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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
イギリス、ゲストハウスをめぐる考察 Booking.comで予約する場合の注意点
イギリスでは、予定を急変し、車を使うことになったため、それなら普段列車移動だとなかなか泊れないゲストハウスにしようと思い立った。(ゲストハウスは市内からやや離れたところに多い)

そのおかげで、直前になってドタバタと宿を予約しなおしたわけなのだが。

今回宿泊したのは3軒。
バーミンガム郊外、ウェールズのニュータウン郊外、そしてサマーセット地方チャーチル。

それぞれ1泊、1泊、3泊。
お値段はそれぞれ一泊、イングリッシュブレックファスト付き79、85、48ポンド。

それぞれよかったものの、一番快適だったのは初日の宿。
オーナーは女性なので、細やかな心遣いがぐっときた。

繊細さは日本人の特権、などと思ったりしていたが、どうしてどうして。

清潔感と、部屋の装飾品、かゆい所に手が届く配慮が処々に感じられた。


朝食は、といえば、最初にシリアルと果物をセルフサービス。


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このスタイルは3軒とも一緒なのだが、こちらの宿、シリアルの取り揃えがまあやたらと豊富。

私はこのボックス入りのではなく、別途保存容器には入ったミューズリーをチョイス。


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メインは何にするか聞かれるのだが、初日なので、勝手がわからない。
苦し紛れに、「Standard」と言ったら、それはとりもなおさず、全て選択します、という意思表示になるようだった。

「じゃあ、すべて盛りますね」と言われたので、
「Small portionで」とお願いする。

出てきたのは、これ。
どのゲストハウスでもまったく同じだった。

卵(これは焼き方を指定、私はスクランブル)、ベーコン(カリカリではなく厚いものだった)、ソーセージ(焼き時間が15分かかると言われていたが、急いでいるのを何気に察知してくれたらしく、切り開いて焼いて、時間短縮してくれた、この配慮深謝である)、マッシュルーム、ビーンズ、焼きトマト。

全3軒、全く同じメニューだったけど、こちらのが一番丁寧な盛り方でかつ食材もフレッシュ。

料理専用の女性を配していたせいもあろう。ほかの2軒では、主の男性が調理していたのに対し。


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以前イギリスの会社ともっぱら仕事をしていたとき、オックスフォードのホテルが定宿だった。
そこは、朝食のオーダーの際、かなり豊富なメニューの中からオーダーするのだが、ハドック(タラの一種)のスモークまでチョイスにあった。
この魚、本来のイングリッシュブレックファストでは定番のようだ。

で、一度同行したお客さんが、すごい健啖家、かつ怖いもの知らずで、このハドック、おもしろそうだから注文してみる、と言いだした。

出てきたのはお皿からはみ出る恐ろしいほど大きな一枚。

ペロリと食べていたけど、結構なにおい。
そのほか標準のイングリッシュブレックファストも注文し、朝っぱらから完食。

胃袋のタフさに感銘を受けたのを覚えている。

でも、これを頼む人はごくまれと見た。用意している宿はレアのようだ。ゲストハウスでは、とくにこんなものは出さないのが一般的らしい。


さて、話戻って、こちらのゲストハウス、ダイニング窓辺の置物にまで神経が行き届いている。


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リビングで憩ってもOK。
ただし、リビング立ち入りOKなのは、その家の家族のみ、というゲストハウスもあった。


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そして今回学んだ大事な点がある。

「ゲストハウスは、booking.comで、レビュー評価のインフレを起こしやすいので、右上に出ている評価ポイントから少なくともコンマ何ポイントかは差し引くべきである」と。


実は、英国で高得点の宿に泊ろうとしたとき、やたらゲストハウスにぶちあたるという現象が起こった。

泊ってみて、なぜか理由がわかった。レビューしようとすると、悪いこと書けないのだ。
ホテルと違って互いに、つまり書く方も書かれた方も、相手の顔が見えるから。

貸している部屋はせいぜい数部屋という小さいファミリー形式で、ホストとの会話、親密度も、ホテルのレセプショニストとのそれとは違う。
書けば、ああ、あのときのあの人ね、と主人にバレバレだ。

だから、不満があったらそれを書いて送る代わりに、評価を書かない、という方向に心理は働く。


かといって、今回ゲストハウスが悪かったわけではない。

ただ、すべて9.5以上の宿だったものの、これでホテルだったらせいぜい8.3、と思った宿もあった。

ー 水の出が悪い、
ー お風呂ギリギリ2人分でお湯が水になる。
ー ネットOKとありつつ、ほとんどつながらない

ゲストハウスなので、さもありなん、とさほど気にはしないが、これで9.5以上は大袈裟というもの。
こういうのがあったら、ホテルでは厳しく言葉で罰せられるのが常だろう。


なので、コツとしては、ゲストハウスの場合は、ポイントもさることながら、レビュー数を参考にするといい。
ポイントが高くてもレビュー数が少なければ信頼度は落ちる。


逆に、ホテルでもないのに100人以上のレビューがあり、かついい点をたたき出しているのは、結構期待できる、ということだ。
2010.09.29 Wed | Travel-England| 0 track backs,
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