。
朝9:30からオープンで、私が着いたのは丁度その時間。

観光客は出だしが遅かったようだ。

というわけで、唯一バスを降りた中国人の少年に声をかけてみた。
で、一緒に回りましょうということに。

あー、よかった。
朝9:30.誰もいない山林をひとりで歩くのはやっぱりイヤだ。


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とにかく半端でなく好青年で、なんともラッキーだった。

まずはシントラのムーア人の城塞。
入り口はこんな。人っ子一人いない山中分け入るのは勇気がいる。
あと30分もすれば、観光客がどっと来たみたいだが。

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ムーア人の城塞を遠くから見た風景。
我々(私と中国人のディ)は、2人であのてっぺんまでおっちらおっちら登ったのだった。

城塞跡は結構広範にに広がっていて、何箇所かに物見やぐらがある。
エディ君はすべてに登りたがっていた。

私は飛行機の時間とのかねあいで、飛ばせるところは飛ばすつもりだったのだが、まあいいか、と
一緒につきあうことにした。

足元がぐらぐらと危ないところでは、後ろを振り返って、「気をつけて」と声をかけてくれ、
足場のおぼつかないところでは手を差し伸べてくれ、かつ肩の力が抜けていて、超気が楽な相棒だ。

英語はいまいとつだけど、フランスの大学を出ているので、フランス語もたしなむ。
フランスでの仕事の合間に世界各地を旅しているようだ。

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で、次に巡回バスで訪れたのが、ペナ宮殿。
これがルネッサンス、ゴシック、マヌエル様式のごちゃまぜだそうで、ぱっと見た感じはアラビアン。

中に入って見学すると、これまた部屋ごとに華美。
ひとつ気づいたことは、部屋が小ぶりなこと。

ポルトガル人、ベッドも小さくて、やはり昔から小柄な民族のせいなのか
だだっ広い部屋が豪華とは思わない傾向にあったようだ。

室内写真禁止。写真大好きなエディ君はがっかりしていた。

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いやあとにかくこの日は上りばっかりだった。
ムーア陣の城塞も、ここペナ宮殿も、入口まで行くのに勾配。

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ムーア人の城塞から見たペナ宮殿。
林に囲まれ森閑として、これは世の中で初めて見る光景と思った。

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最後はシントラの町中の王宮へ。
エディ君はこのあとロカ岬にいくからと、ここでお別れ。

握手をして、一緒に写真を撮って別れる。

王宮はどうやら中国のガイドブックでは、それほどレートが高くなく、絶対お勧めの場所ではないのだろう。
が、私はシントラにきたらこの3ヶ所は必ず行く、と決めていたので、初志貫徹。

地味な部屋ばかりで、うーむ、これが王宮か、、と思ったのだが、
最後の方の部屋が突如入ってびっくり。

アズレージョ(タイルの装飾)とはめ込みの絵の競演は、まさに豪華絢爛。

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とまあこの3つを堪能して帰途に。

しかし国鉄駅まで行くバスが待てど暮らせど来ない。
15分に1本なのに30分こない。ダイヤではくるはずなのに。

焦りまくって、やはり先を急ぐ韓国人の女の子と一緒に列車駅まで一目散走った。
歩くと20分と聞いていたが、下りなので、15分ぐらいで行けそうだった。
初めから歩けばよかったと後悔しつつ全速力。

が、走っている途中、駅まであと500mのところでバスが来るのが見えた。
バスの周遊券を持っていることだし、あわててその先のバス停まで走って、最後の500mだけ
バスに乗る。
意味ない動きだった。

と、こんなあんなはあったけれど、シントラ、世にも類い稀な場所だった。
2010.10.16 Sat | Travel-Portugal| 0 track backs,
リスボンのステキな夕べ : 一押しレストラン
お客さんと一緒にリスボンで夕食。
食に執着をみせているお客さんなだけに、いつもかなりイケている場所に連れて行ってもらっている。

昨今接待は承認が厳しいので、普通に自費・割り勘。

先日は超穴場の新しいウォーターフロントにあるレストラン。
そして昨夜は、修道院を改造したビールのうまいレストラン。

場所はサン・ロケ教会そば。
ケーブルカーの階段よりもひとつ国鉄のロシオ駅寄りの上りをずんずん上っていった場所にある。

そこへ行く途中、階段の真ん中にテーブルを出している店があり、
振り返ると、遠くの方で、光に照らし出されたサンジョルジョ城がまあ見事に美しかった。

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この階段を抜けて、さらに歩くとその店はある。
店名は、Trinidade トリニダーデ。

http://www.cervejariatrindade.pt/

まず入店すると、いかにも修道院っぽい天井のかたち。
ここがウェイティングルーム、あるいは、一杯ドリンクを飲むバーカウンター。

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店内を見渡せば、こんな感じ。
壁の装飾は当時のままなのか。
壁面はペイントで新しいものの、タイルの飾りが目を引く。

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さらに奥の部屋もあり、われわれが通された部屋はこちら。

8時前だったが、もう満杯。
予約は受け付けないそうで、連日長蛇の列ができるという。

今回同行させてもらったグルメ2人組が、滞在中すでに3回通ったというから、
いかにビール・食事がおいしく、満足度が高いかがうかがわれる。

店の雰囲気が抜群だし、海産物が美味しい。

ビール屋(Cervejaria)という名目なのだけど、ビールがおいしい店に間違いはない、
というのがおふたりの弁。

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ビールは甘いといわれるボヘミアンを注文。
シメイビールの甘さととろみに似ている気がした。

そしてコロッケを忘れずに、と。

肉と魚のコロッケをひとつずつ。
魚のコロッケは、かまぼこ製造過程の柔らかい身を揚げました・・・風のお味だ。

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前菜に、海老とタコ。

これまた、ダシがうまいぐあいに効いていて、3人とも、絶品という評価を下す。

タコはコリアンダー(ナンプラー)の葉が入っていて、ポルトガルではこれを
多用する気がする。

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メインの前にすでにおなか一杯だったけれど、豚肉の甘いりんごソースがけ(左)と
ビーフステーキが出てきた。

お肉は大味で、私は前菜に食べた海産物の方が気に入ったかな。

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そして締めのデザート。
ポルトガルのお菓子は甘い、というのは学習済みのわれわれ。

そうと知りつつ、話の種にも食べないと夜は終わらない、とばかりにオーダー。

私が頼んだプリン(手前)もかなり濃厚。
しかし奥の小皿がすごい。

砂糖にシナモンとアーモンドパウダーをまぶしているだけ、といった砂糖菓子。

見た目はフランなんだけど。

みんなでひーひー言いながら、リスボンの夜は更けていった。

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2010.10.15 Fri | Travel-Portugal| 0 track backs,
リスボンで超お勧め 聖ロケ教会とアズレージョ美術館
国際会議4日目。
今は会議の真っ只中。(つまり内職中)しかしかなり技術的で、手元の配布資料を読まないとついていけない。

連日会議は朝8時から夜5時半までみっちり。
会議が終わると議事録をまとめて日本に送付。
帰国後にはやりたくないのでその日のうちに済ませるようにしている。
そんなわけで、観光の時間を確保するのが大変?!

昨日はランチタイムが珍しく1時間半だったため、文字通り走ってある場所へでかけてきた。
サンロケ教会。

今回出席している日本人の人から聞いたところ、素晴らしかったと。
外見は地味なのに、中がすごく豪華で驚いたとも。

行ってなるほど、と感心したのがフランシスコ・ザビエルの部屋。
ザビエルの一生が絵で記されているのだが、当然のことながら、日本が登場する。
絵に描かれた日本の様子、侍の様子が面白い。

思いがけない遭遇に、もううれしくなってしまった。
後日ゆっくりこの教会の話はしたいと思うけれど、まずはこのザビエルの部屋のこの一枚。
ザビエルが日本に到着して、大名たちに謁見するシーンだ。
photo

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お侍が、微妙に西洋っぽいのだ。

この絵のシリーズは、最初彼が宣教師として大成する姿が右側に描かれ、
左側が、日本に行くシーンになっている。
最後の3枚は、日本から中国に船で向かうザビエルと、その後臨終のシーンなど。

彼の一生がここに集約されている。
日本のみならず、ポルトガルでも有名な人物だったらしい。

さらにこの教会は、金ぴかで圧倒されるが、カメオの礼拝堂というのもあって、ウェッジウッドも真っ青な豪華カメオが天井に張り付いている。


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さらに、リスボンでもう一箇所すばらしい場所を発見。
これも後日ゆっくり触れたいけれど、国立アズレージョ美術館。

タイルの装飾美術館だ。

初日到着して、初日レセプションまでの間で駆け込みで行ってきた。

が、昨日の夜の2度目のレセプションの会場がこの美術館だったというオチがついている。

昨今、レセプションに水族館や美術館を使用するケースが多いけれど、よりによってこの美術館が使われるとは。
直前までシークレットだった。

もっとも、個人で行った最初の訪問は入場料を払った分、必死で見たので、係員の人に説明してもらったりして、いろいろ収穫があった。
その話もまたいつか。

これがいわゆるアズレージョと呼ばれるタイル。

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こういう展示だけだと思いきや、とんでもない。
こんな礼拝堂まである。
この美術館、礼拝堂として使われていた場所につくられたため、回廊もあり、雰囲気抜群なのだ。

とりわけアズレージョと金箔のコラボレーションが素晴らしい。

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2010.10.14 Thu | Travel-Portugal| 0 track backs,
ポルトガルから 散歩の途中で孔雀に遭遇
目下会議中。
しかし技術的すぎて途中で集中力途切れた。

が、この手の発表は内容を性格に把握するより、どういう潮流にあるのかがつかめればいい。
そういう点では、よくわかった。
まだまだ技術開発には2つの点が障害となっている、ということが。

さて、今朝は会議の前に7:30にホテルを出て、散歩してきた。
ポルトガルは、7:30頃に朝日が上る。

外に出たときはまだちょっと薄暗かったが、地下鉄を降りたら、空が明るくなりかけていた。

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さて、サンジョルジョ城のほうを徘徊していたら、正面から何者かがこちらに向かってしずしずと歩いてくる。
なんだ?と目を凝らすと・・・孔雀。

散歩で孔雀に遭遇する浮世離れしたリスボンの朝。

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- チリの炭鉱事故のレスキュー

時差ぼけで5時前に起きだしお風呂。
くまたろうさんのつぶやきで、チリの炭鉱事故のレスキューが行われていることを知り、さっそくTVをつける。

いくつかチャンネルを回してみて、スペインのTVEがやはり一番詳しい感じ。

炭鉱夫のレスキューの順番なども説明されており、周囲の人たちのインタビューも。

3人目が救出されたところを感慨深く見た。

ドイツ、アメリカ、UK、どのチャンネルをまわしても、6時過ぎですべてがこのニュースを流している。

世界中がこのニュースを見守っている。
2010.10.13 Wed | Sports| 0 track backs,
ポルトガルの新名所
リスボンの倉庫街にあるレストランに行こう、と誘われ、会議のあと3人で連れ立って行って来た。

こんな場所があるなんて知らなかった。
倉庫建ち並ぶ一角を新しくしたいわゆるウォーターフロント。

ポルトガルにもこんな場所があるんだね。

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場所は、ベレンの塔に向かう途中。
洗練されたシーフードレストランが軒を連ねる。

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60年前の昔、アフリカ行きの船が往来した倉庫街。
それを改造してできたのだそうだ。

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食に貪欲なお客さんが、肥えた目で見つけたこの場所。
執着心がとぎ済まれた選球眼につながる。

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2010.10.13 Wed | Travel-Portugal| 0 track backs,
市電に乗って
月曜日は、8:30から18:30までみっちり会議。
プレゼンテーションはその数約20。
会議場にパソコンを持ち込んで、聞きながら発表内容を書いて、夜、会社に送付。

東欧系の発表者の訛りがきつくて、さらに技術的な内容だったりすると、発表内容を把握するのが難しい。
あすは1日中技術的な発表ばかりなので、しんどそう。
ロビー活動の方は、ひとつ大きな山を越えた。

ということで、本日はランチのときに外で食事をしただけで、お日様をほとんど見ていないので
昨日の市電に乗った話を。

前回の訪問時にも乗ったはずなのに、今回は上ったり下ったりするスピードの速さと
通る路の狭さを改めて実感。
へたな遊園地の乗り物よりも楽しいや。

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さらに窓の外の風景がなかなかよい。
わんちゃんが、窓から市電を眺めている光景!
心がなごむ。

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下町を通過する市電を選んだせいもあり、こんな光景も多々あり。
市電がすぐそばを通過するから、下手なものは干せないな。

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この写真はよくわからないかもしれないけれど、窓の外をみている乗客。
つまり、家の壁がすぐ目の前。
狭い場所では、本当に壁からぎりぎりを通過する。

市電が一両編成である理由がわかった。
曲がりくねったせまい路では、2両では通過不可能だ。

とはいえ日曜日の市電は大混雑。
乗客が乗れずに次を待つ光景も見られ、さらに時刻表というのは恐らくないのだろう。

3台続いてきたり、まったくこなかったり。
かなりまちまち。

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というのも、こんなふうに、単線の部分では、対向車を待たなければならなかったりする。
市電の走りかたはごちゃごちゃのように見えて、ちゃんとその辺は、コントロールされている。

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そして、ダイヤが乱れまくる理由がもうひとつ。
運転手さんによっては、路を渡る人に「先に行っていいよ」と合図を送り、人が路を横断するのを
待ったりするのだ。

こんな感じで、広い道では車と道路を共有するため、車が割り込むのも、簡単に許している。
市電だから、と威張ったりはしないのだ。
とくに最初に乗った市電の運転手さんは、どんどん人や車に道を譲っていた。

これは、気が弱いとか、お人よしというより、プロ意識がかなり高いことの表れのように見受けた。

運転するしぐさはてきぱきと。誇りを持っている様子がひしひしと伝わる。

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この市電、旧型の世田谷線、こと玉電風だけど、さらに風情があって、愛嬌がある。

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反対側の電車とすれ違うときも、スレスレだったりする。

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2010.10.12 Tue | Travel-Portugal| 0 track backs,
リスボンから その1 日曜日は無料の美術館が多いよ
土曜日に発って、日曜の朝リスボン到着。
例によってプライオリティのタグがついているにも関わらず、荷物が出てきたのは最後のほう。

同じように、黄色い蛍光色の「Priority」というタグがついたスーツケース2つを
私と同じタイミングで受け取ったポルトガル人とみられる男性に声をかけた。

「このPriorityってのは、まったく意味ないですね」

「そう、最後に受け取るっていう意味らしいね」
という答えが返ってきた。

8:30に機体が空港に到着して、ホテルに着いたのは10時ぐらい。
結局前回ぼられたのに懲りずにタクシーにした。

安い市内バスは長蛇の列。
タクシーバウチャーをインフォメーションで購入するとぼったくりを防げると聞いたのだが、
こちらも延々列が続いていてギブアップ。

一か八かでタクシーにしたら、メーターの料金どおりで13ユーロ。
タクシーバウチャーだと20ユーロらしいので、結果的にOK。

会社請求のときは、お安くタクシーに乗れ、
自分の個人旅行のときはぼられ。
会社に貢献している、わたし。


荷物をロビーに預けてすぐさま地下鉄駅へ。
1日バス・地下鉄・市電乗車券を購入。
市電でジェロニモス修道院をめざす。

前回訪問時にゆっくり見物したけど、今日は14時まで無料なのだ。
だったらもう一度行っちゃえ、というわけだ。

ところが市電の窓の外に広がっていたのは、とんでもない行列。

無料だからこの始末だ。
ということで市電を降りずに急遽向かったのがここ。

そこから1駅か2駅先のベレンの塔。
ここは、前回の旅行では遠くから眺めただけだった。
でも、実は中に入れると知り、さらにこの日はやはり14時まで無料ということで行ったのだった。

ここならジェロニモス修道院と違って混んでいないだろうと。

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が、そこそこ混んでいた。
私の後は入場制限をちょっとだけしていたようだし。
みんな朝から無料のところを梯子しているんだろうな。

前回は2月で、しかも正規料金で平日に行ったので修道院もゆったり見られた。
あそこは日曜ははずしたほうが正解かと。

ベレンの塔は、要塞らしく大砲が置いてあったり、物見やぐらがあったり。
でも、素っ気無い造りではなく、なかなかガウディチックな凝った建築だ。

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下の写真は物見やぐらからの風景。
白い帆をゆらしながらヨットが行きかい、遠くには大橋がかすんで見える。

ポルトガル、とくにリスボンは洗濯物はためく下町のごちゃごちゃしたイメージを抱きがち。

でも、こうして大航海時代を象徴する海や海辺の名残を目の当たりにすると
この小国から、遠い海の向こうを目指して漕ぎ出していった昔の冒険家たちの
活躍ぶりが生き生きと感じられ、なかなかダイナミックな印象をもつのだった。

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さて、前回見た発見の記念碑を市電の窓越しに眺めつつ、今度は市電で
市内に戻る途中にある古美術館に向かう。
しつこいけど、やはり14時まで無料。

そう、今回選んだ場所は、
無料ででもなければ行かなさそうな場所ばかり。


市電からふと外に目をやると、あらら、ここにも行列。
そう、ガイドブックにも載っている有名なエッグタルトの店 パスティス・デ・ベレン。

日本だけでなく、世界中にその名をとどろかせているようだ。

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2010.10.11 Mon | Travel-Portugal| 0 track backs,
成田空港から - 5時の仕事と水戸のランチ
ちなみに、エールフランスの成田空港のラウンジのコンセントは、フランス仕様です。
日本のコンセントは入りません。
ここは日本なのに。。。です。

なので手荷物にPCを入れるときは、いつも日本のコンセントにヨーロッパのコンセントをくっつけておきます。

また、ラウンジでは電源の場所がわかりにくいのでご注意。
TVスクリーン側の衝立の下方にひっそりと隠れてます。




空港ラウンジ、握り寿司タイム。
いつも人気が高くて、すぐなくなる。

これが出るともう少ししたら搭乗、という感じ。




京成スカイライナーの北路線は直線的に走るから本当に早い。
ややもすろと、上野駅にいくまでの時間より上野から成田空港までの方が早かったりして。

たった40分。
というわけで早く着きすぎた。
まだチェックインやってないし。

20分後にオープンといいつつ、まあ外資系航空会社なので実際には25分待ったけどさ。

ラウンジでひとここち。
怒涛の出発前から開放され、気抜け状態。
野菜ジュースの次はシャブリにするかな。

出発まで1時間半。

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出発50分前、まだパッキング終わらず。
11時頃やっともろもろ片付いてパッキングを開始したら、同僚からメール。

今朝5時にメールで連絡した件、うまく意図が伝わっていなかった。
金曜の夜になって発覚した件なので、直接余り話せていない。
メールではニュアンスが伝わらない。

頭いたい(昨日のお酒が残って本当に頭痛い)なぁ、というわけで思い切ってジムへ。
13:30帰宅。
ツーレはまだ寝ていた。
唖然呆然。

さすがに物音で起き出して、お昼一緒に行こうと。
時間がないので家で食べたかったけど、作るのもかったるい。
というか冷蔵庫、すでに空っぽだし。

外にランチへ行くことを承諾。
となるとツーレ、行動は早く、私の気が変わらないうちにさっさと着替えを済ませて準備万端。

いつもの店に行ったのに、たまたま今日は時間がかかってしまい帰宅は14;30。

気を取り直して同僚へまたメールを打って、一応片を付けた。

やっとパッキングに取りかかる。
体調今ひとつ。




先日、水戸を起点に2ヶ所をまわった出張。
昼に丁度水戸にいたため、ランチをすることに。
乗るべき列車まで1時間半あったので、ちょっとよさげなところに行ってみようと。

選んだのはテラスホテルの「TRATTORIA Il Bancale トラットリア・イル・バンカーレ」

http://www.hotel-terrace.com/restaurant/lunch.htm


結構待ったけれど、ピークが過ぎていたおかげで、なんとか20分待ちで入れた。

メインを選んであとはビュッフェ。
フリードリンクとデザート付き。
これで1000-1600円ほど。

雰囲気が明るくてまずまず。





先日は出張で4時起き、
今日は5時に起きて会社宛メール。
体力ない自分、出張もつかな。
パッキングはまだしてない。
2010.10.09 Sat | Private| 0 track backs,
パッキングがまだできない
日帰り出張続きだった今週、全然海外出張の準備ができず。

金曜日、やっと腰を落ち着けて仕事ができそうと喜んだのもつかの間。
緊急事態の連絡。
それも受け取ったのが17:30.

18:30から仕事関係の会食だったけど、それどころではなくなった。
対応を必死で考えるも、参ったなぁ、という感じ。

ともかく遅刻して会食に顔を出す。

1次会だけのつもりが遅刻したこともあり、抜けられず、帰宅はほとんど午前様。

出発は明日。
スーツケースのパッキングはまったく手がつけられていない。
この私が、である。

現地でのシナリオもちゃんと検討しきれてない。
こんな慌ただしい出張は初めてかも。
不本意。





知らない土地で電車のダイヤが乱れるとほとほと困る。
昨日のわたし。
環状線が乱れていて、時刻表もなにも関係なく運行されていた。

来たのに乗ろうとして、とりあえず聞いたら、これに乗ってはダメと。
「3つ後のに乗りなさい」と言われ、
環状線、行き先がばらばらで、山手線と全然違うやんけ、とぶつくさ心でつぶやく。

なんとかそれに乗って鶴橋で近鉄に乗り換えたのだが、あとで知った。
環状線がNGなら、御堂筋線で難波まで行って、そこから近鉄線に乗ってしまえばいいと。

その後鶴橋でさらに近鉄を別方向に乗り継げばよかったのだ。

嗚呼、難しい。ということで車内の様子。近鉄電車。競輪のポスター。

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まあ、結局会議に遅刻。新幹線早めのに乗った甲斐がまったくなかった。

会議の後、帰りは品川で下車。
品川といえばエキュート!
というかエキュートぐらいでしか売っていないケーキがある。

バズサーチ。
今年桜のロールケーキに感動したあのメーカー。

ありました、ありました。
今のシーズンは栗のケーキだった。

エキュートは自分の生活圏内にないので、見つけたときに買いたい、と思っていた。
目標達成だ。

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今日は関西方面に出張で、朝6時台の新幹線に乗らねばならない。
ということで、3:30から目が覚めて寝付けない。

仕方なく4時に起きだして、朝食と夕食の準備。

昨日は出張中、超まずい情報が入り、奈落の底に。

英国にメールを打ちまくり、レスポンスの遅い相手には脅しをかけつつ
今日中に返事がこなかったら責任問題だからね、というニュアンスを漂わせつつ、
「Please respond necessarily by return」と。

さすがにすぐに返事がきて、そこからは、ああでもない、こうでもないとコレポン。


上野駅に着くまでずっとメールを打ち続け、山手線でもメトロでも延々回答が来ては
返事を返し・・・

とまあブラックベリーの小さい画面をにらみながら海外と交信してたら、
夕方には例の頭痛が。
今朝もまだ治らない。


そんな中、今朝は今朝とて早朝から起き出すことになり、
睡眠時間が十分にないとバテバテという自分的にはかなり無理してる。

土曜からのポルトガル出張乗り切れるかなぁ。

今回の出張は今までになく気が重い。
いわゆるロビー活動に近い。

米国の○○省や○○省のお役人が相手。
出張資料をどーんと付くらなけらばならないのに、昨日も今日も日帰り出張で
まだ資料がそろってない。

というか、昨日と今日の成果をもって役人とどう相対するかを決めなくては。


役人たちの海にひとり放り出され、果たしてミッション遂行できるんだろうか。
気が重い・・・

などと恐ろしく不安がりながら、、、
一方で、地球の歩き方をめくりつつ、
前回行きそびれた観光地をワクワクしながらチェックしてる自分がいたりする。
2010.10.07 Thu | Private| 0 track backs,
飛行機トラブルの顛末
今週は朝早くから日帰り出張。
電車の中でBBでメールを処理してたら頭痛が・・・

参る。
明日も6時台の新幹線で大阪方面。

土曜からはポルトガル出張。

強行軍の夏の旅行よりへたれ気味。


■ 最低の航空会社

先日帰りの便で散々な目にあった件、
書面で証拠書類まで出して(帰りの便のEチケット番号がデスクのものと手元と違っていたなど)
回答を求めたところ返事がきた。

私が書いたのは、「帰り、ネットでコンファームしようとしたら、会員番号、Eチケット番号、予約番号、自分の、ツーレの、どれを入れても予約ありません、と出てトラぶった。24時間前だったのに。空港のマシンでもだめで、人がいるカウンターでも予約なしと言われた」と。

果たして返事は、「行きは現地時間から数えて30時間以内でないとコンファームできません」と。


あのですね、ちゃんと人の書いた文面読んでください。帰り、とはっきり書いてるでしょ。
しかも同封した証拠のフライトは帰りの便なのに。

それからですね、現地時間到着から数えて30時間以内でないと、というのは嘘です。
行き、私は出発の24時間前に今ファームできましたから。


このいい加減な対応ありえないんですが。

今は匿名にしてあげてるけど、再度連絡して同様ならもう実名報道ですな。
2010.10.06 Wed | Society| 0 track backs,
英国一美しい町とうたわれているバイブリーだけど
コッツウォルド地方は、適当にドライブしていても、
しっとりして魅惑的に落ち着いた雰囲気を醸し出していて、
特にどこ、ということなく目の保養になる。

以前仕事で何度か行った会社が、そんなコッツウォルド地方に近かったせいもあり、
昼食になるとそんな風景の中車を走らせて、パブ飯に連れて行ってくれたものだ。

ここがコッツウォルドだぞ、などという前置きもなく、粒ぞろいの家並みの中を駆け抜けて、
特に感慨もなく、それがイギリスの風景、と思っていた。


そんなわけで、コッツウォルドといっても
今までとりたてて特定の観光地に行ったわけではなかったのだが、今回はどこかに行かなくちゃ、
と思った。


カーディフに到着して、バーミンガムにいきなり初日移動しなければならない
シチュエーションで、どこかに寄らなければ、もったいないと思い選んだのがここ。

滞在中にも、このDiaryに入れたバイブリー。
やたら評判のいい村。


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車でも、結構行きにくい。
結論から言うと、わざわざ行かなくても、可愛い村はいくらでもあるなぁ、と。

イギリスって、本当に素敵な村・町が多く、フランスと比べると、粒がそろっているような印象。
フランスでは、すたれた町と、流行っている町の落差が大きい。

バイブリーが、イギリス一美しい町とは私は言わない。
もっともっと懐は深いぞ、と。


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とはいえ、この日は快晴。
ぽかぽかと暖かく、田園の中をてくてく歩いて探検するのは格別だった。

日常から隔離された非日常のような日常があって、ここにずっと住んでいたら、
別の人格ができあがりそう、と思った。


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イギリスに長い間住んでいた人ほど、その魅力に取りつかれる気がする。
先日会った人もそう。

その人はこんなふうに、かの地が人を惹きつけてやまない理由を解析していた。


「心豊かな国民性、いたっておおらかで、かつダイナミックなお国柄。
その根元にあるものは、大英帝国の名残なのだ」と。


そういえば、確かにそんなおおらかさを今回はとくに感じた気がする。
島国だから大陸気質ではないけれど、それでいて、どこかゆとりがある。


例え貧しくとも、精魂込めた庭づくりをして、色とりどりに凝ったカーテンのフサ飾をつけたりする。


金にあかせてブランド品をあさるのとは全然異質の豊かさを、見る思い。


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ふらりと村の教会へ。

日本からパリ、アムステルダム、カーディフを経てたどり着いたのどかな村。
慌ただしい飛行機の乗り継ぎのあとの、ほっとひと心地ついたひと時だった。


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2010.10.05 Tue | Travel-England| 0 track backs,
チェダー(イギリス)は観光の穴場&お勧め!
チャーチル滞在中、ゲストハウスの主人に、「自転車レースを見に、グラストンベリーへ行く」、と言ったら、
ここに寄って行くといいよ、と教えてくれた場所のひとつがチェダーだった。

チーズで有名なチェダーだ。

これまでオランダのアルクマールのチーズ市、ゴーダチーズで有名なゴーダ、
スイスでは、やはりチーズで有名なグルイエールに行ったことがある。
が、チェダーは未踏破。

それらの町同様、チーズを全面にPRしつつ成り立っている町なのだろう、と想像。
宿からも目的地からも丁度20分程度と近かったので、
何気に車のGPSにチェダーを入れてみた。


行ってみると、確かにチーズは売りにしているが、素晴らしい自然とチーズの二本立てであることが判明。

眼前には、壁のような崖。
Cheddar Gorgeと呼ばれる渓谷なのだった。


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入場料が2500円ほどと高かったものの、かなりスケールの大きそうな鍾乳洞の洞窟(Gough's Cave)があり、入ってみる。

入場料には以下が含まれる:
鍾乳洞の洞窟(Gough's Cave)入場と、オーディオ解説貸出
チェダーマンと呼ばれる先史時代の博物館入場
その他の洞窟入場 Cox's Cave ・ The Crystal Quest
眺望が望める274 段のルックアウトタワーへのアクセス
3マイル続くCliff-top Gorgeと呼ばれる散歩道
街の中を巡るオープントップのツアーバス


音声ガイドは、かなり聞きごたえがある。
ドイツからの観光客が朝一番で大勢バスを連ねてきていたので、知る人ぞ知る観光地と見た。


さてメインのGough's Cave。
中はとにかく広くて、古代人の洞窟を冒険家が発見したというなかなかヒストリックな代物。


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面白いのはこの光景。
洞窟の一部の温度・湿度条件がほどよいらしく、チェダーチーズの貯蔵地にも使用されていた。
観光と実用で使用してしまう発想は柔軟。


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自然だけでなくチーズという目玉もあるため、町が可愛らしく整っている。


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カフェなどおしゃれな建物も多く、レース観戦がこのあと控えていなければ、どこかにふらりと入ってみたかった。

しかし、最初の洞窟だけで1時間半過ごしてしまった。


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日本では全然観光地として名を馳せていなくても、
イギリスには、こんな見どころ満載な場所がまだまだあるのか、と感じ入る。

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ここがチーズ販売の店。
チェダーチーズが充実していた。

裏ではチーズの製造工程が見られるミニガイドツアーも。

これも惹かれたが、やはり時間の関係で。
さらに、夫はチーズが余り好きでない。


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チェダーは半日だけではもったいない。
丸々1日、ゆったりと自然に弄ばれるのが理想、、
そんな思いに後ろ髪を引かれつつこの地を後にして、ロードレース会場へと車を走らせた。
2010.10.04 Mon | Travel-England| 0 track backs,
上村松園展と、三の丸尚蔵館の「皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品」
昨日はなんだか疲れていた。その前の週が、人の仕事のトラブルシューティングだったりして
不慣れな仕事に追われたせいもあるかもしれない。

10日の週から出張なので家でいろいろやりたかったものの、午後から気分転換に出かけることに。
天気よすぎて、これでは体に悪い、とばかりに。

ツーレは朝から会社の行事でおでかけ。

ということでひとりで竹橋の近代美術館の上村松園展へ。
数年前に退職した元上司が先日会社にきていて、「平日なのに上村の展覧会、大混雑だった」と
言っていたので、まあ人の多さは覚悟の上。

(そうそう、そのとき、丁度皇后さまが展覧会にいらしていて、出られるところを目の当たりにしたそうだ。)

まず最初に2時のガイドツアー(常設展)にジョインして、そのあとから本題の松園展を見る。


ちなみに私のパソコン、思いきり私仕様にカスタマイズされてしまっているせいか、
松園を出すときに「まつ」と「その」で変換しようとすると、園の代わりに「薗」の字が出てきてしまう。

上村松園の筆は、17歳のときから冴え渡っていた。とはいえ最初はやはりやや堅かった。後年に行くにしたがって、洒脱な雰囲気が増していく。
が、なんといっても60代の絵が圧巻。

20代のものは、ややギラギラしたものが出ていて、色気がちょっと強すぎるけれど、
30代ぐらいから気品に磨きがかかって、円熟の60代。

例えば向かいからの風をよけようとする女性の絵。体をひねるしぐさに漂う抑制のきいた艶っぽさ。

化粧のために襟足を手鏡に映す絵にも見られるように、
反ったりひねったりする物腰に女性を感じて描いた気配がある。

日常の断片を描きだすシリーズの中では、
残照の中、光を求めて上向き加減で針に糸を通そうとする女性の絵なども母性を感じさせる作品。


優美な曲線で描かれた女性たちはどれも凛としている。

厳しい目つきをした女性の絵は少ないのだけれど、実は本人は芯の強い女性を好んだそうだ。


美術館の方は3時過ぎだったので、さすがに込んでいた。
なのでとにかく空いて見られる絵から見始めて、4時過ぎてから、最初の部屋に戻った。
やはり4時以降は少し余裕。
4:30で入場は終わりだから。

美術館に行く前は皇居に行ってきた。
庭をめでるつもりで、三の丸尚蔵館にもふらりと寄ったら、前代未聞の混雑。

皇室の文庫(ふみくら) 書陵部の名品展覧会ってそんなに魅力があるのか、と唖然としたおももちで入ると・・・


とくに人垣が密集している場所で、事態掌握。
明治維新の文書、坂本龍馬の自筆文があるのだ。

正確には、「薩長同盟裏書(さっちょうどうめいうらがき)(木戸家文書) 慶応2年(1866)坂本龍馬自筆 1通」というやつ。

「坂本龍馬(1835~67)が,桂小五郎(後の木戸孝允,1833~77)のもとめに応じて薩長同盟6箇条を保証するために書いた自筆の裏書。慶応2年(1866)正月21日,薩摩藩の西郷隆盛・小松帯刀と長州藩の桂小五郎らが会談を行い,坂本龍馬立ち会いのもと6箇条の薩長同盟が結ばれた。後日小五郎は同盟を確かなものとするため,坂本龍馬に書状を送り,確認を求めたのである。」


とHPにある。

裏書きの朱書きのほうが展示されていて、肝心の木戸孝允は裏面(および写真で展示)になっているのがおかしい。
龍馬、かなり大胆な筆致。
「坂本龍」(坂本龍馬とは書いていない)というサインも見える。


こちらのサイトで、展示されていた文書の一部(坂本龍馬の自筆も)が見られる。
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai-shoryobu.html
関連記事
2010.10.03 Sun | 国内探索| 0 track backs,
追伸/ イギリス 車Watching サーベロのありえないチームカー初公開
自転車チームのスポンサーとして名前が浮上したEuropacar。
今回のあのレンタカー屋だ。さらにディジョンでの一件があったあの・・・




先のツアー・オブ・ブリテンのスポンサーはホンダだった。
というわけで、会場いっぱいにホンダ車が存在感を見せつけていたわけだけれど、
単にサポートカーを提供するだけでなく、しっかりセールス活動を行っていた。

例の不気味なお面を配布したりしてたのも、その一環。
ただ、車のボディに、お安いよー的なペイントをしてしまうところが、なんというかセンスが。。。(以下略)

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某知人は、「あれがハイブリッド車だったらよかったのに」と、嘆いていた。

エコ=自転車=ハイブリッドカー=エコということで、うまくまとまるではないか。

が、売りたいものが違ったということなんだろう、単に。シビックとかがあったから。


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で、エース級チーム スカイがボルボだったのはわからないでもない。
お金かけています、というラグジュアリー感がぷんぷんしていた。

他のチームが、どうせTOB(株式公開買い付けではありません・ロードレースの名称)だから、
と手抜きで来る中、やはり地元の意地で、ランクの高いチームバスをもってきていた。

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サーベロなんぞは、レンタルのキャンピングカー。
あれじゃあ探せないわけだ。
初日(どころか数日間)、サーベロだけ車がきてないなーといぶかしく思っていたが、あれはないよ。
チーム名ぐらいシールでいいから貼っておいてほしいものだ。

(FDJだって、小さいレースで手抜きレンタカーだったけど、シールは貼ってた)

これです、これ。

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TVチャンネルITVのクルーがサーベロの車の前で待機していたので、やっと事情がつかめた次第。

とはいえ選手たちは本当に緩くて、スタート・ギリまで出てこない。
結局このTVクルーたち、かなり長い間車の前で粘ったけれど、痺れをきらして帰って行きましたとさ。


ちなみに驚いたのが小チームシグマ。
なぜだか車はぴかぴかの高級車。ベンツにアウディ。

小金持ちっていうのはこのことなのか、と。
サーベロは、チーム解散で、このころにはとっくにバスも売りにだしていたのかな。(邪推)


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2010.10.02 Sat | Travel-England| 0 track backs,
イギリスの郵便事情 ビジネス資料に自転車雑誌を混ぜるなかれ!
友人のブログに、イタリアに送ったブツが予想以上の日数かかったと書かれていた。

イタリアまでは無事に付き、税関で足止めを食らった模様。
それでも9日。上出来、かも。

私はUKから送付した仕事の資料が40日かかったことあり。

以前、UKの関連企業で会議をして、その資料が重くて、その会社の人に日本への返送を頼んだ。

この会社では、郵便室のボックスに送りたいものを袋に入れて置くと、自動的にTNTというFedexみたいな宅急便送付にまわされるので、数日で届くのが普通。


うちの会社宛に送ったのに待てど暮らせど到着しない。
しかも2つ送付したうち、1つだけ。

う諦めかけた。

人に頼んだ手前、トレースをお願いするのも悪くて。とりあえず送付してくれたことだけは確認したけど。

いや、ハッキリ言って、送ったプレゼン資料などはどうでもよかった。
中にUKで買った自転車雑誌を紛れ込ませていた。

帰りの荷物をなるべく軽くするため・・・セコイ。

そっちが返す返す悔やまれた。手荷物にすべきだった。。。


そして、40日ほど経ってやっと到着した我が荷物を見て納得した。

袋はぼろぼろ。
セロテープでぐるぐる巻き。

つまり税関で思いきり開けられ、しかも相当怪しまれたらしい。
思いきりいじくりまわされ、中の会議資料もぐちゃぐちゃ。

ただ、自転車雑誌を見つけたときは、おお、よくぞ来てくれた、と手放しで歓待だった。


外袋の惨状を見て、なるほど、ビジネス+趣味の組み合わせがまずかったのだ、と気がついた。

ホビー雑誌だけならよかったろう。

それが隠されるようにビジネスペーパーの間にこそっとまぎれていたから、不審な雑誌と見られた、あるいは、なにやら尋常ではないと不穏がられたに違いない。

鉄則 : 海外から何か送るときは、正々堂々と。
罪悪感を漂わす格好では送らない!ヘンな取り合わせで送らない!

1つ学んだ。

2010.10.01 Fri | Travel-England| 0 track backs,
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