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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
加藤周一氏 → 矢島翠さん → 須賀敦子さん
下記の頂き物メールを読んで思ったこと:

・ そう、須賀敦子全集(河出書房新社)は解説陣が豪華ですね。

・ 参照されている「ヴェネツィア暮し」、読みたくなりました。がしかし、やっと「緋色のヴェネツィア」を読み終えて、同じく塩野七生さんの「海の都の物語」はまだ前半。あちこちからいろんな誘惑=本の紹介受けるものの、キャパが追いつかず・・

・ そういえば、まだ「塩1トンの読書」読んでませんでした。

・ 図書館で須賀敦子さんの「こうちゃん」を借りてきました。絵本なんですが、不思議な雰囲気をもつ物語です。

・ 下記の方もそうだけど、私の大学の友人にも、本をたくさん読んでいて、文章が実にうまい人がいます。でもそういう人たちに限ってBlogを持っていない・やらない主義。もったいないなぁ、と思うのですが。こういう人たちにこそネット上で文章を公開してほしい、もっと広く・もっと多くの人たちにあの上質な文章を読んでほしい、そう老婆心ながら思うわけです。



* 以下頂き物のメールから *

先週亡くなられた評論家の加藤周一氏。
「戦後日本を代表する知識人」の名こそ知れども、主義・著作ともに、とんとご縁が無い方でした。

・・・と、著作一覧を見るともなく見ていると、「羊の歌」の文字が。
家探しすれば、どこかに岩波新書が埋もれているはず。
読んだはずなのに、見事なまでに記憶に残っていないというこの体たらく。
とてものこと、「塩1トンの読書」とは程遠い有様です。

その須賀さんの「塩1トンの読書」の中に、「翠さんの本」という1章があります。
そこで紹介されている「ヴェネツィア暮し」の著者・矢島翠さんが、加藤周一氏の奥様。

(3人目の、そして最後の奥様だそうですが)
矢島さんは須賀さんの後輩にあたり、長らく共同通信記者を経て評論家・翻訳家になられた方だとか。
友人たちが押し掛けてきても良いように、と選んだゲストルームの多いザッテレの矢島家(加藤家?)に須賀さんも数日滞在し、『夜、帰る家がある』安心感に包まれた、と書かれています。

その「ヴェネツィア暮し」。

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加藤氏がヴェネツィア大学で教鞭を取られた8ヶ月間の、「暮らしてみたヴェネツィア」記。
たとえば、あの木の杭に支えられた島で、下水道はいったいどうなっているのか?
買い物やゴミ出しはどうするの?などなど。
そんな等身大の話題だけではなく、ヴェネツィア島巡り、天正少年使節の見たであろう風景に思いを巡らすなど、著者の歴史や音楽、美術への造詣の深さをも窺い知ることの出来る内容となっています。

矢島家のヴェネツィアでの暮らしを支えたのが、須賀さんの著書でもお馴染みのヴェネツィア大学教授・アドリアナ・ポスカロ女史。
そして、須賀さんが「この聖母だけでいい」と慰められたトルチェッロの聖母。
須賀さんのお名前はどこにも出ては来ないのですが、読み進むにつれて、ふと、須賀さんを思ってしまったりしたことでした。

ただ、私が読んだのは初版本。
上記にご案内した平凡社ライブラリー版には、須賀さんが解説を書いておられるそうなので、こちらもいつか読んでみなくては。
(須賀敦子全集第2巻は、矢島さんが解説を担当された由)

2008.12.10 Wed | Books| 0 track backs,
六本木ミッドタウン / 電光ツリー比較
ミッドタウンの電光ツリー 比較 去年と今年

● 去年 2007年
P1180331.jpg


● 今年 2008年
P1470285.jpg

去年とは色合いが違って見えたけど、もしかしてずっと粘っていれば同じ色合いに変わったのかもしれない。

ともあれ、遠くの木々の電飾に今年は白が加わった。

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2008.12.10 Wed | Travel-England| 0 track backs,
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