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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
ヴェネツィアのゲットーにて その7 ー ゲットーツアー
ヴェネツィア回想
六本木の「TSUTAYA」はコーヒーが飲める本屋さん。
それとはちょっと違うけど、書店の内部にカフェを併設している場所が、ヴェネツィアにある。
これ、場所はどこかというと・・・

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むろん、本日のこのDiaryのタイトルから推してわかるとおり、ヴェネツィアのゲットーのどこかには違いない。
具体的に言うと - 

実はこの店、例のゲットーツアー用シナゴーグの1Fの風景なのだ。

そう、かつて須賀敦子が訪れた場所。
ワンタッチの差でツアーに間に合わず、最初は諦めたものの、何度目かのトライで、最後は仕方なく次回のツアーまで待つことにしたというあの場所。

つっけんどんな窓口の人が、その日だけはふと思いやりを口にする。
ツアーの時間まで、上の博物館を見学していてはどうか、と。
で、彼女は博物館を先に見て、そこで赤ちゃん入れの白い封筒を発見する、というわけだ。

ところが、私が行った時は、博物館はもちろんあったけど(でも赤ちゃん入れはもう展示されていなかった)、それだけでなく、1Fはユダヤに関する書物を中心とした書店+カフェになっていた。

真新しいから、彼女の時代には、これはなかったはずで、もしこんな空間があれば、1時間潰すのはさして苦労にはならなかったことだろう。

シナゴーグの建物内に、こんな気の利いたスペースを設けるとは。
須賀さんが見たらなんと言っただろう。
時代の流れに驚きの溜息を洩らしたか。

もっとも、当時と今で、まったく変わっていなかったものがひとつある。
それは -



受付嬢のつっけんどんな態度!!

(写真の女性は受付嬢ではなく、カフェの女主人。こちらは愛想悪くはない)

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2009.06.28 Sun | Travel-Italy| 0 track backs,
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