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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ポルトガルAgain*1597年の話とアルブフェイラ
ここ数日、話題で取り上げているリスボンのジェロニモス修道院の展示の謎の続報。

あの修道院のパネルには、各国の文化・スポーツを讃える記述が並ぶ中、突然「1597年、ポルトガル人(複数形)が日本人に虐殺される」という年表が登場する。

この年、調べたらポルトガル人が一人殺害された事件(26聖人の殉教)が浮上。
どうやらこれのことらしい。

加害者国はそうした事実を知らずにのほほんと暮らし、被害者側は、世界遺産の場で、文字に刻んで世界中の人々に知らしめている。
すごい温度差だ。

そんな中、この出来事の意味合いについて、こんなことを知った:


1597年の虐殺というのは、いわゆる26聖人の殉教のことですね。
これは秀吉の命令によって、主に京都に在住していた外国人司祭など26名が長
崎に連れて行かれて処刑されたという事件です。

これは日本におけるよりもヨーロッパのカトリック諸国で有名な事件です。何故
ならこの時代にこれほど大勢の殉教者が出るということは、世界中どこを探して
もなかった事だったからです。処刑された外国人宣教師はポルトガル人だけでは
ないと思われ、日本人も多く含まれています。

そのうち外国人は6人、残りは日
本人だったようです。処刑された外国人宣教師の名前を見てみると、ポルトガル
人よりもスペイン人が中心であったような印象ですが、よく分かりません。

この事は山本博文著「殉教:日本人は何を信仰したか」光文社新書、2009年
に詳しく書いてあります。この26聖人殉教のことだけではなく、日本における
キリスト教信仰がどういうもので、どのような意義を持っていたかを知る意味で
もとても面白い本です。

高丘親王さん




■ ポルトガル行くならアルガルヴェ地方

ポルトガルというと北側の方が有名かもしれないけれど、南の海岸沿いのアルブフェイラも美しい。

ファロも観光地として有名だけれど、美しさでいうとアルブフェイラは頭ひとつ抜けている。
とくにすごいなぁと思ったのが、美しい街並みが、延々と続いていたこと。

ファロなどは熱海のようにバカンス向きの顔を見せつつも、ちょっと裏道に入ると落書きオンパレード。
アルブフェイラでは落書きは見かけなかった。
バスで1km以上走ってもこの街並みが続き、かなり走ってからちょっとありきたりの一般家屋が見え始めてきたら、隣町に入っていた。

恐らく大規模に一挙にディベロパーが開発した場所なのだろう。
田園都市線の、かつての「金妻」のロケ地あたりのように?

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こうした分譲っぽい、でも豪華で気持ちよさげな家が果てしなく続く。

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プールも付いていたりする。テニスコートがあるほど広くはないけれど。

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これも上の写真に似ているけれど、別の家屋。間違えそうだけど、良く見ると、窓の形とか、一軒ずつ、変えている。

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で、この一角を抜けても、一気にうらぶれた感じになるのではなく、また異なった雰囲気のしゃれた家が続く。

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このあたり、英国人など、国外からの移住者が多いと聞く。
一年中、温暖で、2月でも20度ぐらいに上がったりすることがある。
海は近いし、物価も安い。
地元の人々も温かく、リスボンあたりとは全然違う。

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2010.01.16 Sat | Travel-Portugal| 0 track backs,
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