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日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
羞恥心
朝起きて目は腫れぼったいし、頭はガンガン。
お通夜の名残、強烈だなぁ、と思ったけど、よく考えれば頭痛のほうは二日酔いだ。
昨夜は10人ぐらいで焼き鳥屋へくりだした。
ビールとボジョレー、たいした量じゃなかったのに。

うちのツーレは1度だけAさんに会ったことがあって、夕食のとき思い出して涙ぐんでいた。
やはり信じられないようだ。
またまたしんみりした雰囲気だったのだけど、食後暫くすると、突如それを破るかのように、がんがん音楽が始まった。

DVDを見ながら一緒に「羞恥心」を歌い踊るツーレ。
テレビのリモコンをマイク代わりにして。
今年の忘年会の余興なのだ。
去年の「フラガール」に味を占めて、今年は3人で「羞恥心」やるって。

思い切り音程はずしまくってるし、踊りもへろへろよたよただけど、フリはほぼマスターしている。
それにしてもこの練習何回やるつもりだろう。
なんだかハマってしまって、さっきからもう10回以上やってる。

多分今年の忘年会でもウケルだろう。
ツーレ、音程が狂おうが、踊りがロボットみたいだろうが、お構いなしになりきり、踊り歌いまくっている。
どうやら羞恥心ゼロ。

Photo: 週末の目黒庭園続き

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2008.11.27 Thu | Private| 0 track backs,
Can't hold back my tears
焼き鳥屋で10人の仲間と別れてから、歩いて家に帰った。
1時間近くかかった。
電車に乗らなかったのは涙が止まらなかったから。
月曜からもやもやしていたけど、真っ暗闇をいいことに、初めて声をあげて泣いた。
道中嗚咽が止まらなかった。

月曜日に訃報を聞いた時から胸に鉛のようなつっかえを感じていた。
夜、突然目が覚めてあれは夢だったのかな?などと思ったり。
火曜日には胸の息苦しさが胃に下ってきたかのようにキリキリ痛んだ。
でも信じられなかった。
今晩のお通夜ですら、実感が沸かなかった。

亡くなる直前、携帯にメールをもらっていた。
それが突然心臓発作でまだまだこれからというときにあっけなく逝ってしまった。
あまりに生々しくて、本当に信じられない。
つい2日前も自転車でみんなと出かけたようで、楽しげに報告してくれた。

Aさんは、2000年、私がホームページを立ち上げた年から遊びに来てくれた。
彼はロードレースに関係するある情報を欲していて、私のサイトに辿り着いたようだった。

オフ会と称して10人以上でよく集まった。
思い出すたび、笑顔と優しい言葉しか浮かばない。
トクダネやDiaryにコメントももらい、幾度か紹介もしてきた。
彼の言葉は心底優しかった。
気遣いと思いやりに満ち、人のことを決して悪く言わなかった。

亡くなった朝、枕元にはジャージが置いてあったという。
我々の仲間と一緒に早朝トレーニングに行くはずだった。
お通夜の斎場には、日本の自転車屋さんオリジナルのバイクが一台。
そしてジャージが何枚か。
本当に自転車が好きだったのだ。

棺の中の彼は、もちろん自転車ジャージ姿。
目をつぶったままなのが信じられない。なぜ?

彼が亡くなる2日前の土曜日、偶然斎場と目と鼻の先のスタバに初めて行き、偶然コーヒーを飲んでいた。
だから今日は直前にGoogle Mapでちょいとチェックしただけで、斎場までは迷わずに行けた。
Aさん、私が方向音痴なことを知っていて、わざと2日前にあのスタバに導いてくれたの?

先日学んだラテン語がある。
こんな言葉はできるなら使いたくないな、と思った。
まさかこんなにすぐ使うことになろうとは。

Aさん、どうぞRIP ・・・ requiescat in pace(安らかに眠れ)
2008.11.27 Thu | Private| 0 track backs,
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