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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
本日の一言
台風一過
* 台風がきますよ、きますよ、とあれだけ盛んに言われていたけれど、ベランダや庭先、玄関先のものを仕舞い込んだのは個人宅だけだったのか。朝、商店の店先で無残にころがり打ち砕かれた植木鉢を一体いくつ見ただろう?


花の水替えは介護保険の対象外
* 本日の朝日新聞「声」欄一番最初の投稿がせつない。亡き夫を偲ぶため、ヘルパーさんにお花の水替えと水やりを頼んで、投稿者はひどく叱責を受けたという。その行為が保険対象外、というのは仕組みとして、仕方ないことなのだろう。ただ、花を愛でることを実質的に禁じられた介護を受ける立場にあるその人の気持ちを考えると。。。花には人の心を癒す効果があるだけに。


政治家のユーモア
* 同じく朝日新聞。天野祐吉.さんの「CM天気図」に出ていた鳩山首相のユーモアが気に入った。
「鳩山さんをびっしりかこんだ記者団のうしろから、“前の方ほうしゃがめ!」という声が飛んだとき、鳩山さんはニッと笑って腰をかがめてみせたのだ。」
2009.10.08 Thu | Society| 0 track backs,
アッシジ紀行 回想編 その1 / サンタキアーラ教会 トリビア ① サン・ダミアーノ教会の十字架
* Basilica di Santa Chiara / Assisi

清貧を貫いた聖人として知られるアッシジの聖フランチェスコには、逸話がある。

フランチェスコがかつてサン・ダミアーノの教会を訪れた時のことだ。
十字架を前に祈りを捧げていたところ、「教会を再建してください」というお告げを受けた、というのだ。

この話のくだりは、聖フランチェスコ聖堂上部聖堂の方にあるジオットの連作の4番目(入り口右手奥が1番目となる)にも描かれている。

彼の人生に道しるべを与えることになったこの十字架は、サン・ジョルジョ教会跡地に建てられたサンタキアーラ教会に 現在収められている。

場所は入って右手の礼拝堂。(正面の洗練された方の十字架ではない。)

どんな十字架なのだろうと興味津々で行ったのだが、色とりどりな、目にも楽しいヴィザンティン様式だった。


内部は写真撮影禁止だったが、そばの土産物店で、レプリカを売っていた。(バーゲン中)

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私は先に聖フランチェスコ聖堂を訪れ、上部聖堂のジオットの4番目の絵に出てくる十字架を目にしていたので、いかめしく、渋くて古びた十字架をイメージしていた。

しかし、実物は、ファンキーなので驚いた。

群像の只中にいる光輪をいただいた人は、キリストの二重写しなのだろうか。その格好は、ややもすると とぼけた感じでユーモラスですらある。(上部赤い円内の姿)

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釘が打ちつけられた足からは血が筋状にほとばしっている。
この日、聖フランチェスコ聖堂の資料室で見た磔刑図の中には、さらに血みどろの描き方をしているものもあった。

後世西洋油絵で描かれたキリストを多い浮かべてみても、ちょっと覚えがないぐらいのおびただしい流血だった。

時代がさかのぼるほど流血の様子を露骨に・派手に描く傾向があったのだろうか。

***

聖フランチェスコ、および、彼を師と仰いだ聖キアーラの立像は、キエーザ・ヌオーヴァ(新教会 Chiesa Nuova)にある。
ここは、聖フランチェスコの両親がかつて住んでいた場所。

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サンタキアーラ教会外観。
お昼休み明けはごったがえしていたが、時間をずらせばこのとおり。混雑を避けられる。

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現地から入れたレポートの中で、聖フランチェスコ聖堂とサンタキアーラ教会の写真を取り違えてしまったことがあり、その際すぐに指摘を下さったYokoさんは、このサンタキアーラ教会について、こんなふうに書かれていた。


* Email From Yokoさん

丘の上に展開するアッシジの街に、聖フランチェスコ聖堂と離れてひっそりと向き合うような形で建つこの聖堂の佇まい、また柔らかなピンクの石の色合いには、聖キアラその人の生きた軌跡と重なるものを感じ、イタリアでとても好きな教会のひとつです。




たしかに夕暮れ時によく似合う、上品な色合いだ。
地下礼拝堂には聖キアーラの遺体が安置されている。
その前で熱心に祈りを捧げる人たちの姿が後を絶たない。


教会前の広場から、ふと後ろを振り返ると、古城ロッカマッジョーレが見えた。
ちょっと道をそれてしまい、獣道を踏みしめながらあそこまで登ったなぁ、となつかしい。

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2009.10.08 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
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