日常風景 * 写真・文章 Copyright@”Mas Ciclismo Diary”
スイス/ ラウターブルンネン カレンダーで旅する
 カレンダーの地を求めて

以前のエントリーでも書いたのだけど、小さい頃カレンダーの風景に登場した
スイス、ラウターブルンネンの景色が忘れられず、
成人してから一人旅でふらりと行ってきたことがある。

驚いたことに、今年頂いたカレンダーの表紙が、再びラウターブルンネンだった。

風光明媚な写真スポットなのらしい。
今年のカレンダー:


写真 (70)


私のラウターブルンネン:

P1670129a.png


比較:

写真 (702)P1670129ab.png



私はそばから、カレンダーは望遠で撮影しているけれど、
場所はまったく同じ。

P1670129-2.jpg


カレンダーにあった滝を求めて、駅からあてどなくテクテク歩いた覚えがある。

辿りついた滝が、いつかカレンダーで見たそれと一緒か不明だったけど、
同一と断定して、引き返した。
どのぐらい歩いたか覚えていないけど、余り遠くへ行きすぎると帰りの
電車が不安だったので、上の写真を撮って目的達成とした。

この滝、あまり近づきすぎると景色が今一になってしまうのだ。

P1670131-2.jpg

それにしても素敵な場所だった。
ラウターブルンネン。

名前しか知らず、地球の歩き方にも掲載はなく、
駅で降りて適当に歩いただけだったけど、
5月の陽光に包まれ、カウベルが谷間にこだまして、
まるで別世界だったのが忘れられない。

P1670133.jpg


カレンダーに惹かれた旅は、ドイツでもある。
ロマンチック街道沿いの地味な村、タウバービショップスハイムで降りて
適当に宿を探して一泊したこともある。

カレンダーだけしか手がかりがなく、今考えれば適当な旅だった。
軽い思い付きではあったけど、思い出はこうして深く残っている。


ということで、ラウターブルンネンで始まった2015年。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
カレンダーの写真にあこがれて - ラウターブルンネン + 謎のヒアシンス
先日触れた新田次郎の写真展は、日本の名峰中心だったのだが、
片隅の方に、新田氏が心酔したというスイスの山々の写真もあった。

その中で私の目をくぎ付けにした写真が1枚。
山を背景にした水しぶき飛び散るラウターブルンネンの滝の構図。

なつかしーー、狂喜狂乱、眼をぎらぎらさせながら、食い入るように見た。

私が独身時代行った場所。
私が写真を撮ったのと、ほぼ似たような構図。
My Photoはこれ。

P1100807-nodate[1]


入社直後、一人、夏休みをとって出かけたヨーロッパ。

ユーレイルパスであちこちまわり、行程に真っ先に入れたのがこの場所。
幼い頃、カレンダーの写真で、大きな滝が印象的なこの光景を見て、
憧れた。

そして、いつか大人になったら絶対行きたい!と。
その時のカレンダーにはドイツのタウバービショップスハイムののどかな田舎の風景もあって、
こちらもこの時に訪れた。


ラウターブルンネン。
ガイドブックもなにも持たず、ただ、登山電車などを乗り継いでこの名前の駅で下車して、
適当に歩いた。

その方向で会っている、と自信があったのか、それとも遠目から滝が見えたのかは忘れたけれど、
1時間てくてく歩いてこの恋い焦がれたスポットまで辿り着いた。

もっとそばまで行きたかったけれど、その先どれほど歩けばいいのか見当がつかず、
もうこれで満足、と駅まで引き返した。

この時の収穫は、予想以上に大きかった。
ただ単に心で温めていた瞼の裏にある景色と再会できただけではなく。

駅を降りた途端、谷間にカウベルがこだまし、草原でゆっくりと草をはむ牛たちに迎えられながらの山歩き。

カランコロン、カランコロン、、、
なんともいえず麗しい鐘の音が、澄み切った青空へと吸い込まれていく。
カランコロン、カランコロン、、、
心地よい交響曲はまるでメルヘン。夢の中を歩いているかのようだった。

目だけでなく、耳から吸い取った異国情緒に、ただ感激してしまい、
滝が引き合わせてくれた思いがけないご褒美で、心が満たされた。。。。

そんなあの時に、新田次郎展の一枚を引き金に、一気に引き戻されてしまったのだった。

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そして先日手元に届いたTannyGucciさんからのメール:


今日のエントリー(都会でヨーデル)を拝読して、高校・大学と
ワンゲルに在籍し、新田次郎や白旗史郎にもかなり入れ込んでいたもので、
ついついメールを書かせていただきました(笑

今、手元にはないのですが、新田次郎の「アルプスの谷 アルプスの村」
という紀行本で、冒頭訪れたのがたしかユングフラウだったと思います。
この本は、新田次郎の著書の中ではエッセイで楽しく読みやすいので、
おすすめです。本格的な山岳小説は、「強力伝」や「芙蓉の人」など
苦しくとも前向きなものもありますが、「八甲田山」など遭難が
メインテーマで重苦しい本が多いので、その舞台になった山に向かう時は
正直憂うつでした(笑


さっそく「アルプスの谷 アルプスの村」を手にとった。

実は新田氏の娘咲子さんが展覧会にコメントを寄せていて、お父様の作品の中で、
「アルプスの谷 アルプスの村」と、対局的なもう一冊がお気に入り、と書かれていた。

この作品は、氏が愛してやまなかったソーリオの街の記憶など、思い入れの強いシーンが綴られているとのこと。

まだ冒頭の20ページ程度しか読んでいないけれど、これは昭和36年のアルプス。
電車のシートが木のベンチで驚くシーンなどが登場し、白い心で見たスイスの村々には、驚きがいっぱい詰まっているようだ。


さて、あの時のエントリーに入れた謎のヒアシンス。
3人の人からアガパンサスと教えて頂いた。

それぞれ教えて頂いたURL:
http://instagram.com/p/MzLA4smsuu/ (驚いたことに、これは美術に造詣が深い「青い日記帳」の方の写真らしい。)
http://www.hana300.com/agapan.html(こちらはお花図鑑)

そして、mogさんからは、このメール。
ご主人(愛称ウルリッヒ)が、いいえて妙なあだ名をつけている:

最近よく見かけるお花は『アガパンサス』ですね。
 わが家のウルリッヒはこの花のことを、青いヒガンバナと言ってます。

クラシックの本場:ザルツブルク
ザルツブルクオーストリアのザルツブルクには、モーツアルトの家が2つある。生家とその後に住んだ住居と。川をはさんで別々の側にあるが、徒歩でいける範囲。

そのほかモーツァルトにちなんだ場所があちこちにあり、あー、本場クラシックの町だなという実感。

実は英国に3ヶ月ほど留学していた時、クラスにオーストリアの生徒がいた。で、彼女はいつもウォークマンを聞いていたのだが、曲を聴いたら全てクラシック音楽だった。

日本の学生でクラシックばかり聞いている人ってそういないと思うが、オーストリアに行って感じた。クラシックがすごく自然にからだに入ってくる土壌がある。本場だものな。

写真は生家の方。駅から見ると川向こうにある。
フラウミュンスター教会 : シャガールの見事なステンドグラスが見られる教会(チューリッヒ)
今年チューリッヒに行った際、是非見ようと張り切っていた教会がある。その名もフラウミュンスター教会。スイス観光局のパンフレットで見つけたのだが。なんでもシャガールの見事なステンドグラスが見られるという。

宿から歩いて10分ぐらいだった。快晴のその日、地図を片手に元気よくでかけた。場所は方向音痴の私でも問題なさそう。というのも、チューリッヒ湖に注ぐリマト川の川沿いにある。川の対岸を結ぶケブリュッケより1つ駅寄りの橋を渡ると目の前だ。

簡単に見つかったはいいが、がくっ。閉鎖中。なんでも改装工事のため、06年4/18から07年4/8まで閉鎖だとか。

帰国して、なんとかそのステンドグラスを見てみたいとサイトで検索をかけたらヒットした。実物をいつか見てみたいものだ。
ステンドグラスの写真=>(琉球大学のサイトらしい。)
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~funaki/EUROSPEECH2003/pic9-11-2.html

写真はフラウミュンスターの対面にあるグロスミュンスター教会。
列車で食べる
オーストリアからチューリッヒへ向かう際、マリアテレージアというオーストリア鉄道に乗った。直通で乗り換えなし。

昼食時をはさんだので食堂車に行った。まずくて高いというイメージがあったけど、メニューはなかなかどれもおいしそうで(写真が)、値段も1000円程度~とリーゾナブル。

隣のテーブルの人が食べていたのがスモークサーモンサラダ+パンのセットだったのだが、ボリュームがあっておいしそうだった。これとコーヒーを注文。

おいしかったぞ。オーストリアとかスイスって物価が高いんだけど、生ハムとかスモークサーモンみたいに日本で高いものについては、割高感が少ない。

現にオーストリアの素っ気無い例の宿でも、朝食にはビュッフェにたっぷり生ハムがおいてあった。

というわけで、この2国にいたときは、割高感が少ないスモークサーモンをよく食べた気がする。
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