日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
池上本願寺の著名人お墓巡り
以前アメブロの方にブツ切りで入れた池上本願寺巡りを
記録のためFC2の方に一括まとめようと思いつつ、数か月経ってしまった。

昨今デジカメで大量に写真を撮るようになって、
以前より写真選びに時間がかかるのが災いしていると言える。

ブログを始めた1999年頃にはプリント式のカメラを使用していたし、
初めて使いだした2000年のデジカメはといえば結構重かった。
さらにまだプリント時代の癖を引きずっていたし画像も今ほどきれいではなく、
バシバシ撮ることもなく、
ブログに入れる画像を迷う時間がなく、効率的だった。

進化ってやつは、時に厄介だ。


さて、東急線の開通90周年記念池上線フリー乗車のチケットを手に入れて、
いざ出陣。


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池上駅で降りて、本願寺は歩いてすぐそば。

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宝塔の朱色が青空に映えてくっきり美しい。

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よく見うると河原の裏側は色とりどりなだけでなく、
蛇の頭を表していた。

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五重塔は遠目では沈んだ色彩に見えたのだけど、

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くすんだ朱色の肌地にー

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干支の彫り物が施されていた。
こちらは牛だったかな。

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巳年の蛇。
蓮の花と池の流れが表されていて、十二支の中では一番繊細な造形だった。

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いよいよ、お墓巡りに突入。
スタートはやはりこの人から。
力道山。

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記念碑も添えられている。
ご本人の彫像そのままに、堂々としたお墓だ。

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次に目指したのは狩野探幽。
狩野派は江戸狩野がさらに分家しているので、
離れた場所に浜町の狩野派などがあり、分散していた。
けれどそこまで行くには足場の悪い場所を下っていかねばならず、
このあと所要があった私は、狩野家のお墓参りは探幽さんのみにした。


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狩野の文字。

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紀伊徳川家のお墓もあり、大田区文化財になっていた。

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谷中霊園や増上寺のお墓群を思い出す。

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政治家大野伴睦のお墓も立派。
同氏はプロレスのコミッショナーを務めたこともあり、
力道山には肩入れしていたと聞く。

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大野氏のお墓を守るかのように、吠える虎。

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五重塔を見渡す日当たりのいいロケーションには幸田露伴が眠る。
露伴幸田の文字。

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帰りがけには一旦お墓を出たところにある英一蝶のお墓。
何度か改葬されるなどした後に、
今はこの場所に落ち着いている。
墓地というより道のわきにあるので、やや違和感はある。

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彼の絵はそれほど目にする機会は多くはないので
画風がつかめていないのだけど、
狩野派を破門されたことがあるというので、
源流はやはり狩野派なのだった。
下部には「英」の文字。


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次回は狩野派のお墓を総ざらいしたい、
などと野心を燃やしている。
2017.12.24 Sun | 国内探索| 0 track backs,
小石川後楽園の紅葉が見ごろ
小石川後楽園の紅葉が「最盛期」、という公式サイトのツイートを見て、
慌てて土曜日の朝一で行ってきた。


朝9時の開園直後に入ったのだけど、10時過ぎに出るころには
20人ぐらいがチケット売り場で列をなしていた。

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こちらは旧水戸徳川家の江戸上屋敷だけあって、庭のあちこちに
「見立て」などがあり、石ひとつにも意味があって、奥深い。

こちらは屏風岩。

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こちらは梅園そばの紅葉。
四季折々の花が楽しめるけれど、紅葉の季節が終わったら、しばし
色彩的には寂しい時期が続く。

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都内の庭園の紅葉比較をすると、赤味が一番多いのは
こちらの公園だと思う。


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こちらは内庭。以前こちらの紅葉がすばらしかったと記憶していたのだけど、
陽の光が当たっていないせいもあり、色はいまひとつ。
太陽の向きが変わると、また違って見えるのだろう。

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なお、園内の色づきの進行具合は入り口付近と奥とでは異なる由。
入り口付近の色合いを基準に入園すると、奥の方はすでに散っていた、
などということもあるのでご注意を、とのこと。

要はこの時期何度か足を運ぶのがよいということか。

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2017.11.26 Sun | 国内探索| 0 track backs,
旧古河庭園のトリビア
1度で何度もおいしい旧古河庭園。

先日触れた書庫の通風孔にはこんな模様が。

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実は古河家の家紋なのだそうだ。

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さらに、書庫の屋根にも秘密が。
洋風建築なのだけど、屋根には鬼瓦を模した装飾がついている。

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それだけではない。
庭園内の石段にも工夫が。

最上段の階段は、シンプルでお固い石づくり。


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下に下るほど、敷石がやわらかいフォルムになっていく。
これは書道でいうところの「真」「行」「草」に相当する。

一番上はお堅い楷書(真)。
下に行くほど草書文字、つまり崩し文字の世界になっていく、
という仕掛け。


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日本人の繊細さ・美意識おそるべし。
2017.11.24 Fri | 国内探索| 0 track backs,
穴場の紅葉:旧古河庭園
北区西ヶ原にある旧古河庭園は、ジョサイア・コンドルの手による洋館と
春と秋に咲き誇るバラの庭園として名高いけれど、
裏側には広大な日本庭園が広がっていて、紅葉も実は侮れない。


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もともと陸奥宗光の別邸だったものの、跡継ぎの流れで
古河財閥系が管理するようになり、同財閥3代目当主・古河虎之助氏が
現在の形に整えた。


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こちらの日本庭園は造園家として知られる小川治兵衛が手掛けたと聞く。

小川治兵衛といえば、古河家だけでなく、住友、三井、岩崎(=三菱)、細川らも
こぞって造園を依頼した名人で、名家御用達の庭師だった。


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ここはバラと紅葉が同時に見られる稀有な場所なのだが、
残念ながらバラと紅葉をうまく写真に収めることはできなかった。
雰囲気だけ・・こんな感じ。
丁度先の週末は、
秋バラはそろそろ終わり、紅葉がそろそろ見ごろ、という主役入れ替わりの時期だった。

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洋館やバラ園の欧風の雰囲気と、
和風庭園の2つが楽しめる一石二鳥の旧古河庭園。
桜の木は余りないものの、洋館を見渡せる位置にあり、
なかなか素敵な光景だ。(以下参考)

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一足先に満開のしだれ桜を堪能: 旧古河庭園編(穴場)(今年の4月のエントリー)


さらにツツジもこの庭園の隠れたエース。
残念ながら今年は体調不良でツツジの時期の古河庭園を訪れることはできず、
来年こそリベンジを、と思っている。

つまりまた来年も、年間パスをお買い上げかな。
9庭園すべてで使えるパスポート以外に旧古河庭園専用のパスポートもある。


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こちらの庭園は3段階に高さが設定されていて、
高台には憩い庵があり、そこから下の紅葉が見渡せる。

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5月に咲き誇るつつじの丘も、赤く色づいていた。


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2017.11.21 Tue | 国内探索| 0 track backs,
瀬戸大橋は美しいね
福山・岡山の旅で、東山魁夷せとうち美術館に行ってきた。

この美術館は四国側にあり、岡山からは電車で向かったのだけど、
電車で海を渡る経験にちょっとわくわくしてしまった。
電車で海を渡る・・ヴェネチア以来の体験だ。


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窓の外には、いくつもの島が浮かんでいた。

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美術館は、瀬戸大橋と目と鼻の先というロケーション。
人影はほとんどなかったけれど、緑の多いとても整った素敵な場所で、
週末ともなると、訪れる人も多いに違いない。


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穏やかな青い海に浮かぶ白い橋。
洗練されたフォルムだなぁ。

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女性的な瀬戸大橋に比べ、
展望台はごつごつした幾何学的な形で男っぽい。


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人があまりいないせいか、はたまた人工的なにおいがするせいか、
近未来に迷い込んだかのような、
あるいはジョルジョ・デ・キリコ の絵の中に入り込んだかのような
ちょっとシュールな感覚だった。

2017.10.17 Tue | 国内探索| 0 track backs,
古河庭園の温室花壇
秋のバラが見ごろを迎えた古河庭園。

いつものように建物全体の写真をパチリ。
この時は何も感じなかったのだが ・・・

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動いて違う角度から撮影して、小さな叫び声を思わず挙げた。
右端の突出部にご注目。
こ、これは・・・!

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上の写真の右側にまわって撮影してみた。

1階部分がメインの建物よりもズズズっとでっぱっている。
(下の写真左側の突出した部屋)

これって、プルーストの小説に出てくるjardin d'hiverではないか!
直訳だと「冬の庭」、だけど、日本語では一般的に「温室花壇」と訳される。

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温室花壇とは、
応接室とはセパレートになっていて、
屋外と室内の要素を半分ずつ兼ね備えた小部屋のことだ。

冬でも温室のようにぬくぬくできて、
密室の庭、といった様相になる。
ところがガラス張りなので、実は外から中が丸見えなのだ。


ということで、中をのぞいてみた。
あら おしゃれ。

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アールデコのような直線使い。
緑と白というのはやはり緑=温室を意識してのことなのか?

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そして肝心のバラはというと、
春のバラより少しだけおとなしめかな。
それとも雨降りの天候のせいでやや寂しく感じるのか。

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窓辺の風景が今回印象に残った。
窓ごとに下に咲き誇るバラの色が異なっていた。

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雨粒の衣をまとった淡いバラの花。
雨のおかげで違う表情を見ることができた。

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これまで古河庭園は10回以上来ているし
確かにあの出っ張った部屋のことは記憶にある。

けれど温室花壇、とことさら意識することなく
建物の一部として軽くとらえていただけだった。

「失われた未来を求めて」第二巻を読み始めて初めて
「温室花壇」としてはっきり認識できたのだった。

それにしてもこのお宅、大正期の建物だというのに洗練されている。
設計者はかのジョサイア・コンドル、と聞けば納得だ。

以前展覧会で、コンドルの建築様式はルネサンス様式、と聞いた記憶がある。

これがルネサンス様式なのかどうかよくわからないけれど、
折衷様式と言ってもいいのではないだろうか。

2017.10.14 Sat | 国内探索| 0 track backs,
かっぱ橋道具街 道具まつりに行ってきた
普段使いの白い大皿がほしいと思っていた。

ただの白だけではいや。
でも柄は最低限、できれば白一色で浮彫飾りのものがいい。

普段の大皿はこれまで引き出物でいただいた花柄皿を使い、
ちょっとおしゃれに行くときは海外ブランドやノリタケを使ってきた。

でもその中間のものがない。
おしゃれだけど、気を遣わずに洗えるお皿。
気軽に使えるけど、飽きが来ない上品な柄のもの。

具体的には、丸くて大きくて、白くてシンプルだけどそっけないものはだめ、
となるとなかなか見つからない。


そんな矢先、丁度かっぱ橋道具街で道具まつりがあると聞き、
覗いてみることに。

先日かっぱ橋は行ってきたので、店の配置は大体偵察済み。
洋食器の取り揃えが多い店は大体把握している。


ところが行ってみると、店先にならんだ目玉品は確かに安いのだけど、
洋食器は対象外。
金色の線の入った上品で薄いお皿などは店の奥に相変わらず鎮座している。

やっぱり世の中甘くはないのだ。
上品で高級な洋食器を安く手に入れて普段使いに、、、という目論見はあえなく撃沈。

仕方ないので食材屋さんでパスタを購入。
500gのこれが1袋200円。
安いけれど、激安とまではいかない。
とにかくなにか戦利品を、という目標だけは辛うじて達成。


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で、帰りかけたところ、こんなお皿を発見。

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色や柄はないけど、なにかアクセントがあり、
普段使いに惜し気なく使える一方で、それほどチープな感じもない、
という私なりの規格に一応合格している。

値札を見ると、1000円以上のものだけど、
一律500円均一になっていた。

大皿はほかにスペイン風の花柄のお皿などがあったけれど、
800円が500円になっている程度。
つまりこの白いお皿の割引率はワゴンの中ではピカ一だった。

というわけで、500円のこのお皿を2つ購入。
あくまで普段用なので5枚セットで買う必要はない。


家に帰って夫を驚かせようとたくらんだ。
このお皿の中央にお料理をどかっと置いて、
お料理を食べてしばらくすると、初めてハートに気づく、というラブな企画だ。

ところが----!
ショックなことに、
料理を出す前に洗うために流しに置いておいたこのお皿を夫が発見してしまった。

ちぇっ、ネタバレしちまった。


そういえば新婚早々の時もそうだった。
ハート形の目玉焼きができるフライパンを買って、
初日の朝、ハートの目玉焼きで驚かせようと思ったら、
いきなり盛り付け前にのぞき見してしまって、
サプライズが台無しになった。


普段私が髪の毛をバッサリ切っても気づかないくせに、
食べ物となるとやたら臭覚が効く変な奴なのだ、我夫。


2017.10.07 Sat | 国内探索| 0 track backs,
幸手権現堂堤の彼岸花
先日、今年は咲き乱れる彼岸花を見る機会がなかった、、
と書いたけれど、、、

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夫が用事で幸手に行ったときに、
権現堂堤の彼岸花の写真を撮ってきた。

これは町おこしの結果なのだろう。
以前はこんなふうにあたり一面の曼殊沙華、という光景では
なかったそうだ。

けれど、堤のスペースを思う存分活用して、
春には桜と菜の花、
秋には曼殊沙華、
を目玉にしたそうだ。
インスタグラム流行の昨今、いつの間にか観光地化したという。


そしてこんな撮影会?も。
笑わないキャラだそうで、カメラを向けても口は真一文字。

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やや終わりかけではあるえけれど、
量が多いので、先週末まではギリギリ盛りといえる感じだった。

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かなりきつい赤色なので、このようにまばらに植わっているほうが
可愛らしい。

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なんとも独特。
進化の過程でなんらかの理由でこのようになったのだろう。

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そして幸手に来たら、一足伸ばして、
人気のパン屋さんCimaiに行くのもいいかもしれない。

といっても歩くと30分ぐらいかかるけど。

2017.09.26 Tue | 国内探索| 0 track backs,
酔いしれた!靖国神社の「みらいとてらす」は9月24日まで その1
靖国神社では、目下「みらいとてらす」が開催中。
闇夜に浮かぶ様々な表情の光が幻想的でおススメです。

昼間から様々な催しがあるようだけど、特に日没後がおススメ。
光の演出が施されている。

メインの見せ場は奥の方(相撲場まで)なので、丁寧にみていると、意外に時間がかかる。
20時過ぎに到着し、最後の一つを見る前にタイムアウト。
(相撲場に設けられていたみらいとてらすは20:45には終了していた。

鳥居下と遊就館ではプロジェクションマッピングがあり、
後者のものは、丁寧な作りで見ごたえがあった。

遊就館のプロジェクションマッピングはこんな感じ。
四季折々の表情を映し出していた。


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みらいとてらす
2017.09.23 Sat | 国内探索| 0 track backs,
芝離宮の彼岸花
彼岸花が丘一面に咲いている光景をツイッター上で目にした。
関東にも名所が何カ所かあるようだ。

見に行きたかったけれど、福山旅行のせいもあり
機を逃してしまった。

というわけでささやかに清澄庭園と旧芝離宮恩賜庭園で我慢。

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中でも芝離宮はまずまず。
何カ所かにまとまって咲いていた。

清澄庭園よりは量は多い感じ。


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今週末はもう枯れているだろうな。
2017.09.23 Sat | 国内探索| 0 track backs,
小笠原伯爵邸
先月訪れた小笠原伯爵邸は、
朝香宮亭や岩崎邸ともまた一味違うハイソな邸宅で、
ハイカラなセンスに満ちていた。

とくにくつろぎの間にあるステンドグラスは
微妙な色合いのグラデーションで彩られ、
ガラスに入る格子模様に沿った斜めのフォルムも秀逸だ。

以前触れたことがある、かの一流ステンドグラス作家・小川三知氏の作だという。


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てんこ盛りの花々が控えめな華やかさを演出。
開花したマーガレットとつぼみとシンプルな葉脈をもつ葉
というシンプルなモチーフがいとおしい。


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近づくと、螺鈿のような光を放つパステルカラーのごく微妙な変化で
全体の統一感を持たせている。


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邸宅へのアプローチにも心躍った。
庇にはすりガラスと黒を組み合わせた花柄。
アールデコとアールヌーヴォーに近いけれどそれとは違う。
スパニッシュスタイルなのらしい。


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重厚なカーペットや華やかなライト、花柄の半円の窓は
ゴージャスでありながら、
茶系で渋くまとめられ、けばけばしくならないその加減が心憎い。

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東新宿のそばにこんな豪華絢爛な邸宅が残っていたなんて全く知らなかった。
数年前に知人から聞くまでは。

無理もない。
入り口はこんな感じで建物は奥まっている。

道路側から見ると地味そのもので、
足を踏み入れない限り、あんなまばゆいばかりの邸宅が隠されているなんて
気が付かないのだ。


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2017.09.19 Tue | 国内探索| 0 track backs,
中国四国地方への小旅行から帰宅
中国四国地方への2泊3日の旅を終えた。
もともとお盆時に行く予定だったのだけど、
週間天気予報で最高気温34度の気温予想が出て、
これは無理、と予定を変更したのだった。


というのも、メインの目的は、広大な禅寺散策。
何時間も屋外で過ごそう、という計画だった。

炎天下でそれは無理だ。

なんとか9月に変更したのはいいけれど、今度は台風の心配があった。
天気予報とにらっめっこの日々。

大丈夫そうかな、と思った矢先、
出発の数日前になって台風接近のニュースが出てしまう。

ホント、台風っていうのは急に発生するから油断できない。

ちょっとはらはらしたけど、
結果的に、中国地方直撃前になんとか3日間の予定をこなすことができた。


当初の予定は、
1日目:坂出の東山魁夷美術館
2日目:岡山市内観光+福山へ移動して鞆の浦観光
3日目:禅寺に4時間滞在

だった。

けれど3日目が1日雨と知り、
急きょ2日目と3日目を入れ替え。


おかげで2日目の岡山市内観光が吹っ飛んだけれど、
禅寺には5時間滞在し、夫は露天風呂にも入ることができた。

私も入りたかったけれど、16時でお風呂は終わり。
15:30からの入浴だと、30分しかない。
髪の毛を乾かすことを考えたら、あまりに慌ただしくて
私はパスして、代わりに日中整備のために立ち入りができなかった
庭の方にひとりで散策に行った。


途中、愉快な石仏を見かけたりして、ラッキーとはしゃいでいたら、
とんでもないことになった。
人気がない場所だったこともあり、虫が大量発生している箇所があった。

まだら模様の正体不明の虫(蜘蛛とコガネムシと蛾を足したようなやつ)が
群れを成して飛び回っている箇所ではぎゃーっ、と本気で叫び声をあげながら駆け抜け、
激しく音を立てる藪蚊が現れた時は、こんなのにかまれたら
著しく腫れてしまう、とばかりに狂おしいほどに手を振り回して逃走。

ぬかるんだ石段を駆け下りようとしたら、足元はぬかるみ
苔と毒キノコみたいな気味の悪い白っぽいキノコがびっしり生えている。
ひぇー、と再び叫びながら、足元を確かめつつ駆け下りた。


そして3日目はやはり1日中雨。
海辺に行ったので特に風が強く、傘を差しながら、
時に煽られながら旧家見物にいそしんだ。

体力を耗したせいか、帰りの新幹線では後半爆睡。

けれど持って行った「風の影」は読み終わり、
そこそこ満足して旅を終えたのだった。
2017.09.16 Sat | 国内探索| 0 track backs,
合羽橋初体験
週末、銀座から六本木に移動する途中、
1時間半ほど時間が余った。

どこかで時間つぶしを・・・と思ったとき、
合羽橋に行こう!と思いついた。

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最近外国人観光客がたくさん押し寄せていると聞く。
日本人の私が行ったことのない場所が、
よその国の人にもてはやされている。

行っておかねば、、とかねがね思っていた。
丁度普段使いのお皿も欲しいと思っていたところ。

この普段使いのお皿というのがなかなか難しい。

しゃれたブランドのお皿は
スペシャルな時にしか使いたくない。

かといってxx銀行のギブアウェーなどは
惜しげなく使えはするけれど味気なさすぎる。
毎日使うには愛着がわかない。

シンプルで飽きがこなくて、
でも分厚い大安売り品でなく、
なるべく薄めで品がいいもの、
できれば食べ物が映える白いものがいいけど、
ただ白いだけのお皿は面白くないので
例えば彫り模様が浅くついているものがいい、、、
などと思ったら、これがなかなか見つからない。

合羽橋といえば調理器具だけでなく
食器も豊富のはず。
しかも田原町には一度も足を踏み入れたことがない。
この町を一躍有名にした食品サンプルも見てみたい。
丁度いい、メトロパスもあることだし
合羽橋に行ってみようと思い立った。


田原町駅から行くと、手前には食器類のお店がズラリとあり、
奥の方に行くと食品サンプルの店がちらほら見つかった。

こちらのお店は、ビールとお寿司のオンパレードだった。

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時間的に制作イベントは終わっていたけれど、
小物だけでなく、海産物などの大きいサンプル品もあった。

どいうところで使うのかな。

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結局お皿は帯に短し・・・という状況で
買わずじまい。

というか、次の予定場所にお皿持参で行くのもなんだなぁ
と、気持ちが萎えたというのもある。

割れてしまっては元も子もない。

ざっと見た感じ、食品はスーパーで十分
わざわざここまでくる必要はないと結論。

ただレストランをオープンしようという人には
よさそうだ。
お手軽に一式が揃ってしまう。
下宿先が決まった大学一年生が
ニトリへ直行し、完璧な学生の部屋が瞬く間にできてしまうように。

私はといえば、
レストランオープンの予定もないし、
食品サンプル作りに興味もないので、
一度行ったら気が済んだ。

リピートはないかな。



2017.08.29 Tue | 国内探索| 0 track backs,
邸宅巡り お気に入りの場所: 青淵文庫
 渋沢栄一の青淵文庫で室内コンサート

飛鳥山公園の緑に抱かれて、
静かに佇む青淵文庫。

青淵文庫とは、渋沢栄一氏の80歳+子爵への昇格を祝って
財団が氏に寄贈した書庫兼接待場所だ。

ステンドグラスが美しく、
細部の浮彫や着色などもさりげなく素敵。

外から見ると沈んだ色なのでよくわからないけど、
窓上部の4つの模様がステンドグラスだ。

棕櫚の木など、南国風。


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ステンドグラスを内部から眺める。
幾何学的な草花模様に見えるけど、実は動物が隠されている。

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右側には上り竜。
ちょっと竜の表情は見にくいけれど---

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左側の下り竜の方は表情がよく見える。
2本の角と、口元には歯が覗いている。

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じゅうたんには家紋や

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恐らくコウモリ=蝙蝠の絵柄。
カステラの福砂屋同様、吉祥の意味を込めたものだろう。


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数週間前の週末、ここで室内コンサートが開かれた。

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コンサート開始直前に到着したため、最前列の席しか空いておらず、
1mの距離でバイオリンの音色を聞くことになった。

すごい、迫力。
なんとものびやかで、つややかで、
心に食い込んでくるような力強さだ。


演奏は、新日本フィルハーモニー交響楽団の方たち。

ヴァイオリンx2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスで、
演目は:
・モーツァルト ディvセルティメントK136、
・ヴェルディ「ドン・カルロ」より「ひとり寂しく眠ろう」
・ムソルグスキー「禿山の一夜」
・シュトラウス「美しく青きドナウ」

馴染みのある曲ばかりで、身をゆだねやすい。

かつて渋沢栄一氏の書で満たされていたという青淵文庫。
(今は漢籍などの所蔵書は都立図書館に寄贈)


往時の面影をとどめ、
時を閉じ込めた静謐な空間で聞くクラシックはまた格別なり。

2017.08.05 Sat | 国内探索| 0 track backs,
そして松本零士さんの提灯も

アーティストコーナーにあった
松本零士さんの提灯も、やはりひときわ存在感を放っていた。


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ああ、これはやっぱり真っ暗な中で見てみたい!

2017.07.15 Sat | 国内探索| 0 track backs,
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