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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
live life to the fullest
live life to the fullest

という言い回しを初めて聞いた。

フルセットまで人生を生きる。これでも意味はわかる。 

バレーボールとかテニスとかみたいに、
最終セットまでもつれこむ生き方をする=とことん生きる=人生悔いなく生きる。

よく使う言い回しのようだけど、この言葉を筆にのせた人がランス・アームストロングと聞けば、
なるほどアスリート的な表現でピッタリ、と思う。


そのランス、競技人生半ばで精巣がんに侵されて、しかも進行性だったものだから、
生存率も20%とかそういう数字を示されて。

一度は自分の人生、これでフルカウントなのか、と自問したかもしれない。

だけど、そんな人生に延長戦が許されて。
しかもその命の延長戦で、絶頂期を迎えてツール7連覇。

人生の大逆転劇。
鮮やかなうっちゃり、目も覚めるサヨナラホームラン。

そんな彼が一旦引退した後、復帰を決意して2度目のツールにのぞむ。

強豪ひしめくバトルフィールド。
鼻の差勝負になるのか、はたまたダントツでポールポジションを獲得する選手が現れるのか。


ツール・ド・フランス、本日キックオフ開幕。



ランスの「さよならツール」の開幕まであと1日。(注:昨日到着のメール)


「comeback2.0」を職場に持ち込んで眺めてます。


写真のすばらしさはもちろんですが、ランス自身によるキャプションが秀逸。
それ以上に、巻頭言の中の一文がど迫力。


For me,living life to the fullest is a lot about testing myself:
accepting challenges,training hard,and then going for it.


こういうことを真正面から言い切ってウソにならない人、というのはそうそう
いないわけで、本当にこれで引退するのかなあ、と信じ切れない気持ちです。


たぶんすぐ我慢できなくなるだろうから、いつでも帰ってきてね、という気分。

(kitaさんから)

2010.07.03 Sat | Language| 0 track backs,
街を闊歩する自転車柄
円高。
ドル・ユーロ預金が痛い、痛すぎる。
が、これでめげてはならぬ。
夜のニュースで円高基調続行を知り、寝る前に再度PCを立ち上げる。

UKの自転車雑誌 Cyclesportのサイトへ直行。
購読延長のボタンをぽちっ。

8月号で、2年間の購読が切れる。7月13日までに3年延長すれば19%割引。
もうこの雑誌をとるのは止めようと思っていた。
もっと文学作品の類を読みたくなったから。
だから延長せずにうっちゃっていた。

でも、円高と聞いちゃあ、延長しないほうが損と思え。
そもそも前回、前々回は1ポンド=250円とかで支払っていた。

今回は半額近く。
しめしめ・・・と思いつつも :

うーん、これって得なのか損なのかわからないけど。
購読しなきゃ、ゼロ円の出費で済むんだから。


以前一緒に食事をした友人夫婦の旦那さんの話を思い出す。
米国出張の折に、かねてから欲しかった高級通勤バッグを買ってきた。

すんごい得したと大喜び。
でも、ふとクールになって考える。
「買えば30%の得、買わなきゃ7万円の得、うーむ。」

***

さて、昨日電車の中で、自転車柄のバッグをもつ女子を発見。
Lesportsacの自転車柄シリーズ。
見た感じ、別にロードレースファンというわけではなさそうだった。

ということで思いだした。
先のTOJでも見かけた、傘にミニバッグ。

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Raphaのレセプションでは自転車バッジも。

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クリスチャン・ハウス英国チャンピオン記念のワインボトルもお目見え。

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2010.07.02 Fri | Cyclde Road Race| 0 track backs,
霞が関詣
霞が関の役所を3ヶ所梯子。

それぞれの担当者に、似たような説明をしたところ、よーくわかったことが1つ。

案件の内容を熟知し、知識がある人ほど、スパっと判断できる。

そうでない担当者は、寄るな触るな状態で、自分のところに火の粉がかぶらぬよう、外へ押しつけるか、放置しようとする。

その煽りをまともに受けて、今にっちもさっちもいかなくなったプロジェクトがひとつ。

滞っている理由は、「前例が乏しいから」。

というわけで、Goを出す決断するのが怖いらしい。
お願いしても、拝み倒しても、前例を説明しても、専門家の意見を聞かせても、微動だにせず、まったく前に進まない。

なにも決められずに1年間以上申請を放置する大胆な担当官のいるあそこの役所のおかげで、今年、私のツール行きはなくなっちゃった。

国内外のあっちからもこっちからもなんとかせい、と突っつかれるんだけど、申請が止まってしまってはいかんともしがたい。

どんなに大変でも、前進していることを実感できる仕事がいい。つくづくそう思う。



■ book : Aliace Grace

カナダの女流小説家Margaret Atwoodの「Aliace Grace」、やっと読了。

朝日新聞に載ってた阿刀田高氏の書評がよかったので、英語版の方を買ってはみたものの。。
最初はとっつきがわるくて、なかなかエンジンかからず。

少し読んで長い間放置してた。
が、重い腰を上げて読み始め、Graceの独白部分に突入したとたん、ギアが入った。

全570ページぐらいの分厚いペーパーバック。

世間を震撼させた殺人事件の首謀者か、あるいは巻き添えなのか。
19世紀の実話をもとに構想が練られた作品。

史実が残っている部分に関しては歪曲せず、欠落部分をイマジネーションで埋め合わせた作品のようだ。

したがって、結論はある程度制約を受け、度肝を抜くような内容ではなかった。

もっとおどろおどろしい、陰謀に満ちた結末を考えていたので。

しかし、事件を語るグレイスの話術は人をひき付ける。

錯乱・倒錯の世界に徐々にひきずりこまれていく自分がいた。

詩、グレイスの独白、ジョーダン医師の心のうち、証言記録、引用、など、ころころ切り替わりがあって、起伏に富んだ作品。

はらはらしつつ先を読み進み、突如がつーんと一発食らって、さらに結末が知りたくて。

漸く読み終えて、ああ、超大作だったな、と。


これを読んでいる間、新聞もちゃんと読んでいなくて、今朝、私の履歴書をまとめ読み。
さらに、とっくの昔に届いていたCycle Sport誌の封筒を今日やっと開封。

さて、これから沢木耕太郎にとりかかろう。


alias Grace.alias Grace.
(2009/01)
Margaret Atwood

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旅する力―深夜特急ノート旅する力―深夜特急ノート
(2008/11)
沢木 耕太郎

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2010.07.01 Thu | Books| 0 track backs,
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