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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
朝令暮改
以前町内会の持ち回り当番に当たったことがあった。
ひとりだけでなく、複数人が1年間当番をする。

あるとき、自治会内で、すごく変な風習があって、廃止論が出たときのこと。
喧々諤々討議の末、古株の人が、その風習ができた背景を話し始めるや、一同、「それなら、存続させよう」ということで一致した。
理由を聞けば、悪習とみえたその規則にも筋があり、頷けるのだった。

ところが、翌年、新しい当番の人たちが誕生すると、やはりこの変な風習が議論のテーブルに上ったらしく、あっけなく、廃止が決定したと事後に知らされた。

この当番のなかには事情通の人がいなかったのだな、そう思った。

そんなものなのだ。人がころころ変われば、意思決定もころころ変わる。
前任者が決めたことなど平気で白紙撤回。

だから、一国の首相が頻繁に変わるというのはあまり感心しない。
朝令暮改のもとになる。

フランス大統領の任期はかつてセプテナSeptennatと呼ばれた。
語源はラテン語で「7」をあらわす「septem」からきていると思われる。
(Septemberも、かつては7月という意味だったと聞いたことがある。昔は10月までだったので、2ヶ月ずれていると。)

そう、かの国では、任期は7年だったのだ。
*今では5年任期で再選は1回のみだそうだ。
シラクの2期目の時に期間が2年短縮され、サルコジになってからアメリカの如く再選1回と憲法が改正されたんだとか。

いずれにせよ、日本の首相の在任期間と比べて、この途方もない差は一体?
首相の寿命というサイトを見たら、
ー 戦後日本の「首相の平均在任期間」は796日
だそうだ。
7年以上務めた戦後の首相は佐藤栄作と吉田茂のみ。(ともに7年+xxヶ月)
3番目は小泉さんの1980日なのだとか。

今思い出すのは、以前呑みに行った友人の姿。
郵政民営化から1年後に会った郵便事業関連のその友人は、民営化に伴い雑務の嵐で大変だったと言っていた。
昨今のどなたかの発言を、戦々恐々として聞いているに違いない。
2009.02.11 Wed | Society| 0 track backs,
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