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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
虫の知らせ? : 前原誠司国交相の羽田空港ハブ化発言
9月末、成田空港に向かう列車の中で、Blogにこんなことを書いた。


成田空港へ行く途中。
ああ、千葉にきた!と思った瞬間。
森田健作知事

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このときのエントリーは、虫の知らせだったのか? = 森田健作千葉県知事+成田空港 vs 前原国交相+羽田空港

2009.10.15 Thu | Society| 0 track backs,
Embassies of Finland, Pakistan, Germany
While Kjell CARLSTRÖM (whom I mentioned yesterday) is Finnish, there are not so many Finnish cyclists in the peloton.

The one I remember is Joona LAUKKA who used to ride at the team Festina. And anyone else?

http://www.trap-friis.dk/cykling/archive-finland.htm

By the way, Minamiazabu, Tokyo seems to be a popular place for ambassadors.


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Embassy of Finland Tokyo
フィンランド大使館
address: 3-5-39, Minami-Azabu, Minato-ku


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Embassy of Pakistan Tokyo
パキスタン大使館
address:4-6-17, Minami Azabu, Minato-ku, Tokyo


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Deutsche Botschaft Tokyo
ドイツ大使館
address: 4-5-10, Minami-Azabu, Minato-ku, Tokyo


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Residence of the Ambassador of Algeria
to be built


南麻布=最寄駅は広尾。有栖川公園のそば
2009.10.15 Thu | 国内探索| 0 track backs,
あの選手が裂けてしまった話
電子辞書は好きじゃない。
パラパラめくってふと目についた単語や例文を確認してみたり、といった遊びがないから。

だから普通の辞書を使っている。
イタリア語にはジロ、フランス語はツール、スペイン語の辞書にはブエルタのカバーをかけている。

カバーといっても、使い古しのカレンダー(Shimanoだの、あちこちでもらった自転車レースのカレンダー)なのだけど。

カレンダーって、厚紙なので、カバーに丁度いいのだ。

そして昨日、イタリア語の辞書をつかんだ途端、ビリビリっと破けた。

なんてことだ。ジロを走る選手の背中からおなか部分にかけて裂けてしまった。

なんだか不吉。カバーを替えなくちゃ。

ちなみに破れたのはディルーカの脇腹部分。

意外に迷信深い私は、ああ、これでディルーカの復帰はもうないかも、などと思ってしまった。


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2009.10.15 Thu | Private| 0 track backs,
イタリア語で“縁者びいき”はなんというか、フランス語で“コネ”はなんというか
ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy *1)仏大統領の次男(*2)が、パリ市内公共機関の役人のトップに就任する話が出ていて、非難の声があがっている。

おお、なんとグッドタイミング。

今朝のラジオ・イタリア語講座(7:45~NHKラジオ第二、月~水は基礎編 )は、「同族主義、縁者びいき」という言葉の解説だった。

「縁者びいき」はイタリア語で、Nipotismoニポティズモというそうだ。

Nipote ニポーテとは、甥とか姪の意味。そこから派生して、ニポティズモは同族主義、縁者びいき。なるほど。

ちなみに、日仏学院通学時代、コネのことは「Piston」ピストンという、と習った。
ピストンのようにプッシュする感じが、援護射撃で、後ろから押してもらう「後ろ盾」のニュアンスをよくとらえている。

サルコジ大統領のご子息のピストンは、どう考えても強力だ。


*1)ハンガリーからの移民サルコジ氏の本名は、長いのだ : Nicolas Paul Stéphane Sarközy de Nagy-Bocsa (Wikiから

*2)息子はソルボンヌ大学の現役大学生。父サルコジ氏も息子の方も、政治家に多い(ENA=フランス国立行政学院)出身ではないようだ。ENAの卒業生はエナルク(Enarque)と呼ばれ、エリートの象徴といった感じ。

関連記事
2009.10.14 Wed | Language| 0 track backs,
Kjell Carlstrom in Japan
伊藤若冲の動植綵絵@東京国立博物館
昨日、伊藤若冲の絵にちょこっと触れた。
国立博物館で、人ごみに辟易しながら目にした絵。

集中力が続かない、などと愚痴ったけれど、あの絵に対し相当な思い入れをもち、絵と再度対面する人がいるというのを下記のメールを通じて知った。

なるほど、そういう画家・そういう趣旨の絵だったのか。

竹橋の国立近代美術館には、相当な日本画のコレクションがあり、年会員で入館料がただ同然なので(*)、しょっちゅう足を運んでいるんだけど、伊藤若冲の絵にはほとんどお目にかかったことがない。勉強不足。

(* 竹橋の国立近代美術館:年会費たった1000円で、通常430円の常設展が1年間自由に見られる。)

以下、メールから転記。
つくづく、造詣の深さに感じ入った次第。

* Email From 生田さん

無理やりお休みをもらって金曜日に東京へ行きます。目的はひとつ。
「皇室の名宝-日本美の華」 展の伊藤若冲の動植綵絵、です。


一昨年の京都・相国寺承天閣美術館での里帰り展開催時に2度通って堪能したのですが、その際には
「この先生きている間に、30幅揃っての展示もう拝めないだろう」と思っておりました。

ところが2年を経たずしての嬉しい誤算!これは行かねばなりますまい。(笑) 
今回の第一期の展示の華は、間違いなく動植綵絵だと思います。


若冲は、プライスコレクション展でやられました。

緻密でありながら、どこかこの世のものとは思われぬた不可思議なかたちで佇む鳥や魚たち。
狂おしく枝を伸ばし絢爛豪華に咲き誇る花の影に、我関せずと主張する数枚の病葉。
滴り、流れ、凍りつきながらも、なお粘り気を帯びて蠢く雪の変化。
あるいは、豪放磊落な墨跡で一気呵成に仕上げたユーモラスな鶏のフォルム・・・


裕福な青物問屋の商売も人付き合いも下手な跡取り息子は、中年を迎え晴れて弟に家督を譲ってから後は画業三昧。
日々の糧を得るために絵筆をとる必要の全くなかった、まことに恵まれた絵描きでした。
当時の最高級の絵絹と絵具によって裏彩色で描かれた作品は、修復を経てより一層鮮やかさを増しているかのようです。


動植綵絵は若冲が両親の供養のために相国寺に寄進したもので、自身が描いた釈迦三尊像を荘厳する役割を持っています。
しかし明治維新後の廃仏毀釈によって疲弊した相国寺は釈迦三尊像以外の動植綵絵を皇室に寄進。

その下賜金によって相国寺はかろうじて寺格を維持出来たのでした。
いつか動植綵絵が里帰りし釈迦三尊像と再び巡り合うその日に備え・・・相国寺は美術館を建設して待ちます。
メインの展示室はたたそのために、釈迦三尊像を中心に左右に15幅ずつ動植綵絵を配置出来る設計となっています。


幕末まで相国寺では年に一度釈迦三尊像と動植綵絵を堂内に飾り一般に開放していたのですが、
実はその際の30幅の並びについては、はっきりとはわかっていません。

一昨年の展示では、魚や鶏など描かれたもの同士を一対として、左右に分けての展示でした。
今回の東京国立博物館では「基本的に描かれた順に展示」してあるそうですので、これもまた楽しみです。
10年を掛けて制作された動植綵絵の、画風や画題の変化を見ることが出来るかもしれません。


と、このように動植綵絵との再会も楽しみなのですが、さらにもうひとつ。
葛飾北斎の「西瓜図」。
http://atsushikumamoto.hp.infoseek.co.jp/img1164.jpg
実はこれが三の丸尚蔵館所蔵(旧御物)とは知らなかったんですね。
今橋理子さんの「江戸絵画と文学」でこの絵を知り、いつか実物をみてみたいものだと思っておりました。
これ、七夕を描いたものなんです。(概要は下記)
http://www.mfj.gr.jp/web/sem/Imahashi.html


日本画で良く使われる「見立て」。
「御簾を上げて覗く女性と猫」ならば源氏の女三宮、といった類ですね。

描かれたものだけではなく、和歌の本歌取りも見立てに入るでしょうし、言葉遊びや落語の所作もこれに含まれます。

しかしながらその当時の文化や流行と密接に繋がったものであるがために、時が経つと見立ての「本家」が見失われてしまいがちです。

七夕の風習もいまでは笹飾り程度しか生き残っておらず、「星祭り」の側面よりは牽牛・織女の恋物語が語られるのみ。
北斎の西瓜図から七夕までの距離は、今やアルタイルやヴェガよりも遠いものとなってしまいました。

2009.10.14 Wed | Art| 0 track backs,
国立西洋美術館 無料鑑賞日
上野の国立西洋美術館は毎月第2、4土曜日常設展が無料になる。

10日の日に久しぶりに行ってきた。
館内改装後初めてだ。
常設展の人気コーナー クロード・モネの部屋などが新築部分に収まっており、部屋全体が明るい印象になった。

常設展の一部として、ローマの写真展「ローマ未来の原風景 by Hayashi」も、見ることができる。
特別展ではローマ・ポンペイ展もやっていたが、それは見ずに国立博物館へ移動。

「皇室の名宝-日本美の華」 展を見たのだが、伊藤若冲の動植綵絵シリーズが壮観。
今まで見たこともなかった。

がしかし、かなりコントラストのきつい絵のせいか、いくつか見ているとやや飽きてくる。
30もの絵が一挙公開ともなると、これは、集中力が必要だ。

それにしても、今年最大の混雑を味わった。
大観とか松園の絵があるというふれこみだったせいか。

実際は1枚ぐらいしかなかった。


日曜日は代官山へランチ。一周年を迎えたイータリーのイートイン初体験。
アラカルトのみなのだけど、2人でワインを1杯のみ飲んで、6000円程度。


こちらはシーズン限定のオードブル
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ピザは、一番いろいろのっているものをチョイス。
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これもシーズン限定のきのこパスタ
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代官山はフェスティバルだったようで、そばのデンマーク大使館が、ホットドッグの出店を出していた。
デンマーク式ホットドッグです、ということだった。デンマークってホットドッグが名物だっけかなぁと思いつつ、おなかいっぱいだったので食せず。
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2009.10.13 Tue | Art| 0 track backs,
シエナで思いがけない対面 / シエナ市庁舎-世界地図の間で、須賀敦子著「時のかけらたち」の絵に出会う
「シエナに行くのなら、市庁舎(別名プッブリコ宮 Palazzo Pubblico。市立美術館 Museo Civico併設) に是非」、というアドバイスを受け、マンジャの塔とのセット券(12ユーロ)を買って足を運んだ。

世界地図の間 Sala del Mappamondoがいい、とこれも推奨され、期待して行ったのだが、入ったとたん、ある絵の前でくぎ付けになった。「そうか、ここにあったんだっけ、この絵!」

須賀敦子著「時のかけらたち」の「空の群青色」冒頭に出てくる大型の絵が、目の前に出現したのだ。
帰国後読み直してみると:


「フォリアーノのグイドリッチョ」は、シエナの市庁舎にある有名なフレスコ画で、数多いイタリアの絵画のなかで、私がつよく惹かれる作品のひとつだ。(中略)はてしない深さの群青一色の空の下に投げ出されたような彼の騎馬姿に、はじめてこれを見たときから、私は深い愛着をおぼえるようになった。



シエナの市庁舎にこの絵があることは記憶していなかった。

「時のかけらたち」を読み返してみてからくれば面白かったのに、などと思ったりした。
ただし、本の細部はその時点で覚えていなかったものの、群青色を背景にしたグイドリッチョの孤高な姿に筆者が打たれるくだりは印象的で、記憶にあった。


でも、眼前の「フォリアーノのグイドリッチョ」は、私には悠然たる姿にしか見えない。


(下の写真はショップで購入した栞の絵。上部が切り取られているので、実際はもう少し群青の空が広がっている : シモーネ・マルティーニ Simone Martini のグイドリッチョ・ダ・フォリアーノGuidoriccio da Fogliano)
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グイドリッチョの黄土色の衣裳が馬のそれと一体化されていて、エレガントな様子。
さびしいというより、むしろ、ちょっと得意げなぐらい、意気軒昂。
私には、孤独感が感じられない。


P1690931-2.jpg多分、それは、この馬のすっとぼけた表情が真っ先に目に飛び込んできたせいだろう。

重いまぶたが目にかぶさって、眠たそう。

たしかに隊長と馬の姿は、広い空間の中でぽつんとしてはいるけれど、まるでそんなことには無頓着のように マイペースで歩みを進めているかのよう。

孤独、というのは、作者の心のうちが絵に乗り移ったものではなかったか?


私のように、観光を楽しみつつあわただしく駆け回った一介の旅行客には、やっぱりこの絵は余裕綽々、悠然、としか映らないのかもしれない。
2009.10.12 Mon | Travel-Italy| 0 track backs,
今日の一言
● 子供手当など、次々に打ち出される新政策。それにより恩恵をこうむる世帯と、マイナスとなる世帯の格差が大きい。消費税増税の方が不公平感は少ない。

● NHKで今やっているふげんの解体ルポルタージュ(「NHKスペシャル 知られざる原発の解体」)。TVカメラがデコミッショニングの現場に長期間密着。内部に入り込んだり、廃止措置のロビーイングに腐心するセラフィールドにまで赴いたり、取材陣の苦労がうかがわれる。それにしても、除染の上、クリーンにしてから解体するのじゃないのか。

● 白洲正子「ひたごころ」
白洲正子著「ひたごころ」を手にとった。表紙には、先日NHKで白洲正子役をやった中谷美紀さんを彷彿とさせる写真が。

ひたごころひたごころ
(2000/09)
白洲 正子

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2009.10.11 Sun | Society| 0 track backs,
Ingresso Libero(入場無料)」につられたToscana Esclusiva トスカーナ・エスクルーシヴァ
フィレンツェ回想:

国立博物館に行くつもりで町中を歩いていると、ある瀟洒な建物の前でふと、なにやら磁力に引きつけられるかのように目に留まったものがある:

「Ingresso Libero(入場無料)」

いったん通り過ぎかけたものの、すぐに踵を返して、看板を確認。
無料の誘惑に屈し、中を覗いてみる。

美術館だろうか?と一瞬思うが、受付があるわけでもなく、ご自由に中へお入りください式の素っ気なさ。
どうやら特別に内部を開放しているといった感じ。

「Toscana Esclusiva トスカーナ・エスクルーシヴァ」なる催しがどんなものなのだか知らないけれど、好奇心で建物の中へ。

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これが入り口。
建物名を見ると、「パラツィオ・ボルゲーゼ(Palazzo Borghese)」とある。
実体はよくわからないまま、階段を上って行った。

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中には、アンティークの調度品が置かれ、一種のお城見物みたいな感じ。
ただし、観光目的の見せるための邸宅といった媚びはない。

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もともとサルヴィアーティ家の邸宅として1400年に建てられたパラツィオらしい。
つまり、個人の大邸宅というわけだ。
今でも使用されているのか?というと、生活感の匂いはあまりしない。
ところが・・

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大食堂をひとたび覗くと、ケータリング係の人が昼食の準備に追われていた。
これから絢爛豪華な食事会が始まるらしかった。

しかも食堂の間は、隣にもあって、招待客は相当な数にのぼりそう。
もし、この屋敷の人が昼食会を行うのだとしたら、そんなプライベートの場面を他人に公開しないのでは?と疑問が頭をもたげる。

そこで判明したことは、この場所、今では貸し宴会場として使われてるそうだ。
レセプションや会議などのレンタルスペース。

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ほどなく、イタリア人の団体が見物にきた。
スペースをレンタルしなければ、内部は通常目にすることができないのだろう。
みんな、物珍しそうにしている。

現在の持ち主は、その貸しスペース以外の部分に、今でも住んでいる、という話も耳にした。

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このToscana Esclusiva トスカーナ・エスクルーシヴァ、なんだかわかったようなわからないような、だったけど、このあとピッティ宮そばにも同じ看板があり、完全に個人の所有と思しき敷地の庭だけ公開されていた。

なるほど、限定的にこの日は、フィレンツェにある何箇所かの普段は公でない建造物が特別公開される日らしい。

サイトをあとで見つけた。9月20と27日が、第14回目 トスカーナ・エスクルーシヴァの日だったそうで、(私は9/27にフィレンツェに泊っていた)たまたまの巡り合わせだった模様。

フィレンツェでは、国立系美術館中心に見よう、ということぐらいしか念頭になく、したがって時間にかなり余裕があったので、こうした「ふらり」式の行動がとれたけれど、シエナに行ったときは、予定がタイトで、こういう遊びの時間はとれなかった。

http://www.adsi.it/allegati/depliant_2009.pdf(20、27日に公開された場所が掲載されている)
2009.10.11 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
イタリア・リミニで古代ローマ遺跡を見る
イタリアのリミニというと、マルコ・パンターニ終焉の地であり、熱海のようなカジュアルな海水浴場として真夏は大賑わいを見せる場所、ということしか知らなかった。

ところが、駅を挟んで海岸と逆側には、古代ローマの遺跡がごろんごろんところがっている、というのを今回知った。

例えばこの橋、ラテン名をPons Augustus(アウグスト帝の橋)といい、イタリア語でPonte di Tiberio(ティベリウス帝の橋)という。

5つのアーチからなるこの橋は、なんとアウグスト帝の在任中の紀元後14年に建設開始。完成は、ティベリウス帝の統治期間中の紀元21年。

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さっそく、橋を渡ってみることに。
つぎはぎだらけの岩・石が無造作に並べられている感じで、なんとも心もとない。

”欄干”ともいえない代物だ。
でも、ちゃんと、この川(マレッキア川)にかかるそのほかの橋同様、普通に現代において、川向こうへ人や車を渡す役割をきちんと担っている。

紀元14年(世紀じゃないのだ、年なのだ)~20年にかけてつくられたものが、今も機能し、日常生活に溶け込んでいるなんて・・・(むろん、路面は補強改修工事など施した上でのことではあるけれど。)

イタリアの底力を見る思い。


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紀元前187年につくられたというピアチェンツァとリミニを結ぶ約270kmのエミリア街道のリミニの起点は、この橋なのだそうだ。

さらにもうひとつ、この橋から結ばれた街道がある。アクイレイアへと続く、ポピーリア街道(ヴィア・ポピーリア・アンニア=Via Popilia-Annia または via Annia Popilia)。

由緒正しき橋なのだ。

(参照したのは下記のWIKI)
http://it.wikipedia.org/wiki/Ponte_di_Tiberio
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2%E8%A1%97%E9%81%93

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駅の方にむかっててくてく川沿いを歩いていたら、なんだか見覚えのある顔が。
カロリーナ・コストナーだ。
イタリア人フィギュアスケーターの。

ああ、グランプリシリーズ、もうすぐ開幕だ。


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2009.10.09 Fri | Travel-Italy| 0 track backs,
本日の一言
台風一過
* 台風がきますよ、きますよ、とあれだけ盛んに言われていたけれど、ベランダや庭先、玄関先のものを仕舞い込んだのは個人宅だけだったのか。朝、商店の店先で無残にころがり打ち砕かれた植木鉢を一体いくつ見ただろう?


花の水替えは介護保険の対象外
* 本日の朝日新聞「声」欄一番最初の投稿がせつない。亡き夫を偲ぶため、ヘルパーさんにお花の水替えと水やりを頼んで、投稿者はひどく叱責を受けたという。その行為が保険対象外、というのは仕組みとして、仕方ないことなのだろう。ただ、花を愛でることを実質的に禁じられた介護を受ける立場にあるその人の気持ちを考えると。。。花には人の心を癒す効果があるだけに。


政治家のユーモア
* 同じく朝日新聞。天野祐吉.さんの「CM天気図」に出ていた鳩山首相のユーモアが気に入った。
「鳩山さんをびっしりかこんだ記者団のうしろから、“前の方ほうしゃがめ!」という声が飛んだとき、鳩山さんはニッと笑って腰をかがめてみせたのだ。」
2009.10.08 Thu | Society| 0 track backs,
アッシジ紀行 回想編 その1 / サンタキアーラ教会 トリビア ① サン・ダミアーノ教会の十字架
* Basilica di Santa Chiara / Assisi

清貧を貫いた聖人として知られるアッシジの聖フランチェスコには、逸話がある。

フランチェスコがかつてサン・ダミアーノの教会を訪れた時のことだ。
十字架を前に祈りを捧げていたところ、「教会を再建してください」というお告げを受けた、というのだ。

この話のくだりは、聖フランチェスコ聖堂上部聖堂の方にあるジオットの連作の4番目(入り口右手奥が1番目となる)にも描かれている。

彼の人生に道しるべを与えることになったこの十字架は、サン・ジョルジョ教会跡地に建てられたサンタキアーラ教会に 現在収められている。

場所は入って右手の礼拝堂。(正面の洗練された方の十字架ではない。)

どんな十字架なのだろうと興味津々で行ったのだが、色とりどりな、目にも楽しいヴィザンティン様式だった。


内部は写真撮影禁止だったが、そばの土産物店で、レプリカを売っていた。(バーゲン中)

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私は先に聖フランチェスコ聖堂を訪れ、上部聖堂のジオットの4番目の絵に出てくる十字架を目にしていたので、いかめしく、渋くて古びた十字架をイメージしていた。

しかし、実物は、ファンキーなので驚いた。

群像の只中にいる光輪をいただいた人は、キリストの二重写しなのだろうか。その格好は、ややもすると とぼけた感じでユーモラスですらある。(上部赤い円内の姿)

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釘が打ちつけられた足からは血が筋状にほとばしっている。
この日、聖フランチェスコ聖堂の資料室で見た磔刑図の中には、さらに血みどろの描き方をしているものもあった。

後世西洋油絵で描かれたキリストを多い浮かべてみても、ちょっと覚えがないぐらいのおびただしい流血だった。

時代がさかのぼるほど流血の様子を露骨に・派手に描く傾向があったのだろうか。

***

聖フランチェスコ、および、彼を師と仰いだ聖キアーラの立像は、キエーザ・ヌオーヴァ(新教会 Chiesa Nuova)にある。
ここは、聖フランチェスコの両親がかつて住んでいた場所。

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サンタキアーラ教会外観。
お昼休み明けはごったがえしていたが、時間をずらせばこのとおり。混雑を避けられる。

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現地から入れたレポートの中で、聖フランチェスコ聖堂とサンタキアーラ教会の写真を取り違えてしまったことがあり、その際すぐに指摘を下さったYokoさんは、このサンタキアーラ教会について、こんなふうに書かれていた。


* Email From Yokoさん

丘の上に展開するアッシジの街に、聖フランチェスコ聖堂と離れてひっそりと向き合うような形で建つこの聖堂の佇まい、また柔らかなピンクの石の色合いには、聖キアラその人の生きた軌跡と重なるものを感じ、イタリアでとても好きな教会のひとつです。




たしかに夕暮れ時によく似合う、上品な色合いだ。
地下礼拝堂には聖キアーラの遺体が安置されている。
その前で熱心に祈りを捧げる人たちの姿が後を絶たない。


教会前の広場から、ふと後ろを振り返ると、古城ロッカマッジョーレが見えた。
ちょっと道をそれてしまい、獣道を踏みしめながらあそこまで登ったなぁ、となつかしい。

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2009.10.08 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
エシレ・メゾン デュ ブールをめぐる考察(?)
* Would you pay 3 euros for just a croissant?

丸の内ブリックスクエア..にある「エシレ・メゾン デュ ブール」が少し気になっている。長い行列に、「クロワッサンは売り切れました」の貼り紙。
どうやら大流行中、らしい。

チェックしてみたところ、エシレバター含有量の多いものは399円。ケーキのお値段だ。

途端に二の足を踏む。

*

かつて、心底おいしい!と感動を覚えたクロワッサンがある。

パリ北駅の売店で売っていた、なんの変哲もないもの。普通の値段、普通の見かけ。

ところが口に入れた途端、、、なんだこれは??

それまで考えていてクロワッサンの常識を超えている味だった。

コクのあるバターの風味はこれまで味わったことがないぐらい奥深く、甘みと酸味があって、口の中でふんわりととろけそうでいて、外はサクサク、パリパリ。

随分前の話なので、最近北駅に行ったら模様替えでその店はもはやなかったけれど、でもこのときのインパクトが私の中では大きい。

早朝、ガサツなバックパッカーたちがぞろぞろとたむろしている、少々胡散臭い北駅の売店でも、すばらしい味のパンとの出会いがあった。

それを思い返すと、スノッブな高級店で買うのは どうも気乗りしないのである。

(p.s. クロワッサンといえば、イタリアでは朝食のクロワッサンになぜかカスタードクリームが入っていたり、オレンジ風味だったり、甘いものばかりだった。)


Breakfast in Rimini, Italy - Seems like Italians love to eat sweet bread at breakfast.

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* Life in Tokyo *

I saw a long queue in front of the shop "ECHIRE" at Marunouchi, Tokyo. Their target seems to be that famous croissant.

The very rich one with 50% ECHIRE butter is about 3 euros.

Remembering that I encountered the most exquisite croissant at a shabby kiosk of the Gare du Nord (Paris North Station), I don't see any point having to make a queue at such a snobbish shop.

Croissant of Echire
2009.10.07 Wed | Gourmet| 0 track backs,
ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ② モザイクで見る「最後の晩餐」と「ユダの接吻」(ラヴェンナ回想編 その2)
◆◆◆ ラヴェンナ/サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂のモザイク画に関するエントリー ◆◆◆

● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ① - モザイク作りを見る (ラヴェンナ回想編 その1) 
● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ② モザイクで見る「最後の晩餐」と「ユダの接吻」(ラヴェンナ回想編 その2) 
● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ③ イエスの生涯の26枚のモザイク(ラヴェンナ回想編 その3)
● モザイクに見る最後の審判 * 昔の最後の審判に地獄図はなかった理由
● 宗教画の中の魚 / こんな意味があったという話



Basilica di Sant'Apollinare Nuovo in Ravenna
ラヴェンナのサンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂の話の続き。

足を踏み入れると、最初はとにかく、惜しげもなくモザイクがちりばめられた威容に圧倒される。

無茶苦茶絢爛豪華、というわけではないし、どちらかというと素朴、という第一印象も一瞬あるのだけど、”普段見慣れない光景”という要素が加わっているせいだろうか、妙に感動する。

最初は余り考えずに、すごいな、すごいな、としばしその雰囲気に身を浸し、落ち着いた頃、持ち込んだ解説書をチラチラ参照しながら、それらのモザイク画が暗示するものを読み解いてみることにする。


壁面のモザイクは左右とも三段階に配されている。

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まず一番目につくのは最下段のパネル。大型で、きらびやか。

左手に風景+聖処女+3人のマギ+聖母子、右手に宮殿+殉教者たち+キリストが描かれている。
列をなす聖女たちと殉教者たちの行進が壮観だ。

その上は、預言者と聖人の立位。

一番上は、キリストの生涯が絵巻のように広がっている。

この最上段のモザイクは小型な上に、天井際で遠いため、もっとも見づらいし、細部まで見るのは大変。だけど、イエスに関する主題の数々が描かれているため、次はなにかな、といった感じで主題を見つける楽しみがある。(ともかく首がもう疲れた。)

私はこれを見るためにメガネをもっていった。普段裸眼なのだけど、こういう細密なものを見るには必須だった。


その一番見づらいイエスの生涯の26枚のモザイクのうち、ああ、これ、こんなところにあったのか!と嬉し驚いたのが、右手奥の「最後の晩餐(L'Ultima Cena)」。(望遠10倍でなんとか撮影。)

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歴史上描かれ続けた「最後の晩餐」構図の系譜を語る美術書などで時折見かけるものだ。
配列の妙、模様チックなセンスに拍手。

ダヴィンチの洗練された描き方でも、ティントレットの工夫を凝らした構図でもなく、遠近法のない時代に描かれた、やや愛嬌があってイキイキしている最後の晩餐。

テーブルの上にごろんところがる魚に思わず人情味のようなものを感じる。


さらにひとつ置いてその次には「ユダの接吻」(bacio di Giuda)

ユダのずるがしこそうな感じ、洋服のひだ、動きが出ている。

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ここにあるモザイクの国際的な美術評価はわからないけれど、モザイクというやや不自由な材料で、その不自由さを逆手に取るかのような表現力にはひたすら感心。


これまでのラヴェンナ関連のエントリー:

・ ラヴェンナから(現地生中継 09/9/25)

・ ラヴェンナ紀行 回想編 その1 / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ① - モザイク作りを見る 09/10/4 
2009.10.07 Wed | Travel-Italy| 0 track backs,
1週間で4つのダヴィデ像にフィレンツェと東京で会った・・・話
ミケランジェロのダヴィデ像は有名だけれど、私は偶然4つのダヴィデ像を1週間のうちに見物した。
うち2つはフィレンツェ。残り2つは東京だ。

そもそもこのダヴィデ像、イタリア・フィレンツェで一番手軽に見られるのは、ヴェッキオ宮殿前のシニョーリア広場だろう。屋外に、レプリカが置かれている。

(ミケランジェロ広場にもあると聞くけれど、中心部からやや遠いので。)

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しかし、本物はアカデミア美術館にあり、9月最後の週末に見に行ってきた。
この2日間、フィレンツェの国立系博物館は無料なのだ(その話はまた後日)。

確かに、本物は巨大で、ヴォールト状の背景とあいまって、見ごたえがある。
アカデミアのは単に大きいだけでしょう?、と思っていたが、いやいやどうして。
インパクト=迫力が、やはりレプリカとは全然違った。

それまで、この像は左手に石を持ち、これで巨人を倒したことを暗示していると思っていた。

しかし、後ろ姿もじっくり鑑賞し、背中に向けて左肩から 細長い布のようなものがたすき掛けになっているのをはじめて知った。

細長い袋状の投石器を背中に隠し持っている状況だったのだ。


そして帰国した10月1日、ダヴィデをさらに2つ見た。
これはまったくの偶然。
この日は都立系の美術館などが無料になる日(都民の日)。

朝6時に成田に到着し、わけあって(初めて)飛行機酔いしてボロボロになりながら、帰宅。
(いつも夜便で帰国するのに、今回朝便だったので、なかなか眠れず、寝入りばなに朝食となり、少し食べたらもうダメだった。)

少し休んでから、美術館2か所に行った。
うちひとつが恵比寿の写真美術館。

気前よく、すべての階が無料らしい。
3Fでは「旅 異邦へ」という写真展が開催され、いきなり、アカデミア美術館のダヴィデに遭遇した。

イタリアの余韻を感じつつ、嬉しいサプライズ。
アッシジを歩くシスターたちの写真なども感激だ。

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そして、4つ目のダヴィデは極めつけ。
写真美術館から新築の山種美術館経由でJRの駅に向かう途中、突然ダヴィデ像が現れた。

パパスのビルだった。

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2009.10.05 Mon | Travel-Italy| 0 track backs,
Toshi Yoroizuka@恵比寿 のきめの細やかさに感激する
六本木ミッドタウンに店舗を構えてから、恵比寿のToshi Yoroizukaは製造および予約ケーキの取り扱いのみになった、と聞いていた。
通りかかるときはいつも行列で、たまに列が短いと、並んで買っていた。

けれど今日、店の前を通りかかったら、普通に店舗で販売しているのを発見。
聞けば、昨年9月から再び店頭で購入が可能になったそうだ。
あらあら、そんな前に・・・
そういえば最近、この辺りとは縁がなくなっていた。

この日は店内比較的空いていたので、これはチャンスということで、家に甘いお菓子が結構たまっていたにも関わらず2個だけ購入。

ピスタチオが好きな私は左のケーキをチョイス。ツーレは右のカスタード+チョコレート系のケーキ。

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すごいなぁ、と思ったのが、ケーキの固定の仕方。
2個と数が少ない分、箱の中で微動だにしないように、かなり丁寧にしっかり固定されていた。きれいなまま食すことができ、感謝。

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さらに丈夫で素敵なバッグに入っている。これで、1個500円でお釣りが少々。
こんなに凝ったケーキなのに、なんて良心的。
お店の方たちも感じがいい。


最近、こんなにきめがこまかくてコストパフォーマンスのいいケーキ屋さんって少なくなった気がする。おいしいから高くて当たり前といったような。以前高くて、かつ、お味が、えっ?というのにすら遭遇したことがある。

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お店の外観

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非常に上品なお味。

消費者思いのケーキ屋さんだなぁ、となかなか好印象。

ここでふと、鎧塚氏と川島なお美さんの結婚式の衣裳を思い出した。

以前、桂由美さん+假屋崎省吾氏のコラボの展示会が三越で開催され、その中に桂由美デザインの結婚式衣裳があったのだ。

イタリアの挙式で着用したドレスがとくにエレガントで、素晴らしかった。


鎧塚俊彦パティシエのサイト: 
http://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/shop/index.htm
2009.10.04 Sun | Gourmet| 0 track backs,
ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ① - モザイク作りを見る (ラヴェンナ回想編 その1) 
◆◆◆ ラヴェンナ/サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂のモザイク画に関するエントリー ◆◆◆

● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ① - モザイク作りを見る (ラヴェンナ回想編 その1) 
● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ② モザイクで見る「最後の晩餐」と「ユダの接吻」(ラヴェンナ回想編 その2) 
● ラヴェンナ / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ③ イエスの生涯の26枚のモザイク(ラヴェンナ回想編 その3)
● モザイクに見る最後の審判 * 昔の最後の審判に地獄図はなかった理由
● 宗教画の中の魚 / こんな意味があったという話


* * ラヴェンナ解説 * *

エミーリア・ロマーニャ州のラヴェンナは、ビザンチン(ビザンティン)文化が開花した場所で、6世紀のモザイクがかなり完全なかたちでその姿をとどめている。

アクイレイアの床面モザイクも壮観ではあったけれど、高度な技術によるモザイクがここまでふんだんに、あちこちで見られるのはここラヴェンナだけではないだろうか。

とはいえ、ルネッサンス期の芸術活動からは完全に取り残されたせいで、町中に絵画や彫刻が溢れているフィレンツェとは大違い。

中規模都市ではあるけれど、どことなくひなびた感じもあり、とにかくモザイクが町の顔。


事前に参照させてもらったNTTデータの情報によると:

・紀元前2世紀にはローマ人がラヴェンナに進出。
・アウグストゥスがこの場所に東地中海艦隊の基地を構え、
・イタリア半島と東方世界との交易の最大の要所となった。
・ヴェネツィア誕生前のことである。
・帝国が東西に分かれた後、西ローマの最初の皇帝ホノリウスにより、ラヴェンナが首府となる(402年)。
・476年西ローマ帝国が滅亡後も、約三百年にわたりローマに次ぐキリスト教の中心地となった。

なのだそうだ。


早熟すぎて、のちの発展から取り残された感はあるし、もてはやされるルネッサンス期より以前の古い芸術中心の町なので、日本ではそれほど有数の観光地としてみなされていない。

けれど、一時の栄華が町中に今も漂い、それが今まで見た類いの芸術と一味もふた味も異なっている。馴染みがない分妙に新鮮で、今回尋ねたイタリアの町の中でも、アッシジとともに私の中でNo.1。



* * いざ町に足を踏み入れる * *

まず、ラヴェンナの駅に到着して、一番最初に訪れたのが、このサンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂。
素晴らしかったこのバジリカの話は後回しにして、ここで見学”後”の話を。

回廊を歩いていたら、こんなものが目に入った。

Laboratorio del mosaico
モザイクのラボラトリー

さっそく入っていみることに。

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女性がモザイクづくりに励んでいた。

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やはりラヴェンナにあるガッラ・プラキディア廟堂(Mausoleo di Galla Placidia ガッラ・プラチーディア) 内の有名な鳩のモザイクを模倣している最中。一度に2つ作っている。

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ああ、こんなところにまでキティちゃん。

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芸者も。

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チェ・ゲバラも。

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再び回廊に出ると、その先にはトイレもあります。

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さらに入り口右手にはカフェテリア(セルフサービス)も。
雰囲気はいいし、お安い。
その話もまた後日。

ラヴェンナへ行くには
ボローニャからは列車で1時間19分。私が宿泊したリーミニからも1時間ほどで行ける。列車の間隔は大体1時間に一本。たまに2時間に一本となる。

イタリア国鉄の時間チェックはこちら:
http://www.ferroviedellostato.it/


これまでのラヴェンナ関連のエントリー:

・ ラヴェンナから(現地生中継 09/9/25)

・ ラヴェンナ紀行 回想編 その2 / サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂 ② モザイクで見る「最後の晩餐」と「ユダの接吻」 09/10/7 

2009.10.04 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
イタリア国鉄の切符を自販機で購入する
今回イタリアでは、国鉄チケットの自動販売機を大いに利用した。
非常に便利で安心。

ただし、下記のようなモニター付きの新しい機種に限る。
旧式のマシンで、ひどい目=キャッシュカードが出てこなかった=にあった話は、このエントリーの最後に


== How to use the rail ticket vending machine in Italy ==

まず、下記は外見。フィレンツェの自販機。ラベンナのものより最新式だった。
人のいる窓口の行列に比べ、こちらはまだ空いている。
夜20時に行ったら、並ばずに買えた。

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最初の画面。左から2番目の英語を選ぶ。

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左から1.発券、2.スピード発券、3.自転車用の追加料金、4.ボーナス関連(不明)、5.予約変更(2回までなら無料)、6.ネット予約チケットの発券。

そのうち1と2の違いは試さなかったが、2は目的地などのチョイス限定でその分早いのかな、などと思った。
1を選択。

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スリにご注意を、という親切なメッセージ。これを読んでいる間にスリにあうかもしれない、早く先にいこう。NEXTを押す。

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フィレンツェ駅なので、出発地デフォルトはフィレンツェ。これを変える場合は一番下、右から2番目のOTHER DEPARTURE=他の出発地を選択。

目的地を入れるには、OTHER DESTINATION(下の一番右)を押す。

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すると、アルファベットが出てくるので、スペルをインプット。
ASSISIアッシジのうち、ASSIまで打つと、中央左上にASSISIが出てきたので、それをプレス。

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日付を選択。
本日は一番上、翌日は中段、そのほかは一番下。私は本日を選択。

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電車のチョイスが出るので、希望のものを選ぶ。(ラベンナのマシンでは、時間帯が最初にでてきて、8:00-10:00とかいった時間帯を先に選ぶ形式だった。これはマシンによるのか、便の多さによるのかは不明)

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列車の明細が出るので、下のDo you want ticket issue?の右横のYESを押して、発券希望とする。

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とくにプロモーションを受けられるといった条件ではないので、上のBASE(基本料金)をチョイス。

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上段1stクラス、次の段2ndクラスの料金が出るので、希望のものを選ぶ。

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寄付金をする気はなかったので、一番右下の「(寄付は)NO」を選ぶ。

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支払方法。
左はクレジットカード。
中央はキャッシュカードなので旅行者は関係なし。
右が現金(ここのはコインも使用OKだった。)

ラベンナでは、紙幣ONLYのマシンもあった。その場合は、ほかの2つに×印がついている。

この画面で、右下に、「ROUND TRIP(往復)」と出てくるので、往復の場合はこれを押す。
私は片道のみなので、左のAdults(大人)「1」はそのままで、右下の2ndクラスのONE WAY ONLY(片道のみ)をチョイス。

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フィデリティーカード(お得意様カード)はNO。

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左に、(10.55ユーロという金額の上)、39.45ユーロまでなら釣銭あり、と出てくるので、これは50ユーロ紙幣より細かい紙幣を入れれば釣銭は問題なし、とわかる。100ユーロ紙幣だとダメだ。

右に使えるコインの種類も出てくる。

ラベンナでは、紙幣ONLYで、マシンのモニター画面でないボディ部分に、使用可能紙幣の種類が書かれていた。

これで支払いが終われば、チケットと釣銭が出てくる(キャッシュの場合)

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■ イタリアでカードを使用して切符を購入する場合は国鉄駅員のいる大きな駅で!(私の失敗談)


上記のような最新型のマシンはまったく問題なかったが、田舎の駅に置いてある、さびついたような自販機は要注意だ。
(行き先ボタンとかなく、単に3種類程度の金額の違うボタンがあるだけの旧式のもの)

私はこれにやられた。
キャッシュカードが使えるか、ちょっと試しに入れてみたら吸い込まれてしまい、出てこない。
カードは使えないということだけわかったが、どのボタンを押してもだめ。

田舎の駅で怖いのは、国鉄職員がいないこと。
無人駅でなくても、パートのおばさんが午後4時間だけ窓口にいる、というケースがある。(証拠に私服を着ている)


ことが勃発したとき、駅はまだオープンしていなかった。
仕方なく、町を観光してから午後戻ると、窓口はあいていたので、一瞬喜んだけれど、それも束の間。

彼女らは、国鉄には一切関係ない、と言い張り、「この番号(国鉄)に電話しろ」というだけ。

近くにいた一般の人の助けを借り、そばの公衆電話から(携帯をそのとき所持しておらず)、正しい番号で電話をかけたのだが、つながらない。

駅舎から国鉄に電話をかけてほしいと頼んでも、怒鳴りまくるだけで、「一切なにもやる気はない」と啖呵をきられる。

普通、悲しげな顔をすれば、同情してくれることもあるけど、まったく効果なし。

かくして私のクレジットカードは永遠に失われた。

私は、その駅から1時間ほど列車に乗った場所に泊っていた。
それ以上ねばっても無駄なのは明らかだったので、さっさと次の列車で帰ることにした。

というのも、この駅の利用客は極端に少ない上に、住民はもうあの古い自販機を使用せず、窓口のあいている時間に切符を買っておくような習性になっているのがわかったから。

さらに、自販機はもう、うんともすんともいわないので、中をあけてくれる人がいない限り、カードを不正利用されることもあるまい。

宿に戻って、留守宅にEメール。カードの利用をストップしてもらった。翌朝夫から返信が来て、ストップされ、その間利用はなく、再発行される旨確認。

予備のカードをまだ2枚持っていたのでふところはOKだったけれど、苦い思いが残った。
2009.10.03 Sat | Travel-Italy| 0 track backs,
都内のおいしいパン屋 Signifiant Signifie (シニフィアン・シニフィエ)
ジムで知り合った人の中に、無類のパン好き、という人がいる。

「一番お気に入りのパン屋はどこ?」と聞くと、「Signifiant Signifie (シニフィアン・シニフィエ)」という。

彼女は新宿伊勢丹に時折出店する際に買うそうだが、店舗は三軒茶屋のあたりにある。

「単価は高いんだけど、ついいっぱい買ってしまって、パン屋なのにカード払いすることになるお店」なのだとか。

さらに、「中身がぎっしり詰まっているパンだから、重たいのよ」とも。

食べブログに、いかにもおいしそうな写真がいっぱい。

Livedoorグルメでも、やたら評価が高い。

ああ、おいしそう。

ちなみに、フランス語の「Signifiant Signifie (シニフィアン・シニフィエ)」は、WIKIによると”フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure )によってはじめて定義された言語学用語”ということだ。

英語に直訳すれば、「signifying and signified 」。意味するものと意味されるもの。

ソシュールの言語論では、ひらたくいうと、たとえば「House」という言葉の音・綴り(シニフィアン)と、「House」そのものの意味(シニフィエ)の関係は恣意的である、といったことのようだ。

ただ、日本語では、漢字といった象形文字が含まれる場合も、両者の関係は”恣意的”と言ってしまっていいのだろうか。私にはわからない。


p.s. Signifiant Signifie っていうネーミング、凝っていて店主の気合が感じられる。ただ、パン屋さんの名前にしては少々難解。現に友人は、パン屋さんの名前を正確に覚えていなかった。 
2009.10.03 Sat | Gourmet| 0 track backs,
日本経済新聞 あすへの話題 を読んで思い出したこと
今日の日経夕刊「あすへの話題」は、日立製作所フェロー 小泉英明氏。

白洲正子さんに文章の添削をお願いしたことがあるのだとか。華麗な交友歴。

白洲正子さんの作品は、「道」しか読んだことがないけれど、確かに美しい品のある文章、という印象が強い。所作も美しかったのでは、と思う。

ちなみに、先日NHKで伊勢谷友介と中谷美紀の共演で、「白洲次郎」というドラマをやっていた。
予告編のみ見ただけだけど、いい配役、と思った。

で、先日イタリアへ行く際、成田空港のラウンジで、楽しい会話を展開していた隣の女性3人組が、やはりこの話題を口にしていた。

そして、ひとりが、「そういえば、伊勢谷友介って女優と付き合ってるんだよね。誰だっけなぁ」と言いだした。

ほかの2人は首をかしげる。

もう、我慢できない!とばかりにしゃしゃり出て、私が横から口を出す。

「木村佳乃!」

これを契機に私もちょこっとその仲間の輪に飛び入り参加。

2人が学生時代の友人、ひとりが、旅先で知り合い意気投合し、途中くっついたり離れたりしながら旅をするそうだ。
3人は、わきあいあい。いい旅仲間という感じだった。
2009.10.02 Fri | Society| 0 track backs,
機内で見た(日本人が出演する)フランス映画(ネタバレは最低限)「Le Herisson」
今回パリ往復の機内では、最新映画を見た。

最初は「Night at the Museum: Battle of the Smithsonian 」(音が出るのでリンクしてません)

題名を見るだけで、内容が半分わかるという、少々荒唐無稽、だけどシンプルで安心して見ていられるエンターテイメントもの。


そして帰りの機内で見たのは、Le Herissonというフランス映画。

始まりは少々不気味な感じもあり、ほかのにしようかと思ったけど、途中で日本人俳優が出てきて、かつ日本的なシーンがいくつもあり、興が沸いた。

http://www.leherisson-lefilm.com/ 映画のサイト(やはりこちらも開くと音が出ます)

スリッパ、引き戸、甚平、などなど、かなり日本趣味を(無理やり?)入れている感じで、これはもう監督さん(?)が日本びいきとしか思えない。

トイレのシーンは、「ちょっとこれはないけどねー」と思ったけれど。

男性の名前も英語字幕で「Ozu」。これって小津安二郎を意識している。。。


などと思って帰国後にチェックしたところ、これは監督の趣味、ではなく、原作の本のせいだった。日本の場面がふんだんに盛り込まれているらしい。

作者は ミュリエル バルベリ(Muriel Barbery  バルブリではなく、バルベリが一般的な読み仮名のようだ)。Wikiを見たら、なんと京都在住。

朝日新聞にも記事が。訳書のタイトルは、『優雅なハリネズミ』。

作者は著書の中で、「フランス語への愛を表現したかった」と言っているようだけれど、それは映画には出てこなかった(と私には思えた)。

多分、ジョン・アーヴィングの本と一緒の類なのかもしれない。映画化すると、ぽつぽつ出来事が断片的に描かれているだけ、といった感じで味がなかなか出ないけれど、原書だとなぜか感動する、という手のストーリーなのでは。


ただし、ルネ役のジョジアーヌ・バラスコが、これ以上ないぐらいハマっていた。

彼女とパロマのふれあいには、素直に温かい気持ちになれる。

日本人男優さんのお名前は、井川東吾さん。ハリウッド映画など、多数出演されている。

フランス語はこの映画のために勉強されたのだろうか?

エンディングの場面で、「ああ、That’sフランス映画!」と思った。


at Bologna Airport / SAECO のPRが

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Sheraton Bologna Airportから持ち帰ったもの。セコイ!ラウンドリーバッグは、必要にせまられて。1つは洗濯前の衣類用、もう1つはスーツケースの仕切り用。

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2009.10.02 Fri | Travel-Others| 0 track backs,
ボローニャで宿なしか ~ ことの顛末
続き:

イタリア最終日、ボローニャで宿の大トラブルに見舞われた私。宿はとれていたけど、空港から77kmも離れた宿だったことが判明。朝7時の飛行機なので、77kmは遠すぎて論外。
(飛行場そばの宿と思って予約したくだりは、前日のDiaryにて)

とにかく予約していたホテルはキャンセル料を払って、空港そばに予約しなおすことに。

たまたま急きょ予定を変更したおかげで2時間早く空港につき、ツーリストインフォメーションがあいている時間に到着できたのは不幸中の幸いだったけど、窓口のおばちゃんからは、分厚いホテルブックを渡されて、これで自分で電話せよ、と冷たく言い放たれた。

しかも見本市真っ最中で宿はほとんど満室状態だという。

実は日本で予約のために宿を検索していたとき、ボローニャの宿だけがべらぼうに高かった。Booking.comでも、200ユーロ以上ばかりだったので、見本市かな、という予感がしていた。

途方に暮れて、「とにかく空港に近いホテルをいくつか教えて」と頼んだが、教えてくれたのは一個だけ。
「まずこれにトライして、だめだったらまた来なさい」って。

わけわからない。
なにはともあれ、シェラトン・ボローニャは、空港から一番近いらしい(でも1km。どうやら空港にすごく近いホテルはない)。とにかく一刻でも早く電話せねば。
日本からもってきた携帯を使おうとして、はて、どこに入れたっけと探し始める。

携帯は持ってきてはいたものの、どうせもう最終日、使うことはあるまいと適当に荷造りしてしまった。

まず携帯は手荷物の中からすんなり見つかったものの、暗証番号と使用説明書はスーツケースの中。

暗証番号は変わったばかりで覚えてない。
使い方も、今回の機種はいろんな番号や記号を押さないと海外につながらないのだ。

説明書は、一番手っ取り早い方法として、仕方なくPCを開いて、携帯説明書として保存したWordファイルにアクセス。

暗証番号のほうは、いずれかのメールに入っているはずなんだけど、あせっているせいか見つからない。メールは送受信がたくさんありすぎて、探すのがめんどくさい。あきらめて、どうにか化粧ポーチの中からやっと暗証番号を書きとめたポストイットを見つける。

電話。しかしつながらない。
そっか、
イタリアは、国番号+エリアコードのゼロを取らずにそのままでいいんだっけ。
落ち着け、落ち着け、、

だから39.51。。。じゃなくて
39.051。。。で、、、

でもつながらない。

今回の機種は最後に#を入れるのだが、それを忘れていた(とあとで気づいた)。

でも、とにかく空港そばと思って予約した宿が77km離れていたというショックから抜け出せない
私は、もうなんだか自暴自棄の気分。ええいまどろっこしい、おばちゃんに泣きつこう。

「つながらないよー」
「そんなことはあり得ないわよっ!」
「だって、イタリア語で番号存在せず、って言ってるし」

ぎろっとにらみつけたものの、やれやれといった様子で、ホテルに電話をかけて受話器をパスしてくれた。

ありがとう!

電話で予約を呼び出す。「ラスト1室あり」とのこと。
もう天にも昇る気分。

しかし、「ただしエグゼキュティブスイートのみですから」と。

値段は、今までの6泊分の部屋代合計より高く、思わず絶句。

でも空いていること自体がラッキーだ。長い人生の中でみたら、このぐらいの出費はなんてことない、、はず?

とにかくすぐさま部屋をキープしてもらう。


次の問題はシャトルバス。
これ以上出費なんていやですから、無料シャトルに乗るのさ、と決めたのはいいが、どこに来るのかわからない。
タクシー乗り場そば、とだけホテルの人に言われてきたけど、これが見つからないのだ。

インフォメーションのおばさんのところに戻り、再度聞いたけど、なんだか要領を得ない。

タクシーの運転手に聞いて、と。
しかしタクシーは全部で払って、待ちの長蛇の列ができているほどだ。

あちこち動き回って、言われたようなシェラトン印のバス停の看板なんてどこにもないじゃない~、という状況。
もう1キロなら歩いて行こう、おばちゃんに道を聞こう、、と戻りかけたら、あのシェラトンのSの字付きのバンが見えた。
泣きそうに嬉しい。


さて、ようやくチェックイン。それはスムーズ。
お値段のことだけはある、さすがにすごいホテルだわ、ここ。

朝は4:45から朝食開始。(朝食は料金に込み)
空港へのシャトルバスも5時台から15分おき。

夜と翌朝の2回ジャグジーに入り、たっぷり置かれていたウェルカムフルーツを夕食代わりに食べ、ネットは24時間で22ユーロというのでばからしく、ロビーの備え付けPCなら無料だからと、ちょこっとメールだけチェック(日本語読むことは可能)。

部屋はこんな感じ

Bologna - Sharaton Airport
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ジャグジー。シャワーは別室にある。

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TVはいきなりつかない。さすがイタリア。中をあけて確認したら、バッテリーの接触が悪かった。
すごい適当なリモコンで、バッテリーがすぐ、ズレてしまう構造。

やっとついたと思ったら、いきなり「次のボタンを押したら、Pay TVになり、課金されます」という字が出た。

TVボタンやチャンネル番号、矢印など、どれを押してもこれが出る。
余りいじると課金されそうでこわい。
TVあきらめ。

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翌朝、4時過ぎに目が覚めたのでジャグジーに入り、アメニティを一部もらうことにして、(靴磨きと女性キットとかいうセット)、朝ごはんをしっかり食べておいた。

元をとったとは言い難いが、最大限元をとるべく努力(?)する。

支払いはT/C。受け付けない、と言われたが、ある事情を述べて(VISAゴールドカードをイタリアの駅のマシンに吸い取られたまま回収不能になった=これ、本当の話)、食い下がる。「T/Cしかないんです」

(本当はまだダイナースと普通のVISAを持っていたのだが)

しぶしぶ20分かけて、マニュアルみながらなんとかやってくれた。
文句タラタラだっだけど、要するにめんどくさくてT/C不可と言っていたのだ。

ひとり途中から私の後ろに並び始めた人がいて、その人に、何度も謝っておいた。「カードが機械に飲み込まれたからT/Cなんです、すみません」と。
その人は、イタリア人。恐らく、よくありがちなそういう時間を見越していたのだろう、いいよいいよ、と。

でも、支払いはまだ終わっていない。
最後の最後で、レセプショニストが「やっぱだめです」と言ったときにはうそー、と思った。
「これドルなのに、なんとかかんとか」とかいうではないか。

違うよー、よく見てよ、ユーロのT/Cだよー。書いてあるじゃん。

アメックスのT/Cだったせいで、勝手にドルと勘違いしていたのだ。

ユーロですよ、と指摘すると、ああ、なら話は簡単!と一発OK。がくっ。

もしこれで、知らぬ間にドル建てで換算されてたら、さらに膨大な額を要求されるところだった。危ない、危ない。

(宿代は、電話で最初に聞いていたけど、何百ユーロ台というのだけ覚えていて、何十ユーロだったかちゃんと記憶してなかった。高かったからもうやけっぱちで、どうでもいいや状態だったのだ。)

3%コミッションとられたけど、カード払いより安く済んだ(はず)。
このT/C、ユーロが118円のときに買っておいたものだから。

今イタリアではT/Cは銀行でも受け付けなくなっていて、使う場所がなくなりつつある。使えるときに使わないと・・・

宿の人に「T/C不可」とか言われつつも ゴリ押ししたのは、そんなわけだった。ささやかな抵抗。


5:40、やっと解放される。5分間、ロビーでパソコン。メールのチェックして、5:45のシャトルバスに乗り込む。
5:48無事ボローニャ空港着。

とにかく、なんだかわけわからないボローニャ滞在だった。
2009.10.01 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
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