日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
須賀敦子さんが結婚式を挙げたウディネのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 / Santuario di Santa Maria delle Grazie
鈴鹿・多度の続きを書きたいと思いつつ、ここでいったん、果てしなく続くイタリア回想。

イタリアのウディネにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(またの名をマドンナ・デッレ・グラツィエ)に行ってきた。
故須賀敦子さんがペッピーノと挙式をあげた場所。

ミラノ在住の2人は、知り合いのダヴィデ・マリア・トゥロルド神父の故郷だからという理由で、ここ、ウディネで夫婦の誓いをたてた。

中に足を踏み入れた途端、とにかくその豪華さに目を見張る。
イタリアの教会はどれも立派ではあるけれど、日本人が今から50年近く前に式を挙げた場所、ということで、自分の中で、なんとなくもっと質素なものを思い描いていたようだ。

内部では、熱心な信者たちが朝早くから一心不乱に祈りをささげ、口々に唱える言葉が高い天井にこだましていた。荘厳さが増幅する。

そのあまりの神聖さゆえに、カメラのシャッターを押すのが躊躇われた。
はじっこのほうで、隠れるようにしてパチリ・パチリ。


1961年11月15日、ふたりはこの場所に立っていたはず。
その昔に、こんな立派な教会で。おとぎ話のようだ。

Udine / Madonna delle Grazie (Santuario di Santa Maria delle Grazie) in cui Atsuko Suga, saggista/traduttore giapponese ha sposato Peppino Ricca nel 1961.
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修道院も併設されていた。
Il Convento
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正面は、ちょっと大英博物館の正面玄関のよう。
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2009.08.31 Mon | Travel-Italy| 0 track backs,
政権交代
閣僚経験者が大苦戦、或いは落選し、見る影もない自民党。
政権交代は、望んでいたことではあったけど、勢いだけでここまでひっくり返ると、ささやかな危機感も。
いつぞやの○○チルドレンもある種ブームだった。
民主党、バブリーな一過性の力を取り払ったら、あとは実体なきシャドーでした、などということにならないことを祈る。
2009.08.31 Mon | Society| 0 track backs,
シマノ鈴鹿ロードレースから多度への旅
昨夜は鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿ロードおよび夜の余興の一部を見たあと、桑名へ移動。
宿に着いたのは21時。焼き蛤を食べる暇はなし。

2日目の国際ロードはパスして、今日は観光へ。
養老鉄道で多度を目指す。
路線上の駅で、養老の滝ではなく多度をチョイスしたわけは、ハイキングに格好な場所らしいと聞いたから。

養老鉄道、なんだか超ローカルの匂い。
自販機も、安食堂の食券販売機みたい。

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多度駅からは、ハイキングコースへ。
途中名古屋から100kmマラソンできていた人たちやハイキングの人たちと言葉をかわし、多度大社へGo.

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ここでは白馬が守護神というか目玉のようで、こんな風景も。

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賽銭箱に100円を入れると、小皿に入ったニンジンを馬に与えることができる。
人参を置くと、目にもとまらぬ速さでむしゃむしゃ始めた。
あっという間に完食。
拝観客からの人参目当てで食事は軽めにしているのかしら?と思うほどおなかをすかせているようだった。

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境内入り口には馬車。
しみじみした光景。

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天然プールと銘打った川のプール。

入場無料。
正面にある海の家ならぬ川の家の休息所も無料。
すごく気持ちよさそう。

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で、ハイキングコースはこんな感じ。

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2009.08.30 Sun | 国内探索| 0 track backs,
シマノ鈴鹿ロードレース
マノ鈴鹿ロードレースへ行ってきた。

朝6時に家を出て鈴鹿に向かう。
ツーレは相変わらずパッキングを当日までやろうとしない。
朝早いから、といくら促してもダメ。

当日、5:30に起きて、やおらパタパタと詰め込み始める。
家を出たあとで小銭入れを忘れた、と取りに帰っていた。

当日にやると慌てるからイヤ、というのが私の基本線なのだけど、ツーレの場合は考えがどうも違うらしい。私にはわからない。

さて、今日のお楽しみのひとつ、チームタイムトライアル。シマノレーシングが次々に追い越していく。その1

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その2
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その3
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TTTが複車線で見られるのは珍しい。

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2時間エンデューロ

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交代の際、レッグベルトを走りながらはずしたり、人にはずしてもらったり、人に装着してもらったり、というシーンが目立った一方で、このチーム Il Vento風は、みんなもれなくルールをきっちり守っていて、感心。特別賞をあげたい。

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レース後の記念撮影があちこちで。

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いい汗流した、という実感が見ていて伝わってくる。

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最後にフミのツールこぼれ話。左から栗村監督、別府史之選手、今西コーチ。

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会場が鈴鹿サーキットだから。スーパーカーのデモンストレーション。

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2009.08.29 Sat | Cyclde Road Race| 0 track backs,
ワインをあけてPadovaの宿を思い出す
昨夜ワインをあけた。
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なんとこれ、宿泊したパドヴァのホテルがお土産にくれたもの。
一泊47€でしかもおワインの土産付き??

でもこれを受け取ったとき、一瞬はた、と困った。
パドヴァの宿をチェックアウトしたあとは、そのままヴェネチアのマルコポーロ空港に行くことになっており、液体はNGだ。
もらいはしたものの飛行場で人にあげるしかないかなーと。

と、偶然、朝食のときおしゃべりしたアメリカ人女性と空港リムジンバスの中でばったり再会。
やはりワインをお土産にもらっていた。

「ワインどうする?」と聞くと、「しっかりリュックに梱包して、機内預けにして持ち帰るわよ」と。

それを聞き、私も突如燃えた。
洋服でぐるぐる巻きにして固定し、キャスター付きの小型スーツケースに入れる。
成田では液体がしみることもなく、ほっとする。
なんとか割れもせず無事日本に入国したというわけだ。

ワインの方はというと、ありがたいお味がした。


さて、このパドヴァのホテル、部屋も広々していてすっきり。

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スタッフはみんなとてもいい感じ。

朝食は過去宿泊したホテルの中でNo.1といってもいい。
スモークサーモン、ローストビーフがそろった4つ星ホテルもこれにはかなわない。
手作り・焼き立てのホールケーキが3種類。
迷ったあげく、レモンケーキを一片。
レモンの香りがぷーんとして、中はふっかふかだった。

果物、肉類、チーズなどもフレッシュで質のいいものばかり。
全20種類ほど。

カプチーノも一杯ずつ入れてもってきてくれる。
ボタンコーヒーじゃない。(ボタンをプッシュして出てくるコーヒーのこと)
これでたったの5ユーロ!

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宿はサンアントニオ聖堂のそば。
到着するなりオレンジジュースとおつまみをバーコーナーでサーブしてくれた。
喉がからからでごくごく飲んでいたものだから、おかわりまでくれて。

そして、パドヴァは初めて?と聞くので、「Si」と答えると、何時にどこで見学ツアーがある、とか、市内の観光スポットを地図上で丁寧に教えてくれた。

Booking.comで9.4の評価がつくのもうなずける。

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そうそう、パドヴァに行く途中、列車でパドヴァに移動する途中、トレヴィーゾを通過。
ピナレロ本社のある場所だ。

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2009.08.28 Fri | Travel-Italy| 0 track backs,
沢木耕太郎・須賀敦子・妹尾河童
届いたメールを読んでいて、そういえば、と気づいたことがある:

私の周囲の傾向==>
沢木耕太郎を読んでいる友人は、大体 須賀敦子も読んでいて、さらに妹尾河童も読破している。
~~

これら著者の紀行文には、確かに共通項があるかもしれない。
見知らぬものと遭遇したときの鮮烈な感性が作品に宿っている。

最近ヨーロッパ関連エッセーは以前に増して多いものの、「地球のxxx」がまだ出ていない、あるいは今ほど充実していない時代、ネットで情報が簡単にとれない時代に海外で冒険してきた人たちの話は、妙にわくわくする。

藤原正彦氏の処女作「若き数学者のアメリカ」(冒険ものではないけれど)にもちょっと相通じるものがあるのでは、と思ったり。

アメリカが今と比べてまだ遠い時代(70年代)、新しい世界を体験したスリリングな様子がみずみずしい筆致で書き表されている。

インターネット時代に突入し、情報は氾濫し、安易に世界の裏側の事情を知ることができるけれど、溢れる情報は当然のことながら新発見を減らし、感情を鈍化させてしまうのかな、だから一昔前の海外冒険譚がこんなにも新鮮なのかなぁ、などと思ったり。

それにしても、作家の新田次郎氏、藤原てい氏の息子として生まれ、一流の数学者となり、かと思えば華やかに文壇デビューを果たした藤原正彦氏。

一人の人の中に文系の才能と理系の才能が巣食っているって信じられない。
(世の中どっちかだと思っていたから。)

* Email From LEMANIMAYU さん

最近のダイアリーに関していくつか。

アクイレイア・・・まだ行ったこと無いので行ってみたい。

深夜特急・・・そういえば確かマカオの所なんかドキドキしながら読んだ記憶が…。当時は携帯もPCもない時代だから、今とは旅も違いますよね。

河童が覗いたヨーロッパ・・・久しぶりに本棚から引っ張り出してみました。
これを読んだ時、私はインテリア科の学生だったので、とても興味深くて部屋を天井から見た俯瞰図のイラストを見てるとなんだかそのホテルに行ったみたいな気分になったもんでした。それにしてもこの当時のなんと物価の安かったこと! ここに書かれているホテルはいったいどれくらい残っているのだろうか?

ジーザス・クライスト・スーパースター・・・何年か前にロンドンでミュージカル見ました。あの作品は「大胆な解釈」の作品なんだそうですが、どう大胆なのか私にはよくわかりませんでした。もともとの解釈がどうなのか知らないので・・・。
その後追求してみませんでしたので不明のまま。

レンタル自転車・・・ローマにも有りました。近いうちにブログにアップしようと思います。



ちなみに、LEMANIMAYU さんのブログで、カラヴァッジョの「ナルシス」がローマのバルベリーニ宮の美術館にあることを知った次第だ。
2009.08.28 Fri | Books| 0 track backs,
ジムのお風呂に小学生の男子が・・・
今日もナイト・エアロでひと汗流してきた。

うちのジムは浴場付きなのが取り柄。
お風呂のみ目当てという人も結構いて、小さい子供と一緒にお風呂に入る母親の姿もちらほら。
小さい男の子もたまに見かける。
まあ、銭湯のノリだ。

でも今日脱衣場にいた男の子には腰を抜かした。
小学6年生ぐらい?
いや背は高いけど実際は3年生ぐらいかもしれない。
1年生ではないな、どう見ても。

とにかく160cmぐらいの男の子がすっぽんぽんで脱衣場にいて、私も同様にすっぽんぽんの格好で、いきなり彼と真正面から対面してしまった。

まさかなんで男子が?と疑って、反射的に目線はついそっちのほうへ。。
彼も私の視線に気づき、気まずそうな顔。

一人で女湯に入ったわけではなかろう。
お母さんが連れてきたのではないかとは思うけど(それらしい人は付近にはいなかったけど)。

いやあ確かにここのスポーツジムのお風呂は銭湯のノリ、ではある。
だけどちょっとびっくりするよ・・・
2009.08.27 Thu | Society| 0 track backs,
ロバのバリエーション
ジロ・ディタリアで見たブルセギンのロバ応援団。(彼はロバを20頭以上飼っている)
ロバ耳にもいろいろバリエーションがあり、小さい派閥ごとにオリジナルのものを使っていた。
尻尾付きもある。

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スタンダード。それよりも、彼女の足のギブスにみんなが華やかに寄せ書きしているのが目についた。
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後列左の人。耳がやや長いタイプ。
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● ところで、、、
久しぶりに柿の種でも買うか、とスーパーへ行き、最終的に手にしたのはこれだった。
「海苔ピー」パック

連日報道されているから。。。

● 衆議院議員選挙
なかなか立候補者の街頭演説にぶちあたらない。。。と思っていたら、やっと昨日遭遇。
かなり地味なひっこんだ場所でやっていた。
駅前ばかりなのかと思ってた。

複数候補がかなり接戦と見られる我が選挙区。
その人は必死に叫んでいた。

直接選挙に真剣に賭けている姿を目にすると、やはり、この人悪くないかも、とか思ってしまう。

ただ、政策よりも、「是非一票を」の呼びかけしか記憶に残らない。
いまひとつインパクトがなぁ。。。

とか思いつつ、実はすでに期日前投票済ませてしまったので、いまさらその人に入れようと思ってもすでに遅いのだ。(別候補者を選んだ。)

一瞬その姿を見たときは心が動いたけど、やっぱり自分の投票は正しかった、そう思う。
2009.08.27 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
モナコに始まりタルブに終わる、とマーク・カヴェンディッシュの秘密兵器
ツール・ド・フランス回想~

モナコスタートでパリにゴールした今年のツール。
私の場合はモナコに始まり、途中のタルブまでフォロー。

モナコでは、前日にチームコロンビアの会見があり、驚異のスプリンター、マーク・カヴェンディッシュの脚に注目。

これがバイクの上の俊足の秘密兵器、、、か。

決して足首がキュッと締まってカモシカのよう、、、というわけではない。
むっくりとしている。
これを見て、小学生の足のよう、と評した人がいたっけ。

ふたをあければ、彼はツール全21ステージ中6ステージで優勝。
3.5分の1の勝率、と考えるとすごい。
山岳ステージを除き、平坦ステージだけでいったら、ほとんど勝利を独り占め。

ナイキのシューズには2か所に「Cavendish」と入っている。

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目線を上へと移してみると・・・
おしあいへしあい。
ランス・アームストロングが会見を開かなかったので、メディア人気度はアルベルト・コンタドールと二分している感じ。

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紹介の模様。左から存在感なくマイケル・ロジャース、レンショー、ジョージ・ヒンカピー、トニー・マルティン。

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モナコは3度目だったけど、これまでイメージしていたスノッブな町とはちょっと違っていた。
グレース・ケリー妃が生前希望していた日本庭園(写真)は、彼女の死後造られたとか。
モナコで日本テースト、不思議な感じ。

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人懐こい人も多かった。
聞けば、税金優遇策で海外から集まっているセレブ以外に、この国にはモネガスクという地元住民がいる。
その人たちは、先祖代々ここに住み、決してずば抜けて裕福というわけではないそうだ。

そうした地元の人たちが、セレブたちを快く受け入れ、さらに超庶民的なアルベール二世を中心に結束するさまは素晴らしいなと思った。

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そして私の旅の終点タルブは地味な山間の町。
でもある意味旅人に優しい町だ。
なにしろ物価が安い。

写真はパン屋で買ったランチパック。
バゲットに好きなものをチョイスしてはさんだもの。
好きなものを選べるペイストリー。
チョコムースあるいはヨーグルト、
飲み物もチョイス。
以上で5ユーロ。(1ユーロ、このときは135円ぐらい)写真は2人分。

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そのパン屋はこちら。
駅を出て、前の道を左に進み、2つ目の道(数えかたにもよるけどだいたい)を右折した左側。
ペイストリーがずば抜けて美味だった。

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関連記事
2009.08.26 Wed | Cyclde Road Race| 0 track backs,
オリエントエクスプレス運航終了と須賀敦子
今朝、下記メールが届いて、ああそうかぁ、と思った。

きょうの産經新聞に掲載されていた産経抄です。
 http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090825/trd0908250300000-n1.htm

(「日本でも人気の高いオリエント急行が、今年12月に運行をやめ、126年の歴史に幕を下ろす。英国紙の報道を聞いて、エッセイスト、須賀敦子の『オリエント・エクスプレス』という作品を思いだした。。。」で始まる記事)

(Email From Tさん)


オリエントエクスプレスが運航終了するという話は聞いていた。私のリアクションはといえば、ああそうなんだぁ(おしまい)。

しかしこのニュースを目にした産經新聞の記者さんは、ただちに須賀敦子の『ヴェネチアの宿』最終章『オリエント・エクスプレス』の話を浮かべたという。

そうか、そうか。私はすぐにピンとこなかった。頭が硬直しているなぁ、、とぶつくさ自分を叱責したくなる。


あれは確かに印象的な話だった。

須賀さんの父親は、若き日に夢と一緒に乗り込んだオリエント急行のことを死に際に思いだし、コーヒーカップをねだる。

イタリアに滞在していた彼女は、直接ミラノの駅で列車を待ち構えて、中の担当者にこの話を打ち明ける。

するとわかりました、というふうに、白い布にくるまれたコーヒーカップが手渡され、お代はいらないと。

帰国し、枕元にもっていくと、満足げにそれを眺め、(確か)翌日、父は亡くなる。

事実は小説より奇なりのお話し。

読みながら、ふと思ったのを覚えている。

父親は、本当にコーヒーカップが欲しかったというより、娘と自分を太く結ぶ「ヨーロッパ旅行」という絆を最後に確かめたかったのではないか、と。
2009.08.25 Tue | Books| 0 track backs,
ランス・アームストロングを見たあと、ジローナ発バルセロナ行きに乗る 
7月のツール・ド・フランス、スペイン編。
ジローナでスタートし、バルセロナにゴールの日。(一部7月のエントリーとだぶるけど)

前日の宿泊地点はペルピニヤン、当日はバルセロナ。したがって、ジローナにはスーツケース持参で行くしかなかった。

駅に荷物預かりはなく、1kmほどごろごろころがして。
で、こういう風景になった。(写真再掲)



で、相方のツーレはやや高いところによじのぼったらしく、少し俯瞰的な写真が撮れた。
下の写真中央はランス・アームストロング。ライバルチームの英国人デイヴィッド・ミラーと歓談中。

今年のランス、やけに社交にいそしむ姿が目に付いた。
新チーム「シャック」に勧誘すべき人材を値踏みしていたのだろうか。

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ジローナスタートが終わり、ゴール地点バルセロナへ移動。
列車は小さかったけど、やけにこぎれいだった。
満員で席はなく。
スペインでやたら目にしたランスのTシャツを持っている人がいた。
彼らはスペイン人なるもアメリカ人の応援?と不思議に思っていると ---

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ちゃんとスペイン人アルベルト・コンタドール(今年のツールで最終的に優勝)の図柄もおそろいの格好であった。
同じチーム内でエース役を争った2人だけど、ファンたちは、両方を応援しよう!という心意気があったようで、なかなかフェアプレイの精神ではないかと思う。

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隣の車両の陽気な少年たちのところへおしゃべりしにいくと、やおらこんな横断幕を広げた。

カタルーニャはスペインではありません、と書かれている。
ティーンエージェーの子たちがカタルーニャの独立を訴えPRしている。
同じ国の中で独立を叫ぶ、バスクやカナダのケベック州をはじめ、多々あることなのだろうけど、独立心が強いということは、どういうことなんだろう。

自国がキライ?
とまでいわくとも、妙な違和感がある?
わが自治体に極度の誇りがある?
歴史的行きがかり上?
言語的なもの?

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すると今度はこちらのおじさんも、旗を取り出す。
カタルーニャの旗の変形版らしく、赤x黄色のカタルーニャ州旗+星。

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カタルーニャの人はなんだかあったかい。

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手作りの名刺をくれる。

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2009.08.25 Tue | Travel-Spain| 0 track backs,
ユダの裏切り
先日、パドヴァで見たジョットの「ユダの接吻」の絵の話を書いたら、これに関連する一編として、太宰治の「駆け込み訴え」がお勧め、というメールをもらった。そこで「駆け込み訴え」を読んでみることにした。(恥ずかしながらこの作品の存在は知らなかった。)

ユダをテーマにした一編で、裏切り行為はキリストへの愛ゆえだった、という解釈。

キリストを売り渡すときのユダの冷酷なまなざしを描いたジョットのスタンスと、愛にあふれていたとする太宰の視点。後者の見方は日本独特のものなのか、そうでないのか。

日本的な、「鬼の目にも涙」とか「蠅が手をする足をする」といった情けやいつくしみの目線がそういう説を生み出したのか。
あるいは太宰個人の経験(たとえば歪んだ愛とか)に基づくものなのだろうか。
・・・などなど、しばし考え込んでしまった。

とここで、5月にヴェネツィアで見たサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会のティントレットの最後の晩餐を見直してみる。

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従来、ユダを見分けるためには、
頭上の光がない人を探す、とか、
手前に一人だけ座っているのがそれ、とか
パンに手のをばしているのがそれ、とかいう話。

ティントレットの絵の中のユダがどれなのか、よくわからない。
そもそもティントレットの筆致はきつくて余り好みではない。
けれど斜めの構図が斬新な印象。
キリストの裏切り者発言で、大いにざわめく室内の臨場感あり。

絵の脇にはウルティマ・チェーナ Ultima Cena 最後の晩餐という札。
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これがサン・ジョルジョ・マッジョーレ。

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そして最近、ユダの接吻・裏切りの話から、さらに映画ジーザス・クライスト・スーパースター を勧めてくれる人がいて、DVDを貸してくれた。

普段キリスト教とか非常に疎い私だが、イタリア旅行の効能は、世の中自分の知らないものだらけであることに気づかせてもらったことだろう。
さすがに、イタリアに行っていろいろ開眼し、知識が豊富になった、と胸を張って言えるには至らないけれど。




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(1967/07)
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ジーザス・クライスト・スーパースター [DVD]ジーザス・クライスト・スーパースター [DVD]
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グレン・カータージェローム・プラドン

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2009.08.24 Mon | Travel-Italy| 0 track backs,
難関続出、イタリア・アクイレイアの遺跡まで
ヴェネツィアからアクイレイアまでの茨の道を振り返る。

夜、国鉄でウディネまで行き、ウディネで一泊。翌日そこからバスでアクイレイアまで。所要時間約1時間。

国鉄でヴェネツィアからチェルヴィニャーノまで行き、そこからバスなら10分ほどで到着する。なのでチェルヴィニャーノからバスの方が断然便利。

しかしチェルヴィニャーノにはよさそうな宿がなく。さらにウディネで見たいものがあったので(須賀敦子が結婚式をあげた教会)、あえて遠いウディネをチョイス。

バスはこんな感じ。

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平日はバスの便は頻繁にあるものの、あいにくの日曜日。ウディネ発の始発は9時。

乗りこむと、結構込んでいたので、降りる際は問題なかろう、と思ったが、ほとんどの乗客が終点の保養地グラードに行くことが判明。

アクイレイアのバス停には、町の入り口と中心部など何箇所かあって、さらに周囲は野っぱら。ランドマークもなく、乗客の人に聞かなかったら間違いなく、降りれなかった。

「私は町の入り口で降りるから、あなたはその次でブザーを鳴らして降りるといいわよ」と何度も繰り返し説明してくれる人がいて、感謝である

しかし先に書いた通り、降りても周囲にはなにもなく、ちょっと焦る。
再び見知らぬ人の世話になる。

最寄駅のバス停で降りて、来た道を少し逆行してそのまま右手斜めに折れるとバジリカがあった。

そのあとチェルヴィニャーノ経由でトリエステに行く私は、アクイレイアからチェルヴィニャーノまで7kmほどを歩くことにした。(町の入り口からだと6km程度の模様。)次のバスまで待っていると、トリエステにつくのが遅くなるのだ。歩けば、チェルヴィニャーノ発トリエステ行きの1時間前の列車に乗れる。

午後はトリエステでジロディタリアを観戦。
通常ならトリエステから宿のあるウディネに帰る便はいっぱいあるはずだった。
しかし、この日に限って限定的なストが決行され、トリエステ~ウディネ間がストップ。

仕方なく、ジロを早めに退散することに。
18時前の列車でチェルヴィニャーノまで行き、そこからバスでウディネまで50分ほどかけて帰る。

イタリアの日曜日は観光には向かない。バジリカはコムニオーネで入れず、バスの便は激減、列車の一部ストがときどきある。

今考えれば、ヴェネツィアからトリエステにそのまま入りそこで2泊し、アクイレイアを思い切ってすっぱりパスしていれば、、、ジロもフルで見られ円満解決だったなぁ、と。

それが一番スマートな旅だっただろう。

が、うまくいく旅が記憶に残るわけではないということがつくづくわかった。
難儀したこのアクイレイアへの道は、記憶の中でやっぱり強烈だ。
2009.08.23 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
日本で「イタリア」・「フランス」・「世界」
● 写真展 「絶景!イタリア」

東京九段下そばにあるイタリア文化会館でイタリアの大パノラマ写真展をやっている。
竹橋に行ったついでに寄ってきた。
とくにアマルフィとタオルミーナがよかった。
夜のミラノも宝石みたい。

イタリア文化会館サイト
開館は平日11:00-18:00(入館は17:30まで)
8/28まで開催。


● イタリア発のソース

8月一週目の週末、友人宅に及ばれ。
夕食に野菜につけるバーニャカウダソースが出た。
アンチョビ+にんにくのソース。
おいしい!!
つくり方は結構めんどくさいらしいけど、簡単に済ませる方法もあるのだとか。
友人はにんにくを8かけ使用したという。

家で、見よう見まねで作ってみた。
どうレシピを変形してもおいしいぞ。
これは野菜がすすむ。
レシピは下記:

http://cookpad.com/recipe/885349
COOKPADにはそのほかいろいろなバリエーションが出ている。


● チャンネル「フランス2」の20時のニュースを丸ごと見る

日仏時代の友人にときどき会って一緒に食事をする。
趣味があう友人なので(ただし彼女、ロードレースには興味なし)いろいろためになる。

NHK BSで世界のニュースが大幅に縮小になり、かつてのようにまとまったニュースが見られないなーと思っていたら、Webでフランス2の20時のニュースをまるごとやっていると教えてくれた。

副音声の日本語はないけど、すごいのは、ニュースタイトルから、見たいものだけを選ぶこともできる。

http://jt.france2.fr/20h/ <== こちらがURL。アクセスするとすぐビデオが始まるので、ハイパーリンク貼っていません。


● 深夜特急

沢木耕太郎氏のこの本、青春時代のバイブルだった、という人もいたけれど、なるほど学生時代に読みたかった、と思った。
もっとも、今読んでも十分私にはおもしろい。

アットランダムに読んでいて、今3冊目。トルコ・ギリシャ・地中海編。

ただひとつ思うのは、本の筆者が今の時代に同じコースをたどったとしても、もう同じような旅はできなかっただろうな、ということ。

世の中あの頃よりもっと世知辛くなっていると思う。世界中が前よりずっと。。。


深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)
(1994/05)
沢木 耕太郎

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2009.08.22 Sat | Travel-Italy| 0 track backs,
イタリア・アクイレイアのバジリカで その2 サカナがいない!
昨日の続きー

せっかくアクイレイアのバジリカまでたどりついたものの、コムニオーネのため入れないという。
2時間待つ余裕はない。

旅立つ前に読んだ美術書のカタログには、ここのモザイクが完璧なかたちで残り見事である旨書かれていた。美術史上価値があり、必見だと。

今は入れないと言われ、いったん来た道を戻りかけたものの、見るぞ!と燃えてきたので、入口の女性に掛け合うことに。

「少しだけ内部見せて頂けませんか?」
ノーと言われたら、「このためにわざわざ日本からきたので」とでも言うつもりだったが、意外にあっさりと、許可が出た。

でも、
「入り口はいってすぐの直径1m範囲内から動かないでね」と。

いやそれでも問題ない。入らせてもらえるだけでありがたい。
さっそく中へ。

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うわあ、床一面のモザイク。壮観だ。
この位置から余り動かずに、広い床面を見つめる。

なんでももともとのバジリカは3世紀に建立され、モザイクができたのは4世紀。
現在のバジリカの建物はその後建て直されたものだけれど、モザイク自体はその4世紀のものが残っているという。

参考:WIK「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」I

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人物像も

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鳥も

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馬も、細密にイキイキと描かれている。ポップな感じ。
4世紀という古さをまったく感じさせず、本当にそんなに古いの?と疑いたくなるほどだ。

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だが、私は焦った。
サカナがいない!
須賀敦子の本に書かれていたあのサカナの大群!

5分ほど過ぎ、例の係員が「そろそろ?」という目を向けたので、すがりつくことに。

「あのう、サカナがいるはずなんですけど、サカナは一体どこに??」

「あらあ、魚なら、ここにも ー

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ほら、あそこにも、いるでしょ?」
と言われ、なるほどー。

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多分、バジリカに付随の納骨堂に行けば、もっと大群に出会えたのだろうが、ここから動くわけにはいかないので、仕方ない。
それでも魚に対面できたのだ。
よかったじゃないか。念願果たせて!


出発前、アクイレイアのモザイクを美術書で読んだとき、なんか名前に聞き覚えがあるな、と気がついた。

須賀敦子の「地図のない道」で、ウディネの教会で挙式を上げた後、新婚旅行の折に友人の牧師につ入れて行かれた大聖堂がアクイレイアだった。

「。。。そのたびに、アクイレイアの聖堂の床の、波をくぐって泳いでいたサカナの大群が、記憶のなかできらきらと光った。大聖堂に聖母像があったのかどうか、いまでも、サカナだけに気を取られていた自分が、ふしぎに思える。」 「地図のない道」

折角の新婚旅行なのに二人きりになれず、友人とのグループ旅行になり不満を抱えていた筆者のアクイレイア大聖堂の印象がこれだった。

私の印象はといえば、
確かにモザイクは見事だった。
床一面に敷き詰められている。

とはいえ、モザイクだけでいえば、その後パドヴァの美術館で見た古いモザイクの細密画が見事だった。
装飾的要素が強く、鮮やかな色遣い。配色は見事としかいいようがない。
思わず感嘆の声をあげたほど。

アクイレイアでは、目で見たものよりもむしろ、胸に残ったのは、人々の温かさかな。

バスを降りたときに親切に道順を教えてくれた女性。
フレキシブルにバジリカに招き入れてくれた係員。

優しさが身にしみた。
2009.08.21 Fri | Travel-Italy| 0 track backs,
イタリア・アクイレイアのバジリカで その1 門前払いを食う
タルブの話の続きはちょっと置いて、5月のイタリア回想。
~~~~~~

初めから嫌な予感はしていた。
日曜日の午前中に教会に行くのは無謀なのではないかと。
礼拝などがあるだろう、締め出しかもしれない。

でも、その時間しかアクイレイアのバジリカに行く時間はとれなかった。
午後にはトリエステでジロディタリアを見なくては。

バスを降りると、周囲はただの野っぱら。
バジリカの場所、見当もつかない。
ひとりだけ一緒にバスから降りた女性がいたけど、道を聞くべきか、聞かざるべきか・・
自分でなんとかするべきだ、という思いもあって。旅はなるべく自力本願で・・

がしかし、「どこへ行くの?」とその女性が聞いてくれたとき、まさに救世主!と正直ほっとする。

「バジリカです」というと、あらぁ・・・というリアクション。
可哀そうに・・・という表情。

「私もいつもは毎週日曜に通っているんだけど、今日は10時からコムニオーネなのよねぇ。だからバジリカには午後行く予定なのよ」。

コムニオーネ。英語のコミュニオンだろうから聖体拝領。
でもそれって一体何なのか、具体的には知らない。
ただ、なにやら行事があって、中は見れない、というのだけはわかる。

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彼女は親切にバジリカの前まで一緒にきてくれて、そこで別れた。
入り口はあいていて、中に人が入って行った。
続いて入ろうとしたら、阻止された。
「10時からコムニオーネなので、12時に戻っていらっしゃい」と。

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時計を見ると、ぴったり10時だった。
でも宿泊先のウディネからの始発の便に乗ってこの時間だから、どうしようもない。
日曜はバスの便がぐっと減ってしまう。

とにかく、12時までなんて待てない。
ここを11時には出ないと次の予定に間に合わないのだ。

すべてはこれのためだった。
1時間バスに揺られてきたのも。
キャンセル料を払ってヴェネツィアの宿を1日早く発ち、トリエステでのジロ観戦滞在時間を4分の1に削ったのも。
これがなければストにあうこともなく、窓口のお姉ちゃんに嫌みの嵐をあびることもなく、どぎまぎしながらバスと列車を延々乗り継ぐなんてことも不要だった。
ものごとをすべて複雑にしてしまった。

すべては、このバジリカのためだったわけなんだけど。

いったん、「ああ、そうですか」と言って引き下がったのだが、ここにくるために犠牲にしたものが大きかったので、このまますごすご引き返せないと思った。
といって、内部ではすでに儀式の準備が整い、さすがに観光客の出る幕などない。
さて、どうするか。

ふと見ると、入口のそばで、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世のブロンズ像が、「もうひと押し、頑張れ、頑張れ!」と背中を押してくれている(気がした)。

続く・・・

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2009.08.20 Thu | Travel-Italy| 0 track backs,
タルブの町から その1
ツール・ド・フランスが開催されたから行った、そうでなければ足を踏み入れることはなかっただろう、そんなフランスの町がいくつかある。

タルブもそのひとつ。
今年7月、2泊した。今回で2度目。前回もツールの際の宿泊だった。

日本語のガイドブックには恐らくでていないと思われるTarbesの町。
だって何もない。
ツールではピレネーの足掛かりとして重宝だし、ここを起点にツーリングする人は多いだろう。
が、全体的に余り特色のない町だ。

タルブからトゥールーズ経由帰国する際、列車が11時発だったので午前中時間があった。
せっかく来たのだから、とその間町をぶらつくことにする。

中心街に行くと、怪しげな日本レストラン。
その名もYako・・・??
日本語・韓国語OKみたい。

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ディスコテック「ドリームズ」。なんともしょしょけている。
夜になると大繁盛・・・していたら、ちょっと怖い。
わびしい風景だけど、期待していなかったのでノープロブレムだ。

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ほどなくするとひときわ豪華な建物。なんだろう?と見ると、パラシュート部隊。

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今年はなぜか装甲車をよく目にする。

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ブレストの海軍基地周辺で写真を撮るとにらまれる、と聞いたことがあったけど、こちらは特に問題なく。

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でも、突然こんな住宅も現れたりして、びっくり。
アールデコでもないだろうけど、一軒だけ、独創的。
なかなかいろんな顔を見せてくれるタルブの町

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2009.08.19 Wed | Travel-France| 0 track backs,
シャルルドゴール空港の新ターミナル
5月にパリ経由イタリアに行ったときまでは、パリのシャルルドゴール空港のターミナルは2Fだった。
しかし6月に新ターミナルに移ったとみえ、7月の時点で入国も出国も2Eに。
今後は日本から/行きのエールフランスの便は2Eということになる模様。

新しくて気持ちがいい。
ただし、いつものDFショップで購入するものを決めていた私は戸惑った。
店のロケーションが把握できない。
探しているものが見つからない。
そして、目指していたマリアージュフレールの紅茶の売り場は消えてしまった。
残念。
今後入荷してくれないかな。

ちなみにビジネスラウンジは、DFショップの一番奥。カフェの隣の やや引っ込んだ一角が入り口になっていてちょっと見つけにくい。

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2009.08.18 Tue | Travel-France| 0 track backs,
ランチはどこですればいい?、日曜日の竹橋
昨日は自転車文化センターの資料図書館特別公開の最終日。調べ物で朝10時から本に顔をうずめる。

行く途中、開館5分前の近代美術館の前を通ったらゴーギャン展に長蛇の列。
もっともその後、前を通ったら列はできていなかったので、それほどの混雑ではなかったか。

14時、おなかすいたー、ということで退散。
さてランチはどこで、と思ったがパレスサイドビルも神保町の竹橋よりのほうも店が閉まっている。
ランチ難民状態。
科学技術館の食堂で食べればよかった。
色気を出したのが間違い。

神保町を奥へ、奥へ。
こじゃれた店は軒並み日曜閉店。
カウンターの蕎麦屋か定食屋という究極の選択で、後者を選ぶ。
スープ・コーヒー・サラダ・プチデザート付きの気の利いたランチ・・・というのは叶わなかったが、おなかが満たされ満足。

近代美術館に戻り、常設展をウォッチ。
展示入れ替えがまたあったみたい。

今年のMy一番は、春に展示されていた川合玉堂「行く春」 菊池芳文「小雨ふる吉野」かな。

その後三越本店へ移動。行ったついでに桂由美・仮屋崎省吾のコラボ展へ。
桂由美作 川島なお美のウェディングドレス再現に思う。
イタリアで着用したものも日本で着用した数着も、どれも素敵だけど、人形が着ると精彩が。。。

お色直しの赤いドレスはTVで見た記憶があるけど、かなり違う印象だった。服は人間が着て初めて生きるらしい。ダイアナ妃のドレス展でも同様の思いだったけど。

途中仮屋崎氏がサインのために会場に姿を現した。洒脱な感じ。きわめてスリム。

写真は科学技術館の自転車展。

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2009.08.17 Mon | 国内探索| 0 track backs,
みんなスゴイなー
最近のDiaryのエントリーに関してもらったフィードバックから。


* Email FromFiligree Saharaさん

先日のユダの接吻 のジョットの絵のお話で、思い出すことがありましたので、・・既存のことで、ご無礼とおもいながら、話題を1つ。

太宰治の「駆け込み訴え」 と言う短編。
文字で読むのもよろしいのですが、是非、草野大悟氏の朗読 をおすすめします。
草野氏は物故されましたが、人間くさい性が格調を保ちつつ健在であります。

文庫本で新潮社から 走れメロス で出ています。
CDも、新潮社から 走れメロス で出ています。
2007-04-02刊
ISBN-4-10-830005-X


実はつい最近「走れメロス」を読み返したばかりだったものの、「駆け込み訴え」という作品は初耳。
ようやくゲットし、これから読んでみるところ。
なんだか楽しみ。
書名で惹きつけて読ませよう、そんな魂胆がみじんもなく、素っ気なく堅いタイトルがなんともいえない。



* Email From kyomiさん

ブログで紹介していたヴェネチアの宿ですが、この宿ちょっと古い本で恐縮ですが、
妹尾河童著「河童が覗いたヨーロッパ」(講談社文庫)で紹介されています。
このフェリーチェ劇場に出演する歌手が良く泊まる、と紹介されています。


妹尾河童さんの作品て、恥ずかしながら読んだことがない。

友人に読書好きな人が多くて、最近の私は勧められるがまま。
今読んでいるのは沢木耕太郎。
「無名」と「深夜特急」のインド編を読み終え、ヨーロッパ編に突入。
それにしてもインド周辺の彼の旅、すごかった。
販売のたびにリアルタイムで読んでいった人は、きっと次の冒険をわくわく待ちながら手にしたことだろう。
この作家を勧めてくれた友人は、深夜特急に刺激されて旅人になったのかもしれない。

次回は「河童が覗いた・・」に突入だな。



* Email From MadameHさん

『カラヴァッジョ』、昔映画で見たな~と検索したら1986年のデレク・ジャーマン作品でした。新しいカラヴァッジョ(2006年 アンジェロ・ロンゴーニ監督)も2010年にカラヴァッジョ没後400年にあわせて公開されるようですね。

ところで、昨日、森美術館で行われている『Ai WeiWei展』を見てきました。
http://www.mori.art.museum/contents/aiweiwei/
最近は「なんじゃ、これは」と思うのがまず入り口であることがお決まりですが、久しぶりに見るだけで「いいね」と思える現代美術展でした。

中に自転車を使った「Forever」という作品があります。自転車という乗り物の中国における位置づけ、ロードレースを含めたスポーツ、さらにこれからのエコな乗り物としての活用など、考え始めたら奥深くて、一人作品の前で考え込んでしまいました。

ほかの作品もなかなか面白かったです。
時間があったら是非!

(注1)音声ガイドがBloomberg提供で無料で借りれます。
(注2)この展覧会に関するグッズを購入するなら、展覧会出口前のショップで入手するべし。
3階のミュージアムショップにはカタログしか置いていません。


カラヴァッジョの新旧映画作品があったとは。
フェルメールの真珠の首飾りの少女映画や、フリーダ・カーロの映画「フリーダ」が展覧会とタイアップして同時上映されているケースは知っていたけど。
そして来年は没後400年か。
絶対それをあてこんだ展覧会とかありそう。(またしても映画とともに、という演出で?)

Ai WeiWei展は、中国のクリエーターというのでどんな作品なのかなと思っていたけど、話しを聞くとよさげ。
サイトを見たら、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展も手掛けたのだとか。
それでは、ということで、ヴェネチアで今年見た写真を最後に貼ることに。
ヴェネツィアには、ヴァポレットの駅にビエンナーレというのがあって、どうやらこの公園一帯がその時期、会場になるようだった。

ヴェネツィアビエンナーレの駅
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会期外、閑散期のビエンナーレ会場の様子、ヴァポレットから
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2009.08.15 Sat | Art| 0 track backs,
殺人を犯したカラヴァッジョ イタリアで高額紙幣の図柄になっていた
先日美術の本を読んでいて、カラヴァッジョが相当なワルだったことを知る。
犯罪に手を染め殺人まで犯し、投獄・脱獄を繰り返した人だったそうだ。

それでもパトロンというものはいるもので、更生させようという奇特な人が折々に出現する。
でも結局ワルはワルのままで逃亡生活を続けることになり、、、そんなストーリーだった。

そういう目で見ると、あのどぎつい画風から、いかにもアクが強くて、心に一物ありそうな感じの人物が浮かんでくる。

実際どんな顔の人だったのだろう。
彼は自画像は書いていないのだろうか?
「Caravaggio self-portrait」でぐぐってみる。

自画像・病めるバッカスとしてという絵があった。
なるほど・・

彼は「ナルキッソス」というナルシストを題材にした絵も描いているけど、本人もナルシスト入っている系の人だったのかも。
自分をバッカスとして描くなんて。というか単なる酒好き?

と、実際の彼の顔に一番近そうなものを見つけた。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kazu_san/caravaggio.htm

1983年に10万リラの紙幣(当時の最高額紙幣)に彼の顔が使われたという。
彼の芸術性がいかに評価されているかを表すのだろうけれど。
イタリアって、罪人に寛容、とちょっと驚く。

ちなみにカラヴァッジョの絵はロンドンナショナルギャラリーでおなじみだけど、ローマの教会でも見られるらしい。(ヴェネツィアあたりだと、当然のことながらヴェネツィア派の画家の絵が教会の壁を飾っているので、カラヴァッジョは見なかった。)
LEMANIMAYU さんのところ
2009.08.14 Fri | Art| 0 track backs,
須賀敦子のヴェネチアの宿
5月のイタリアネタがまだ続く。
わずか10日程度の旅だったのに、印象に残ることがいろいろあり、たまに違う土地に行くのはいいものだ。

ヴェネツィアのフェニーチェ劇場にどうにかたどり着き、そうとなったら須賀敦子が泊り、本のタイトルにもなったヴェネツィアの宿を探そう、とうろつくことに。

いくつか宿があったけど、冴えない宿ではなかろう、ということで、これではないか?本の描写に出てくるうろ覚えのホテル像と合致する。



ただ、看板はそれらしいものの、彼女が泊まった屋根裏部屋的なものが見当たらない。



玄関はなかなか落ち着いたたたずまいで、その辺にあるほかの2軒の宿よりも、それっぽい雰囲気だ。



帰国後、大竹昭子さんの「須賀敦子のヴェネツィア」の本だったかでホテル名を確認したらやはりこれだった。
近くに似た名前の宿があるが、間違いなさそう。

ホテルの情報を見ると、室内もなかなかクラシックでいい感じ。
劇場と密接な関係がある宿のようで、さまざまな歴史をこれまで目撃してきた、そんな風情が滲み出ている。
2009.08.12 Wed | Travel-Italy| 0 track backs,
ヒルクライマー その2
図書館は便利。とはいえ本を借り過ぎて、どれも消化不良なくせに、それでもまた次のを借りてしまったりして。目が欲しているような感じで。手元には10冊以上、図書館印のついた本が山積みだ。

という言い訳はあとにして、高千穂遥先生の「ヒルクライマー」、ついに読了。

走る描写に拘りつつも、すっきりしたプロットが一本貫いていて、読後感さわやか。
ヒルクライムが好きな人たち、レースによく出ている人たちが読むと、ツボが満載に違いない。

高千穂先生、著作の最中は、きっとレースを走りながら、山を登りながら、その情景を頭の中で文章にしていたのでは、とも思った。
周囲の景色、じぶんのからだ、マシンから伝わる感触を文字に置き換えて確かめつつ、走っていたのだろうな、と。

そう思えるぐらい、走る情景に同化した作品だった。


* Email From さん

高千穂遙先生は昔から好きで、かなりの作品を読み漁りました。

それ以外にも、スターログ(日本版)というSF雑誌があって、ずいぶん前ですけどそのなかに先生が持たれていらしたコーナーがありました。
コーナータイトルは、「まぁかせなさい!」だったような・・・
(現在のスターログは、当時と日本での出版元が変わっているので内容がかなり変わったようですが)
高校生だった私は時々コーナー宛に葉書を送ったりもしてました。

先生が自転車に乗っているのを知ったのは、数年前ですが自転車の本をお書きになるとは思いませんでした。
ヒルクライマーは友人からの情報で少し前に知りましたが、早速読んでみたいと思っています。


ヒルクライマーヒルクライマー
(2009/07/23)
高千穂 遙

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2009.08.11 Tue | Books| 0 track backs,
未知の領域に突入
朝一番(といっても開館から5分出遅れた)でジムへ。
今日は珍しくスタジオプログラムではなく、トレッドミルと決めていた。

某芸能人の最新情報をTVで見ながら走ろうと思ったのだが、TV付きのは既にすべて占拠されていた。
ワンタッチの差だ。がくっ。

仕方なく、ただひたすら走るだけのマシンへ。
45分を過ぎたあたりで膝前がひきつってきた。
そういえばジムでノンストップで走るというのはほとんど今までやったことがない。

ハイカーディオ系プログラムでも、途中でスクワットとかが必ず入り、走りっぱなしのことはない。
つまり、どうやら私の体は未知の領域に入りつつあるようだ。

脚がきしんでいる感触あり。
これがパワーヨガの先生がいう「使わない筋肉を目覚めさせる」ってことか。
とにかく1時間と決めたので、最後まで走る。
ラスト250mは競技場に入りました~という演出で、速度を上げてゴールイン(?)

インナーマッスルトレーニングばかりやっていても、だめだということがよくわかった。
表層筋肉も鍛えなくては。


ランチは久々のキャスクルート。(雅叙園のそば)

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上がサラダニソワーズで下がビーフシチュー。
これにスープ(この日はガスパチョ)、コーヒー、ケーキがついて2000円。
(サラダニソワーズはそれに上乗せ+300円)

CP(コストパフォーマンス)悪くない。

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2009.08.09 Sun | Private| 0 track backs,
ウディネで見たシマノのバイクの謎
イタリアのウディネに泊ったときのこと。
ホテルの前には自転車が置けるように簡易ラックが備わっていた。

そう、フリウリ地方でも、ヴェネチアは運河だらけで自転車に適さないし、トリエステは坂ばかりで自転車の普及率が極端に低いそうなのだが、ウディネにくると一転バイクだらけと聞いていた。
確かに突如バイクを見かける率が増えたのだ。

ある日、宿に戻ると、1台の赤いバイクがとまっていた。

シマノのバイク。
フレームにはグランペール(フランス語で登る)、マウンテンバイクと書かれている。

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ウディネなどというマイナーなイタリアの地で出会った日本のShimanoの文字に奇妙な違和感。
しかも日本ではこんなの目にしたことがない。

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2009.08.09 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
軍事・武器は苦手
Ref:先のエントリー
どうも私は武器関係(?)が弱いみたいだ。

レモンの散弾にしても、弾丸との違いがわかっちゃないし、普天間基地に自衛隊がいるわけないって。
(でも装甲車に「普」の字ときたら、やっぱりつい浮かんでしまう普天間!)

* Email From Kさん

レモンが撃たれたのは散弾銃だったと思います。

従って、身体に残っているのはピストルの弾ではなく散弾だと思います。

ピストルの銃弾だと特殊な物でない限り比較的簡単に摘出できると
聞いたことがあります。

http://redsilver.exblog.jp/ 写真散歩日記
http://seiruote.exblog.jp/  2+4=6輪日記



* Blog By Kenさん

ピストルというか
86年のオフに友人と猟に行った際の誤射(暴発ではなかったはず)事故のときの散弾ですね。散弾ゆえに数が多すぎて摘出手術もできないらしいです。しかも、鉛玉。そりゃあ、体に悪い。



* Email From なまはげ74さん

『普天間基地』は正式には“MCAS Futenma”、つまり米海兵隊の航空基地です。
ですから自衛隊は駐屯していないのでした。

近くの市ヶ谷にはご存じ防衛省本省、3自衛隊幕僚監部と統合幕僚監部があります
が、陸自の普通科連隊は駐屯していません。
一番近場なのは練馬駐屯地の第1普通科連隊で、練馬には生物化学テロの時に出動
する第1化学防護隊も駐屯しています。


2009.08.08 Sat | Society| 0 track backs,
「普」のマークが示すもの
昨夜のエントリー
>「普」とかいうマークのついたものもあり、普天間基地からきているということなのか。
に関連して、

装甲車の「普」のマークを見て、てっきり普天間基地の普だと思っていたら(われながらよくぞ気づいた、と自分をほめたいほど得意になっていたのに)、「普通科」の略だったそうだ。

* Email From なまはげ74さん

Diaryの件、『普』は普通科連隊=歩兵連隊の意です。
大人の事情で『兵』を使えないので、普通科、特科(砲兵)という呼称を使っています



毎度のことながら、世の中みんなそれぞれ得意分野があり、その道を極めた人たちが時折その知識を分けてくれる。
HPをやっていて、「ありがたい」、と思う瞬間。

ちなみに装甲車のプレートナンバーは○○○ー○○○○みたいな数字の羅列で、さすがに「品川○○○ /ら ○○-○○」といったナンバリングではなかった。
2009.08.07 Fri | 国内探索| 0 track backs,
町を歩けば
● あふれかえる装甲車
今晩、食事会で訪れた九段下で、おびただしい数の装甲車を目撃した。
原爆記念日と関係あるのだろうか。
「普」とかいうマークのついたものもあり、普天間基地からきているということなのか。
どこからともなく沸いてくる迷彩色の車の隊列が都内の道を走行するさまは、なんだか違和感あり。

● もれなく見かける光景
夜、飲食街を歩いていると、最近もれなく見かける光景がある。
「ぐるなび」のプリントアウトを持って、目指す店を探す人々。

● 飲み会
昨夜はツーレの会社の暑気払いにジョインした。
店は珍しくトルコ料理。
なぜトルコ料理なのか?と問いただしたところ、ひとりが「世界三大料理が食べたい!」と言ったそうだ。フレンチ、中華は食べる機会がある。トルコ料理は以前食べてがっかりだったので、世界三大料理の意地をみたい、と。
集まったのは12名ほど。
私以外すべてツーレの会社の同僚。
ただしツーレは不在。
出張で出られなかった。

● グレッグ・レモン
先日のエントリー写真に対して、、、

* Email Frommarque さん
えっ、あれがグレッグレモンですか!!
学生時代、テレビでみた姿は面影も無く・・・・
なんか、、、あまりにもの違いに目が点になりました。

===
通の人の話によると、散弾がまだ体内に残っていて、過激な運動はできず、なかなか減量できないのだとか。
2009.08.06 Thu | 国内探索| 0 track backs,
高千穂遥先生の「ヒルクライマー」
SF作家として著名な高千穂遥先生が、このほど自転車にハマる人々の姿を小説に書き表す新作「ヒルクライマー」を上梓されました。

実は高千穂先生、「自転車で痩せた人」という本も出されたことがあるサイクリスト。
自転車仲間のオフ会にもお越し頂くことがあり、先日このご著書にサインをいただいた。

昨日も今日も飲み会なので、なかなか読む時間がとれずまだ読了していませんが、さすがに自転車乗りらしい描写が満載。
それでいて、自転車に乗る感覚の描写のみに終始するのではなく、しっかり練られたプロットが張り巡らされていて、そこはやはりSF作家さん。

読み終えたら、また感想など書きたいと思います。

ちなみに先日お会いしたとき、すごくスマートで、「痩せてますねぇ」としじみじ言ったらこんな答えが返ってきた。

『「自転車で痩せた人」という本を出したからには、もう太れないんです』

なるほど~


ヒルクライマーヒルクライマー
(2009/07/23)
高千穂 遙

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2009.08.06 Thu | Books| 0 track backs,
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